HTML DOM フォームの action プロパティとは?使い方とサンプルコードを解説
HTML DOM の action プロパティは、form 要素の action 属性と連動するプロパティです。フォームがユーザーによって送信(サブミット)された際に、入力データをどのページへ送信するかを指定します。つまり、フォーム送信後にデータの送信先を決定するために呼び出される属性です。
JavaScript からこのプロパティを操作することで、状況に応じてフォームの送信先を動的に変更できるのが大きな特徴です。
構文
action プロパティの基本的な構文は以下の通りです。
action プロパティの値を設定する場合
formObject.action = URL
ここで指定する URL は、フォームデータの送信先アドレスです。絶対URL(https://example.com/sample.php など)と相対URL(/sample.php など)のどちらでも指定できます。
使用例
それでは、フォームの action プロパティを使った具体的な例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
form {
border: 2px solid blue;
margin: 2px;
padding: 4px;
}
</style>
<script>
function changeAction() {
document.getElementById("FORM1").action = "/example_web.asp";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "フォームのaction属性の値が /example_web.asp に変更されました";
}
</script>
</head>
<body>
<h1>Form action プロパティの例</h1>
<form id="FORM1" action="/sample.php">
<label>ユーザー名 <input type="text" name="usrN"></label> <br><br>
<label>パスワード <input type="password" name="pass"></label>
</form>
<br>
<button onclick="changeAction()">変更</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>実行結果
このコードを実行すると、以下のような画面が表示されます。

「変更」ボタンをクリックすると、次のように表示が変化します。

コードの解説
上記の例では、以下のような処理を行っています。
1. フォームの作成
まず、id 属性に「FORM1」、action 属性に「/sample.php」を指定したフォームを作成しています。action 属性の値により、フォームデータは sample.php ページへ送信されることが決まっています。これは相対URLによる指定です。フォーム内には、テキスト入力欄とパスワード入力欄の2つのフィールドが含まれています。
<form id="FORM1" action="/sample.php"> <label>ユーザー名 <input type="text" name="usrN"></label> <br><br> <label>パスワード <input type="password" name="pass"></label> </form>
2. 変更ボタンの設置
次に、クリックされると changeAction() メソッドを実行するボタンを作成しています。
<button onclick="changeAction()">変更</button>
3. changeAction() 関数の処理内容
changeAction() 関数では、まず getElementById() メソッドで「FORM1」要素を取得し、その action プロパティの値を「/example_web.asp」に書き換えています。さらに、id が「Sample」である段落要素の innerHTML プロパティを使い、変更内容を示すテキストを画面に表示してユーザーに通知しています。
function changeAction() {
document.getElementById("FORM1").action = "/example_web.asp";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "フォームのaction属性の値が /example_web.asp に変更されました";
}このように、JavaScript を使えばフォームの送信先をページ遷移なしで動的に切り替えられます。ログイン処理や条件分岐による送信先の振り分けなど、実際のWeb開発でもよく使われるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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