HTML DOM write()メソッドとは?構文と使い方を実例で解説
HTML DOM の write() メソッドは、HTML や JavaScript などの複数の式をドキュメントに直接書き出すための機能です。ページの読み込み時に動的にコンテンツを生成したり、別ウィンドウへメッセージを出力したりする場面で活用されます。
注意: このメソッドには重要な特徴が2つあります。ひとつは、ドキュメント内にすでに HTML コードが存在する場合、それを上書きしてしまうという点。もうひとつは、引数を渡しても自動的には改行されず、そのまま連結されるという点です。用途によっては意図しない表示になることがあるため、挙動を理解した上で使うことが大切です。
構文
write() メソッドの基本的な構文は以下のとおりです。
document.write(arguments)
引数には文字列のほか、HTML タグや JavaScript の式をカンマ区切りで複数指定できます。
使用例
それでは、HTML DOM document write() メソッドの具体的な使用例を見てみましょう。以下のサンプルコードでは、入力された URL を子ウィンドウとして開き、氏名欄が「admin」以外(未認証ユーザー)の場合に、write() メソッドを使って子ウィンドウ上に警告メッセージを書き込みます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML DOM write()</title>
<style>
* {
padding: 2px;
margin:5px;
}
form {
width:70%;
margin: 0 auto;
text-align: center;
}
input[type="button"] {
border-radius: 10px;
</style>
</head>
<body>
<form>
<fieldset>
<legend>HTML-DOM-write( )</legend>
<input id="urlSelect" type="url" placeholder="Type URL here..."><br>
<input id="textSelect" type="text" placeholder="Full Name"><br>
<input type="button" value="Go To" onclick="openWindow()">
<input type="button" value="Close" onclick="closeWindow()">
<input type="button" value="Restore" onclick="restoreWindow()">
<div id="divDisplay"></div>
</fieldset>
</form>
<script>
var urlSelect = document.getElementById("urlSelect");
var textSelect = document.getElementById("textSelect");
var winSource;
function openWindow() {
browseWindow = window.open(urlSelect.value, "browseWindow", "width=400, height=200");
winSource = urlSelect.value;
browseWindow.opener.document.getElementById("divDisplay").textContent = "Child Window Active";
if(textSelect.value !== 'admin')
browseWindow.document.write("<p><strong>Unauthorized User:</strong></p>","<p>"+textSelect.value+"</p>");
}
function closeWindow(){
if(browseWindow){
browseWindow.close();
browseWindow.opener.document.getElementById("divDisplay").textContent = "Child Window Closed";
}
}
function restoreWindow(){
if(browseWindow.closed){
browseWindow = window.open(winSource, "browseWindow", "width=400, height=200");
browseWindow.opener.document.getElementById("divDisplay").textContent = "Child Window Restored";
}
}
</script>
</body>
</html>
このコードのポイントは次のとおりです。
- window.open() で指定した URL を子ウィンドウとして開きます。
- 氏名が「admin」以外の場合、browseWindow.document.write() により、子ウィンドウの内容が「Unauthorized User(未認証ユーザー)」という警告メッセージで上書きされます。
- [Close] ボタンで子ウィンドウを閉じ、[Restore] ボタンで同じ URL のウィンドウを再び開くこともできます。
実行結果
未認証の氏名(「admin」以外)を入力した状態で [Go To] ボタンをクリックすると、子ウィンドウに警告メッセージが表示されます。

一方、認証済みの氏名(「admin」)を入力した状態で [Go To] ボタンをクリックすると、write() メソッドによる上書きは行われず、指定したページがそのまま表示されます。

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