C#のString.CopyTo()メソッドの使い方を徹底解説
C#のCopyTo()メソッドは、文字列(stringインスタンス)内の指定した位置から、指定した数の文字をUnicode文字配列(char配列)の指定した位置へコピーするために使用されます。部分文字列を効率的に抽出したい場合や、既存のchar配列の一部を上書きしたい場合などに便利なメソッドです。
構文
public void CopyTo(int srcIndex, char[] dest, int destIndex, int count);
各パラメータの意味は以下のとおりです。
- srcIndex − コピー元の文字列内で、コピーを開始する最初の文字のインデックス。
- dest − 文字のコピー先となるUnicode文字配列(char配列)。
- destIndex − コピー先の配列内で、コピー操作を開始するインデックス。
- count − コピー元の文字列からコピーする文字数。
使用例1:基本的なコピー
まずは基本的な使用例を見てみましょう。文字列「JohnAndJacob」のインデックス1から4文字を、char配列の先頭へコピーします。
using System;
public class Demo {
public static void Main() {
string str = "JohnAndJacob";
Console.WriteLine("String = " + str);
char[] destArr = new char[20];
str.CopyTo(1, destArr, 0, 4);
Console.Write(destArr);
}
}出力結果
String = JohnAndJacob ohnA
この例では、srcIndexが「1」なので2番目の文字「o」からコピーが開始され、countが「4」のため「ohnA」の4文字がdestArrの先頭(destIndex = 0)に格納されています。
使用例2:既存の配列内容を上書きするコピー
次に、あらかじめ値が設定されているchar配列に対して、途中の位置から上書きコピーする例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main() {
string str = "JohnAndJacob";
Console.WriteLine("String = " + str);
char[] destArr = new char[20];
destArr[0] = 'A';
destArr[1] = 'B';
destArr[2] = 'C';
destArr[3] = 'D';
Console.WriteLine(destArr);
str.CopyTo(2, destArr, 3, 4);
Console.Write(destArr);
}
}出力結果
このプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
String = JohnAndJacob ABCD ABChnAn
この例では、まず配列に「ABCD」が設定されています。その後、CopyTo(2, destArr, 3, 4)により、文字列のインデックス2(3番目の文字「h」)から4文字分「hnAn」が、配列のインデックス3以降へ上書きコピーされます。その結果、「ABC」+「hnAn」となり、出力は「ABChnAn」になります。
注意点
- パラメータで指定した範囲が文字列の長さや配列のサイズを超える場合、ArgumentOutOfRangeExceptionがスローされます。
- destIndex + count がコピー先配列のサイズを超えないよう、十分な容量の配列を用意しておく必要があります。
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