C#の固定小数点(F)書式指定子とは?使い方をサンプルコードで解説
C#における固定小数点("F")書式指定子は、数値を「-ddd.ddd…」という形式の文字列に変換するためのものです。
"-ddd.ddd…"
ここで「d」は1桁の数字(0~9)を表します。負の数の場合は、先頭にマイナス記号(-)が付きます。
基本の使い方
たとえば、数値 212 に対して「F3」書式指定子を適用すると、小数点以下3桁が追加され、次のように表示されます。
212.000
「F」の後に続く数字で、小数点以下の表示桁数を自由に指定できます。「F」だけを指定した場合は、既定で小数点以下2桁が表示されます。
サンプルコード
以下は、「F」「F3」「F5」の各書式指定子を使った具体的な例です。
using System;
using System.Globalization;
class Demo {
static void Main() {
int val;
val = 38788;
Console.WriteLine(val.ToString("F", CultureInfo.InvariantCulture));
val = -344;
Console.WriteLine(val.ToString("F3", CultureInfo.InvariantCulture));
val = 5656;
Console.WriteLine(val.ToString("F5", CultureInfo.InvariantCulture));
}
}実行結果
38788.00 -344.000 5656.00000
ポイントまとめ
- 「F」単体で指定すると、小数点以下2桁で表示されます。
- 「F3」なら小数点以下3桁、「F5」なら小数点以下5桁というように、任意の桁数を指定可能です。
- CultureInfo.InvariantCulture を渡すことで、カルチャ(地域設定)に依存しない一貫した出力が得られます。
このように、固定小数点書式指定子を使えば、金額や測定値など桁数を揃えて表示したい場面で、数値をわかりやすく整形できます。
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