C#のSortedSetから述語(条件)に一致する要素を削除する方法
C#のSortedSet<T>から、指定した条件(述語)に一致する要素をまとめて削除したい場合は、RemoveWhere()メソッドを使用します。このメソッドはPredicate<T>デリゲートを引数として受け取り、その条件がtrueを返すすべての要素をコレクションから取り除きます。戻り値として、実際に削除された要素の数がint型で返される点も覚えておくと便利です。
RemoveWhere()メソッドの基本構文
public int RemoveWhere (Predicate<T> match);
引数のmatchには、削除対象かどうかを判定するための述語(boolを返すメソッドやラムダ式)を渡します。判定メソッドがtrueを返した要素だけがSortedSetから削除されます。
例1:10の倍数に一致する要素をすべて削除する
まずは、10で割り切れる(10の倍数である)要素をすべて削除するサンプルを見てみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
private static bool demo(int i) {
return ((i % 10) == 0);
}
public static void Main(String[] args) {
SortedSet<int> set1 = new SortedSet<int>();
set1.Add(200);
set1.Add(215);
set1.Add(310);
set1.Add(500);
set1.Add(600);
Console.WriteLine("SortedSetの要素...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
Console.WriteLine(" ");
set1.RemoveWhere(demo);
Console.WriteLine("要素を削除した後のSortedSet...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
}
}出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
SortedSetの要素... 200 215 310 500 600 要素を削除した後のSortedSet... 215
この例では、200・310・500・600がいずれも10の倍数に該当するため削除され、条件に一致しない215のみが残ります。SortedSetは常にソートされた状態を保つため、削除後も要素は昇順に並んでいます。
例2:特定の値に一致する要素を1つだけ削除する
続いて、述語の条件を「値が500と等しい」に変更した例です。SortedSetは重複した要素を持たないため、この条件では最大でも1つの要素が削除されます。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
private static bool demo(int i) {
return (i == 500);
}
public static void Main(String[] args) {
SortedSet<int> set1 = new SortedSet<int>();
set1.Add(200);
set1.Add(215);
set1.Add(310);
set1.Add(500);
set1.Add(600);
Console.WriteLine("SortedSetの要素...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
Console.WriteLine(" ");
set1.RemoveWhere(demo);
Console.WriteLine("要素を削除した後のSortedSet...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
}
}出力結果
実行すると、次の出力が得られます。
SortedSetの要素... 200 215 310 500 600 要素を削除した後のSortedSet... 200 215 310 600
条件「i == 500」に一致した500だけが削除され、それ以外の要素はそのまま残っていることが確認できます。
ポイントまとめ
- RemoveWhere()は、述語(Predicate<T>)に一致するすべての要素をSortedSetから一括削除できる。
- 戻り値として削除された要素の個数が返されるため、削除件数のログ出力などにも活用できる。
- ラムダ式を使えば、
set1.RemoveWhere(i => i % 10 == 0);のように簡潔に記述することも可能。
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