C#のSystem.Consoleクラスとは?主なメソッド一覧をわかりやすく解説
System.Consoleクラスとは
C#のSystem.Consoleクラスは、コンソールアプリケーションにおける「標準入力」「標準出力」「標準エラー出力」の各ストリームを表すクラスです。このクラスを利用することで、コンソール画面へのテキスト表示、ユーザーからのキーボード入力の受け付け、エラーメッセージの出力など、コンソールアプリケーション開発に不可欠な操作を行うことができます。
また、画面のクリアやビープ音の再生、カーソル位置の制御といった補助的な機能も提供しており、C#でのコンソールプログラミングの中核となる存在です。
System.Consoleクラスの主なメソッド一覧
以下に、System.Consoleクラスが提供する代表的なメソッドをまとめました。
| No. | メソッドと説明 |
|---|---|
| 1 | Beep() コンソールスピーカーからビープ音を鳴らします。 |
| 2 | Beep(Int32, Int32) 指定した周波数と継続時間でビープ音をコンソールスピーカーから鳴らします。 |
| 3 | Clear() コンソールバッファおよびそれに対応するコンソールウィンドウの表示情報をすべて消去します。 |
| 4 | MoveBufferArea(Int32, Int32, Int32, Int32, Int32, Int32) 画面バッファ内の指定した転送元領域を、指定した転送先領域へコピーします。 |
| 5 | MoveBufferArea(Int32, Int32, Int32, Int32, Int32, Int32, Char, ConsoleColor, ConsoleColor) 画面バッファ内の指定した転送元領域を転送先領域へコピーし、さらに塗りつぶしに使用する文字と前景色・背景色を指定できます。 |
| 6 | OpenStandardError() 標準エラーストリームを取得します。 |
| 7 | OpenStandardError(Int32) 指定したバッファサイズに設定された標準エラーストリームを取得します。 |
| 8 | OpenStandardInput() 標準入力ストリームを取得します。 |
| 9 | OpenStandardInput(Int32) 指定したバッファサイズに設定された標準入力ストリームを取得します。 |
| 10 | OpenStandardOutput() 標準出力ストリームを取得します。 |
| 11 | OpenStandardOutput(Int32) 指定したバッファサイズに設定された標準出力ストリームを取得します。 |
| 12 | Read() 標準入力ストリームから次の1文字を読み取ります。 |
| 13 | ReadKey() ユーザーが押した次の文字キーまたはファンクションキーを取得します。押されたキーの内容はコンソールウィンドウに表示されます。 |
よく使われるその他のメソッド
上記以外にも、実務で頻繁に利用される重要なメソッドがあります。
- Write(String):指定した文字列を改行なしでコンソールに出力します。
- WriteLine(String):指定した文字列を改行付きでコンソールに出力します。
- ReadLine():標準入力から1行分の文字列を読み取ります。
- ReadKey(Boolean):押されたキーを取得するかどうかを引数で制御しながらキー入力を受け付けます。
- SetCursorPosition(Int32, Int32):コンソールウィンドウ内のカーソル位置を設定します。
これらのメソッドを組み合わせることで、対話型のコンソールアプリケーションを柔軟に構築できます。詳細な仕様については、Microsoft Learn(MSDN)の公式ドキュメント「System.Console クラス」を参照してください。
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