HTML DOM フォームの method プロパティとは?使い方をわかりやすく解説
HTML DOM の form method プロパティは、form 要素の method 属性に関連付けられたプロパティです。フォームデータをサーバーへどのような方法で送信するかを指定する際に使用します。データの送信先アドレスは action 属性によって指定され、このプロパティを使うことで method 属性の値を取得・設定できます。
構文
method プロパティを設定する場合の基本的な構文は以下のとおりです。
formObject.method = "get" | "post";
get はデフォルトのメソッドで、フォームデータを URL の末尾に付加して送信します(例:URL?name=value&name=value)。送信内容が URL 文字列として表示されるため、機密性の高いデータには適しておらず、公開しても問題ない情報の送信に限定して使うのが一般的です。
もう一方の post は、HTTP POST トランザクションとしてデータを送信する方法です。送信内容が URL 上に現れないため、get よりも安全とされており、個人情報などプライベートなデータの送信に向いています。
サンプルコード
ここで、form method プロパティの具体的な使用例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
form {
border: 2px solid blue;
margin: 2px;
padding: 4px;
}
</style>
<script>
function ChangeMethod() {
document.getElementById("FORM1").method = "get";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "フォームの method が 'post' から 'get' に変更されました";
}
</script>
</head>
<body>
<h1>フォーム method プロパティの例</h1>
<form id="FORM1" method="post" action="/sample_page.php">
<label>ユーザー名 <input type="text" name="usrN"></label> <br><br>
<label>年齢 <input type="text" name="Age"></label> <br><br>
<input type="submit" value="SUBMIT">
</form>
<p>下のボタンをクリックすると、上のフォームの method 属性値が変更されます</p>
<button onclick="ChangeMethod()">変更</button>
<p id="Sample"></p>
</body>
</html>
実行結果
このコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

SUBMIT ボタンをクリックして URL を確認すると、以下のようになります。
127.0.0.1:5500/sample_page.php
次に「変更」ボタンをクリックすると、画面は以下のように変化します。

この状態でもう一度 SUBMIT ボタンをクリックし、URL を確認してみましょう。
127.0.0.1:5500/sample_page.php?usrN=USER2&Age=22
入力したデータが URL に付加されて送信されていることが確認できます。
コードの解説
この例では、まず id="FORM1"、method="post"、action="/sample_page.php" を持つフォームを作成しています。method 属性に post を指定することで、フォームデータが安全に転送され、第三者から容易に閲覧されないようになっています。フォームにはテキスト入力フィールドが 2 つと、データをサーバーへ送信するための submit ボタンが配置されています。
<form id="FORM1" method="post" action="/sample_page.php"> <label>ユーザー名 <input type="text" name="usrN"></label> <br><br> <label>年齢 <input type="text" name="Age"></label> <br><br> <input type="submit" value="SUBMIT"> </form>
次に、「変更」ボタンを作成し、ユーザーがクリックすると ChangeMethod() 関数が実行されるようにしています。
<button onclick="ChangeMethod()">変更</button>
ChangeMethod() 関数では、document オブジェクトの getElementById() メソッドを使ってフォーム要素を取得し、その method 属性値を「get」に設定しています。値が「get」に変わることで、ユーザーの入力データが URL 上に表示される状態になります。さらに、id="Sample" の段落要素の innerHTML プロパティを使って、この変更内容を示すテキストを画面に表示しています。
function ChangeMethod() {
document.getElementById("FORM1").method = "get";
document.getElementById("Sample").innerHTML = "フォームの method が 'post' から 'get' に変更されました";
}
このように、JavaScript から form method プロパティを操作すれば、ページを再読み込みすることなくフォームの送信方法を動的に切り替えることが可能です。用途に応じて get と post を適切に使い分けましょう。
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