C#で配列内に指定した条件に一致する要素が含まれているか確認する方法
C#で配列の中に、特定の条件に一致する要素が1つでも存在するかどうかを確認したい場合があります。そんなときに便利なのが Array.Exists() メソッドです。このメソッドは、第1引数に検索対象の配列、第2引数に条件を表す述語(Predicate)デリゲートを渡します。たとえば文字列の前方一致を調べたい場合は、StartsWith() メソッドと組み合わせることで簡単に実現できます。
以下では、具体的なサンプルコードとその実行結果を通じて、使い方を詳しく見ていきましょう。
サンプルコード:StartsWith()で前方一致を判定する
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
string[] products = { "Electronics", "Accessories", "Clothing", "Toys", "Clothing", "Furniture" };
Console.WriteLine("商品リスト...");
foreach(string s in products){
Console.WriteLine(s);
}
Console.WriteLine("\n「C」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("C")));
Console.WriteLine("「D」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("D")));
Console.WriteLine("「T」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("T")));
Console.WriteLine("「E」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("E")));
}
}実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
商品リスト... Electronics Accessories Clothing Toys Clothing Furniture 「C」で始まる商品は1つ以上あるか? = True 「D」で始まる商品は1つ以上あるか? = False 「T」で始まる商品は1つ以上あるか? = True 「E」で始まる商品は1つ以上あるか? = True
ポイント解説
- Array.Exists() は、配列内の要素を先頭から順に走査し、条件に一致する要素が1つでも見つかった時点で
trueを返します。 - ラムダ式
ele => ele.StartsWith("C")の部分が各要素に対して評価される条件です。 - どの要素も条件を満たさない場合は
falseが返されます(上記の「D」の例)。
サンプルコード:完全一致の判定も追加した例
次に、特定の値と完全一致する要素が存在するかどうかの判定を追加した例を見てみましょう。
using System;
public class Demo {
public static void Main(){
string[] products = { "Electronics", "Accessories", "Clothing", "Toys", "Clothing", "Furniture" };
Console.WriteLine("商品リスト...");
foreach(string s in products){
Console.WriteLine(s);
}
Console.WriteLine("配列に「Accessories」は含まれているか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele == "Accessories"));
Console.WriteLine("配列に「Stationery」は含まれているか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele == "Stationery"));
Console.WriteLine("\n「C」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("C")));
Console.WriteLine("「D」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("D")));
Console.WriteLine("「T」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("T")));
Console.WriteLine("「E」で始まる商品は1つ以上あるか? = {0}",
Array.Exists(products, ele => ele.StartsWith("E")));
}
}実行結果
このコードを実行すると、以下の出力になります。
商品リスト... Electronics Accessories Clothing Toys Clothing Furniture 配列に「Accessories」は含まれているか? = True 配列に「Stationery」は含まれているか? = False 「C」で始まる商品は1つ以上あるか? = True 「D」で始まる商品は1つ以上あるか? = False 「T」で始まる商品は1つ以上あるか? = True 「E」で始まる商品は1つ以上あるか? = True
まとめ
このように、Array.Exists() メソッドを使えば、配列内に条件に一致する要素が存在するかどうかを簡潔に判定できます。条件部分には任意のラムダ式を指定できるため、StartsWith() による前方一致だけでなく、== による完全一致や、より複雑な条件式にも柔軟に対応可能です。配列の要素検索を行う際は、ぜひ活用してみてください。
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