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コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

世界が現実の世界でコロナウイルスと闘う一方で、オンラインでは多くのサイバー犯罪者がこの混乱につけ込もうとしています。多くの人々が外出自粛により家にいる時間が長くなり、インターネットを利用する機会が急増した結果、先月だけでフィッシングキャンペーンは600%も増加しました。コロナウイルスの感染地域への寄付や検査キットの購入を求めるメールが大量に届いた経験がある方は、決してあなただけではありません。

残念ながら、こうしたメッセージやメールの大半は詐欺です。サイバー犯罪者は、世界的な混乱の中にある私たちの不安につけ込もうとしています。これらのメールやメッセージは、金銭を盗み取ることを主な目的としたフィッシングキャンペーンの一環なのです。

経済専門家は、今後の四半期において世界経済が深刻な打撃を受けると予測しています。企業業績の悪化、経済成長の鈍化、そして失業者の増加が懸念される中、フィッシング詐欺について正しく理解し、被害に遭わないための備えをすることが今まで以上に重要になっています。

この記事では、ここ最近確認されているさまざまな種類のフィッシング詐欺の手口を解説するとともに、被害を回避するために実践すべき具体的な対策をご紹介します。

コロナウイルス(Covid-19)フィッシングキャンペーンとは?

フィッシングキャンペーンとは、サイバー犯罪者が魅力的なオファーや切迫した情報を記載したメールやSMSを送りつける悪質な手口です。犯罪者は、正規の送信元から届いたように見えるようメールを巧みに偽装します。受信者はリンクをクリックするよう促され、そのリンク先ではクレジットカード番号や銀行口座情報といった個人情報・金融情報の入力を求められることになります。

コロナウイルス関連のフィッシングキャンペーンでは、CDC(米国疾病予防管理センター)やWHO(世界保健機関)などの公的医療機関から送信されたように装ったメールが多用されています。

一例として挙げられるのは、CDCからの送信を装った偽メールです。これらのメールは「安全対策やお住まいの地域の最新感染者数を確認するには、こちらのリンクをクリック」と受信者に呼びかけます。そして最終的には、銀行口座やクレジットカード情報、さらには社会保障番号などの機密情報を入力させようとするのです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

その他にも、企業や組織から送信されたように見える「職場の方針変更のお知らせ」を装った偽メールがあります。これは在宅勤務中の従業員を標的にしたもので、偽の社内ポータルページへログインさせるリンクが含まれており、目的はログイン認証情報(ID・パスワード)の盗み取りです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

また、下記の例のように、ウイルスの影響を受けた人々を支援するための寄付を呼びかけるフィッシングメールも確認されています。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守るには?

それでは、コロナ関連のフィッシングメールを見分け、身を守るにはどうすればよいのでしょうか?まず覚えておきたいのは、これらのメールの狙いは他のフィッシング詐欺とまったく同じであるという点です。つまり、埋め込まれたリンクをクリックさせたり、添付ファイルを開かせたりすることで、あなたの情報を奪おうとしているのです。

以下に、コロナ関連のフィッシングメールを簡単に見分けるためのポイントを紹介します。

1. 送信元のメールアドレスを確認する

ハッカーは、正規のものと非常によく似た偽のメールアドレスを作成するのが得意です。例えば「@cdc-gov.org」や「@who-pc.com」のようなドメイン名を使用するケースがあります。メールの内容に従って行動する前に、必ずそのドメインが本物の公式ドメインであるかどうかを確認しましょう。

偽のメールアドレスを使ったフィッシングメールの実例がこちらです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

2. メール内の不審なリンクをクリックしない

サイバー犯罪者は、クリックしたくなるような本物そっくりのリンクをフィッシングメールに仕込んでいます。しかし実際にクリックしてみると、ユーザーはフィッシングサイトへと強制的にリダイレクトされてしまいます。リンクをクリックする前に、必ずマウスカーソルをリンクの上に重ねて、実際のリンク先URLを確認する習慣をつけましょう。

不審なリンクを含む偽のCDCフィッシングメールの例がこちらです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

3. フィッシングSMSに警戒する

ハッカーがフィッシング攻撃に使う手段はメールだけではありません。サイバー犯罪者は、不審なリンクを含むSMSを送信してくることもあります。そのリンクをタップすると、金融情報を盗み取る目的のウェブサイトへ誘導される恐れがあります。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

この手口は特に厄介です。スマートフォンには、業務用のPCやノートパソコンに施されているようなセキュリティ対策がほとんど導入されていないことが多いからです。

4. SNS上の投稿に注意する

サイバー犯罪者は、人々がソーシャルメディアでウイルス関連の最新情報を探していることをよく理解しています。そのため、SNSはこうした詐欺活動にとって格好の温床となっているのです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

5. 個人情報を入力しない

前述のとおり、フィッシングメールの最大の目的は、あなたの個人情報や金融情報を入手することです。基本原則として、こうしたメールへの返答として機密情報を入力してはいけません。銀行をはじめとする正当な機関が、メールでそのようなデータやログイン認証情報を求めることは決してありません。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

さらに、個人情報を「至急」「今すぐ」などと急かして要求してくるメールは、迷わず削除しましょう。

税金の還付を装ったフィッシングメールの実例がこちらです。

コロナウイルス関連のフィッシング詐欺から身を守る方法とは?

まとめ

危機の時代だからこそ、私たち一人ひとりが正しい情報を持ち、責任ある行動をとることが求められます。自分自身と大切な人々を守ることが何よりも重要です。コロナウイルスの拡散を防ぐために、現実の世界でソーシャルディスタンスや自粛生活に取り組んでいるように、オンライン上の詐欺や誤情報の拡散を食い止めることにも一緒に取り組みましょう。

ぜひこの記事を家族、同僚、ビジネスパートナーの方々にも共有してください。また、MalCareブログに登録いただくと、サイバーセキュリティに関する最新情報をお届けします。オフラインでもオンラインでも、どうぞご安全に。

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