【C#】SortedSetの作成方法と基本操作をサンプルコードで解説
C#のSortedSet<T>は、要素を自動的に昇順に並べ替えて保持するジェネリックコレクションです。重複する要素は登録できず、追加した順序にかかわらず常にソートされた状態が維持されるため、順序付きのユニークなデータ集合を扱うのに非常に便利です。
例1:SortedSetの作成と要素の取得
まず、文字列を格納するSortedSetを作成し、foreachループとGetEnumerator()メソッドで取得したEnumeratorの2つの方法で要素を取り出す例を見てみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
public static void Main() {
SortedSet<string> set1 = new SortedSet<string>();
set1.Add("AB");
set1.Add("BC");
set1.Add("CD");
set1.Add("EF");
Console.WriteLine("Elements in SortedSet1...");
foreach (string res in set1) {
Console.WriteLine(res);
}
SortedSet<string> set2 = new SortedSet<string>();
set2.Add("BC");
set2.Add("CD");
set2.Add("DE");
set2.Add("EF");
set2.Add("AB");
set2.Add("HI");
set2.Add("JK");
Console.WriteLine("Elements in SortedSet2 (Enumerator for SortedSet)...");
SortedSet<string>.Enumerator demoEnum = set2.GetEnumerator();
while (demoEnum.MoveNext()) {
string res = demoEnum.Current;
Console.WriteLine(res);
}
}
}
実行結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Elements in SortedSet1... AB BC CD EF Elements in SortedSet2 (Enumerator for SortedSet)... AB BC CD DE EF HI JK
どちらの方法でも、要素が追加した順序ではなく昇順に並んで表示されている点に注目してください。これがSortedSetの大きな特徴です。
例2:RemoveWhereメソッドで条件に一致する要素を削除する
続いて、RemoveWhere()メソッドを使って、指定した条件に一致する要素を一括で削除する例を紹介します。ここでは「10の倍数」という条件を満たす要素をすべて削除しています。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
private static bool demo(int i) {
return ((i % 10) == 0);
}
public static void Main(String[] args) {
SortedSet<int> set1 = new SortedSet<int>();
set1.Add(200);
set1.Add(215);
set1.Add(310);
set1.Add(500);
set1.Add(600);
Console.WriteLine("SortedSet elements...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
Console.WriteLine(" ");
set1.RemoveWhere(demo);
Console.WriteLine("SortedSet after removing some elements...");
foreach (int i in set1) {
Console.WriteLine(i);
}
}
}
実行結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
SortedSet elements... 200 215 310 500 600 SortedSet after removing some elements... 215
初期状態では 200・215・310・500・600 の5つの要素が格納されていますが、RemoveWhere()の呼び出し後は、10の倍数ではない「215」だけが残ります。引数として渡した述語(Predicate)メソッドが true を返した要素のみが削除される仕組みです。
まとめ
- SortedSet<T>は、要素を常に昇順に自動ソートし、重複を許さないコレクションである
- 要素の列挙にはforeachのほか、GetEnumerator()でEnumeratorを明示的に取得する方法もある
- RemoveWhere()メソッドを使えば、条件に一致する要素をまとめて効率的に削除できる
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