C#のQueue.ToArrayメソッドとは?使い方とサンプルコードを解説
C#のQueue.ToArray()メソッドは、Queue(キュー)に格納されているすべての要素を、新しい配列へコピーするためのメソッドです。キューの中身をそのまま配列として扱いたい場面で非常に便利です。
構文
非ジェネリック版のQueueクラスの場合、構文は以下のとおりです。
public virtual object[] ToArray();
一方、ジェネリック版のQueue<T>では、戻り値がT[]型になるため、次のように定義されています。
public T[] ToArray();
押さえておきたいポイント
- 要素はキューの先頭(最初にEnqueueされた要素)から順番に配列へコピーされます。
- 元のQueue自体は変更されず、まったく新しい配列が返されます。
サンプルコード①:int型のQueueを配列に変換する
まずは、整数値を格納したQueueをToArray()メソッドで配列に変換する例を見てみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
public static void Main(){
Queue<int> queue = new Queue<int>();
queue.Enqueue(1);
queue.Enqueue(2);
queue.Enqueue(3);
queue.Enqueue(4);
queue.Enqueue(5);
Console.WriteLine("Queueの要素...");
foreach(int i in queue){
Console.WriteLine(i);
}
int[] intArr = queue.ToArray();
Console.WriteLine("Queueから配列へ変換...");
foreach(int i in intArr){
Console.WriteLine(i);
}
}
}実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Queueの要素... 1 2 3 4 5 Queueから配列へ変換... 1 2 3 4 5
このように、Queueの要素がそのまま順序を保った状態でint型の配列へコピーされていることが確認できます。
サンプルコード②:string型のQueueを配列に変換する
続いて、文字列を格納したQueueを配列に変換する例を見てみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
public static void Main(){
Queue<string> queue = new Queue<string>();
queue.Enqueue("A");
queue.Enqueue("B");
queue.Enqueue("C");
queue.Enqueue("D");
queue.Enqueue("E");
queue.Enqueue("F");
Console.WriteLine("Queueの要素...");
foreach(string i in queue){
Console.WriteLine(i);
}
string[] strArr = queue.ToArray();
Console.WriteLine("Queueから配列へ変換...");
foreach(string i in strArr){
Console.WriteLine(i);
}
}
}実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Queueの要素... A B C D E F Queueから配列へ変換... A B C D E F
まとめ
Queue.ToArray()メソッドを使えば、キューに格納された要素を簡単に配列へ変換できます。要素の順序は保持され、元のQueueには一切影響を与えないため、安全にデータを複製したいときに活用できます。数値でも文字列でも同じように使えるので、ぜひ実際のコーディングで試してみてください。
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