HTML DOMのtouchcancelイベントとは?構文とサンプルコードを解説
touchcancelイベントとは
HTML DOMのtouchcancelイベントは、1つ以上のタッチイベントが中断されたときに発生します。たとえば、指で画面に触れている最中にブラウザがスクロールなどのジェスチャーを検出したり、システム側がタッチ処理をキャンセルしたりした場合に発火します。
注意:このイベントはタッチ対応デバイス(スマートフォンやタブレットなど)でのみ機能します。マウスのみを使用するPC環境では発生しないため、実装時にはその点を考慮しておきましょう。
構文
touchcancelイベントの設定方法は、HTML属性を使う方法とJavaScriptを使う方法の2種類があります。
HTML属性として指定する場合
ontouchcancel = "eventFunction()"
JavaScriptで指定する場合
eventObject.ontouchcancel = eventFunction
使用例
以下は、touchcancelイベントプロパティを使った具体的なサンプルコードです。テキスト入力欄にontouchcancel属性を設定し、タッチが中断されたときにメッセージを表示する仕組みになっています。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML DOM touchcancel event</title>
<style>
form {
width:70%;
margin: 0 auto;
text-align: center;
}
* {
padding: 2px;
margin:5px;
}
input[type="button"] {
border-radius: 10px;
}
</style>
</head>
<body>
<form>
<fieldset>
<legend>HTML-DOM-touchcancel-event</legend>
<label for="textSelect">Proverb --></label>
<input type="text" ontouchcancel="eventAction()" id="textSelect" size="30" value="Too many cooks spoil the broth" disabled>
<div id="divDisplay"></div>
</fieldset>
</form>
<script>
var divDisplay = document.getElementById("divDisplay");
var textSelect = document.getElementById("textSelect");
function eventAction() {
divDisplay.textContent = 'Too many touch events triggered and disrupted';
}
</script>
</body>
</html>実行結果
画面に触れる前の表示:

画面上で複数のタッチイベントを発生させ、中断された後の表示:

このように、タッチ操作が途中でキャンセルされたタイミングを検知したい場合には、touchcancelイベントを活用することで、ユーザーの操作状態に応じた柔軟な処理を実装できます。
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