HTMLのIDとクラスの違いをわかりやすく解説|正しい使い分けのポイント
HTML DOMにおいて、idとclassはどちらも要素セレクターとして機能し、要素に割り当てられた名前に基づいて対象の要素を識別します。一見よく似ていますが、両者には「構文」「適用できる数」「一意性」といった重要な違いがあり、目的に応じた使い分けが求められます。
IDとクラスの主な違い
| No. | 項目 | id | class |
|---|---|---|---|
| 1 | 構文 | CSSで指定する際、ID名は「#」記号から始まり、その後に一意の名前を続けます(例:#header)。 | クラス名は「.」(ドット)から始まり、その後にクラス名を続けます(例:.box)。 |
| 2 | セレクターの数 | 1つの要素に指定できるIDセレクターは1つだけです。 | 1つの要素に複数のクラスセレクターを同時に指定できます。 |
| 3 | 一意性 | IDはページ内で一意である必要があり、同じIDを複数の要素に使うことはできません。 | クラスは同一ページ内の複数の要素に何度でも適用できます。 |
IDセレクターのサンプルコード(Id.html)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>IDセレクターのデモ</title>
<style>
#idDemo {
color: green;
font-size: 25px;
}
</style>
</head>
<body style="text-align:center">
<h1>IDで要素を取得</h1>
<p id="idDemo">IDセレクターのデモです</p>
</body>
</html>
クラスセレクターのサンプルコード(Class.html)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>クラスセレクターのデモ</title>
<style>
.classDemo {
color: orange;
font-size: 25px;
}
</style>
</head>
<body style="text-align:center">
<h1>クラスで要素を取得</h1>
<p class="classDemo">クラスセレクターのデモです</p>
</body>
</html>
使い分けのポイント
IDは、JavaScriptのdocument.getElementById()による要素取得やページ内リンクのアンカー先の指定など、「ページ内にひとつしか存在しない要素」を扱う場面に適しています。一方、クラスはボタンやカードなど共通のスタイルをまとめて適用したい場合に便利です。実際のWeb開発では、クラスを中心にCSSを設計し、IDは特殊な用途に限定して使うのがベストプラクティスとされています。
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