C#の自動実装プロパティ(Auto-Property)にデフォルト値を設定する方法
C# 5.0以前では、自動実装プロパティ(Auto-Property)に初期値を与えるには、コンストラクタ内で値を設定する必要がありました。
コンストラクタはクラスがインスタンス化される際に自動的に呼び出されるため、そのタイミングでプロパティに値を設定することができます。
C# 6.0以降では、通常の変数への代入と同じような記述で、プロパティ宣言時に直接初期値を設定できる新しい構文が導入されました。これにより、コードがより簡潔になり、可読性も向上します。
例1:コンストラクタで値を設定する方法(C# 5.0以前)
class Demo{
public Demo(){
FirstName = "DemoName";
}
public string FirstName { get; set; }
}
class Program{
static void Main(){
Demo obj = new Demo();
System.Console.WriteLine(obj.FirstName);
Console.ReadLine();
}
}出力結果
DemoName
例2:C# 6.0以降の自動プロパティ初期化子を使う方法
class Demo{
public string FirstName { get; set; } = "DemoName";
}
class Program{
static void Main(){
Demo obj = new Demo();
System.Console.WriteLine(obj.FirstName);
Console.ReadLine();
}
}出力結果
DemoName
C# 6.0で導入された「自動プロパティ初期化子」を使えば、コンストラクタを記述することなく、プロパティ宣言と同時にデフォルト値を指定できます。特に複数のコンストラクタを持つクラスでは、どのコンストラクタから生成されても必ず同じ初期値が適用されるため、初期化漏れを防ぐというメリットもあります。
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