C#で画像のサイズを変更・圧縮して保存する方法
ビットマップ(Bitmap)とは、グラフィック画像のピクセルデータとその属性情報で構成される画像形式です。ビットマップをファイルとして保存するための標準フォーマットは多数存在しますが、GDI+では以下のファイル形式がサポートされています。
- BMP
- GIF
- EXIF
- JPG
- PNG
- TIFF
Bitmapクラスのコンストラクターを利用すると、ファイルやストリームなどさまざまなソースから画像を生成できます。さらに、Saveメソッドを使えば、作成した画像をストリームやファイルシステムへ簡単に保存することが可能です。
画像を圧縮して保存するサンプルコード
以下のコードでは、CompressAndSaveImageAsyncメソッドを使用して、画像を圧縮し、指定したパスに保存しています。
保存される新しい画像のファイル名は、「現在のユーザーID」と「日時」を組み合わせたものになります。これにより、同名ファイルの上書きを防ぎ、いつ誰が保存した画像なのかを判別しやすくなります。
コード例
private async Task<string> CompressAndSaveImageAsync(Bitmap inputImage, int quality = 50)
{
string imageSavedPath = string.Empty;
try
{
// JPEG用のエンコーダーを取得
var jpgEncoder = await GetEncoderAsync(ImageFormat.Jpeg);
// 品質パラメータを設定(デフォルトは50)
var imageEncoder = Encoder.Quality;
var imageEncoderParameters = new EncoderParameters(1);
var imageEncoderParameter = new EncoderParameter(imageEncoder, quality);
imageEncoderParameters.Param[0] = imageEncoderParameter;
// ユーザーIDと日時から無効な文字を除去してファイル名を生成
var userId = Regex.Replace(WindowsIdentity.GetCurrent().Name, @"[^0-9a-zA-Z]+", "_");
var currentDateTime = Regex.Replace(DateTimeOffset.Now.ToString().Split('+')[0].Trim(), @"[^0-9a-zA-Z]+", "_");
var imageName = $"{userId}_{currentDateTime}.jpg";
// 指定パスに画像を保存
imageSavedPath = @"C:\Users\K\Desktop\Questions\Images";
inputImage.Save(imageSavedPath, jpgEncoder, imageEncoderParameters);
inputImage.Dispose();
}
catch (Exception ex)
{
throw;
}
return imageSavedPath;
}
private async Task<ImageCodecInfo> GetEncoderAsync(ImageFormat format)
{
ImageCodecInfo imageCodecInfo = null;
try
{
var codecs = ImageCodecInfo.GetImageDecoders();
foreach (var codec in codecs)
{
if (codec.FormatID == format.Guid)
{
imageCodecInfo = codec;
}
}
}
catch (Exception ex)
{
throw;
}
return imageCodecInfo;
}
コードのポイント
- quality引数: JPEGの画質を0〜100の範囲で指定できます。値が小さいほどファイルサイズは小さくなりますが、画質は低下します。デフォルトは50に設定されています。
- GetEncoderAsyncメソッド:
ImageCodecInfo.GetImageDecoders()で利用可能なコーデック一覧を取得し、指定されたフォーマット(ここではJPEG)に一致するエンコーダーを返します。 - ファイル名の生成: 正規表現を使ってユーザー名や日時に含まれる記号などをアンダースコア「_」に置き換えることで、ファイル名として安全な文字列を作成しています。
- リソース管理: 保存後はDisposeメソッドを呼び出してBitmapオブジェクトのリソースを解放し、メモリリークを防止しています。
このように、GDI+のEncoderクラスとEncoderParametersクラスを組み合わせることで、画質を制御しながら画像を効率的に圧縮・保存できます。必要に応じて保存先パスやqualityの値を変更し、用途に合わせてカスタマイズしてください。
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