C#における動的バインディング(dynamic)の仕組みと使い方
C#の動的バインディング(dynamic binding)では、コンパイラはコンパイル時に型チェックを行いません。代わりに、型のチェックは実行時(ランタイム)に行われます。
この特性を活かすことで、匿名型(anonymous types)が1つのメソッド内でしか利用できないという制限を回避できます。その理由は、匿名型の型名がコンパイラにしか見えないため、通常の方法ではメソッドの戻り値として宣言できないからです。
コード例:dynamicを使った匿名型の返却
public dynamic GetAnonymousType() {
return new {
StudentName = "Tom",
Subject = "Java",
};
}上記のコードでは、メソッドの戻り値の型が dynamic として宣言されています。これにより、コンパイラはコンパイル時に型チェックを行わず、実際の型判定は実行時に委ねられます。
public dynamic GetAnonymousType() {
}ポイントまとめ
dynamic型を使用すると、型チェックがコンパイル時ではなく実行時に行われる。- 匿名型は本来スコープ外に持ち出せないが、
dynamicを使えばメソッドの戻り値として返せる。 - ただし、実行時まで型の誤りが検出されないため、使用には注意が必要。
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