C#の「.」カスタム書式指定子の使い方
「.」カスタム書式指定子とは
C#の「.」(ピリオド) カスタム書式指定子は、出力文字列にカルチャに応じた小数点記号 (ローカライズされた小数区切り文字) を挿入します。
書式文字列の中で最初に現れるピリオドが、書式設定後の値における小数点の位置を決定します。2つ目以降のピリオドは無視されるため注意が必要です。
基本的な使い方
以下は最もシンプルな使用例です。「0.00」という書式を指定することで、数値は必ず小数第2位まで表示されます。
double d = 2.3;
d.ToString("0.00", CultureInfo.InvariantCulture); // 結果: "2.30"ここで使用している InvariantCulture を指定すると、実行環境のカルチャ設定に関係なく、常にピリオド「.」が小数点として出力されます。カルチャを指定しない場合は、日本語や英語の環境ではピリオド、ドイツ語などの環境ではカンマが出力されることがあります。
実装例
次のサンプルコードで、「.」カスタム書式指定子の具体的な動作を確認してみましょう。ToString メソッドと String.Format メソッドの両方を使ったパターンを示しています。
サンプルコード
using System;
using System.Globalization;
class Demo {
static void Main() {
double d;
d = 3.7;
Console.WriteLine(d.ToString("0.00", CultureInfo.InvariantCulture));
Console.WriteLine(String.Format(CultureInfo.InvariantCulture, "{0:0.00}", d));
d = 5.89;
Console.WriteLine(d.ToString("00.00", CultureInfo.InvariantCulture));
Console.WriteLine(String.Format(CultureInfo.InvariantCulture, "{0:00.00}", d));
}
}実行結果
3.70 3.70 05.89 05.89
解説
- 「0.00」の場合: 整数部の「0」は最小1桁を意味するため、3.7 は「3.70」と表示されます。
- 「00.00」の場合: 整数部の「00」は最小2桁を意味するため、5.89 は「05.89」と表示され、先頭にゼロが付加されます。
このように、小数点より前の「0」の個数で整数部分の最小桁数を制御でき、桁数が足りない場合は自動的にゼロ埋めされます。金額や測定値など、桁数を揃えて表示したい場面で非常に便利です。
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