C#のswitchステートメントで文字列を使う方法をわかりやすく解説
C#のswitchステートメントは、変数の値を複数の候補と順番に比較し、一致する処理を実行するための制御構造です。比較対象となるそれぞれの値は「case(ケース)」と呼ばれ、switchに渡された変数は各ケースと照合されます。
数値だけでなく、文字列もswitchステートメントの条件として直接使用できるのがC#の特徴です。これにより、if文を何重にも書くことなく、コードの可読性を保ちながら分岐処理を記述できます。
文字列を使ったswitchステートメントのサンプルコード
以下は、成績を表す文字列をswitchステートメントで判定する例です。
using System;
public class Demo {
public static void Main(String[] args) {
string grades = "A1";
switch (grades) {
case "A1":
Console.WriteLine("Very good!");
break;
case "A2":
Console.WriteLine("Good!");
break;
case "B1":
Console.WriteLine("Satisfactory!");
break;
default:
Console.WriteLine("Invalid!");
break;
}
Console.WriteLine("Grade = " + grades);
}
}実行結果
このプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
Very good! Grade = A1
コードのポイント
- caseラベルには定数の文字列リテラルを指定します。変数 grades の値が "A1" と一致するため、最初のcaseブロック内の処理が実行されます。
- break文は必須です。breakがないと、次のcaseの処理まで連続して実行されてしまいます(フォールスルー)。C#ではコンパイルエラーになるため注意しましょう。
- default句は、どのcaseとも一致しなかった場合に実行される処理を記述します。想定外の値への安全な対応として、必ず用意しておくことが推奨されます。
- C#の文字列比較は大文字・小文字を区別します。大文字小文字を無視して判定したい場合は、switchの前に ToLower() や ToUpper() で正規化するか、C# 7以降で利用可能なパターンマッチング(when句)を活用する方法があります。
このように、C#では文字列をそのままswitchステートメントの条件に使えるため、成績判定やメニュー選択、ステータスごとの処理など、値による分岐が多い場面で非常に便利です。
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