HTML DOMのclassNameプロパティとは?使い方とサンプルコードを解説
HTML DOM の className プロパティは、HTML 要素に対して CSS クラスを割り当てるために使用されるプロパティです。要素の class 属性の値を設定したり、現在設定されている値を取得したりすることができます。もし要素に何もクラスが関連付けられていない場合、このプロパティは空文字列を返します。
また、className プロパティを活用すれば、JavaScript から動的にクラス名を追加・変更することもできるため、スタイルの切り替えなどインタラクティブな Web ページの実装において非常に便利な機能です。
構文
className プロパティを設定する際の構文は以下の通りです。
HTMLElementObject.className = class;
ここで指定する「class」の値には、要素に適用したいクラス名を記述します。1つの要素に複数のクラスを適用したい場合は、半角スペースで区切って複数のクラス名を指定することも可能です。
サンプルコード
それでは、HTML DOM の className プロパティを使った具体的な例を見ていきましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.firstDiv {
width: 300px;
height: 100px;
background-color:lightgreen;
}
.secondDiv{
color: red;
border:solid 1px blue;
margin-bottom:9px;
}
</style>
</head>
<body>
<p>Click the below button to display the class attribute value of the div </p>
<div id="myDIV" class="firstDiv secondDiv">
This is a sample div element.
</div>
<button onclick="getClassName()">GET CLASS</button>
<p id="Sample"></p>
<script>
function getClassName() {
var x = document.getElementById("myDIV").className;
document.getElementById("Sample").innerHTML ="The classNames with the div element
are "+x;
}
</script>
</body>
</html>出力結果
上記のコードを実行すると、画面には次のように表示されます。

そして、GET CLASS ボタンをクリックすると、以下のような結果が得られます。

コードの解説
上記のサンプルでは、まず id が「myDIV」である div 要素を作成し、その中にテキストを配置しています。
<div id="myDIV" class="firstDiv secondDiv"> This is a sample div element. </div>
この div 要素には「firstDiv」と「secondDiv」という2つのクラスが、半角スペースで区切られて指定されている点に注目してください。
続いて、クリックされたときに getClassName() 関数を呼び出す GET CLASS ボタンを作成しています。
<button onclick="getClassName()">GET CLASS</button>
getClassName() 関数の中では、getElementById() メソッドを使って div 要素を取得し、さらに className プロパティによってその要素が持つすべてのクラス名を取得して、変数 x に代入しています。最後に、id が「Sample」の段落(p 要素)の innerHTML に結果を書き込むことで、クラス名が画面に表示されます。
function getClassName() {
var x = document.getElementById("myDIV").className;
document.getElementById("Sample").innerHTML ="The classNames with the div element are "+x;
}このように className プロパティを使えば、要素の class 属性の値を簡単に取得・操作できます。クラス名を書き換えることで CSS のスタイルを動的に変化させられるため、ボタンの状態表示やタブの切り替えなど、さまざまな場面で応用できる重要なプロパティです。
-
HTML DOM StyleのpageBreakInsideプロパティとは?構文と使い方を実例付きで解説
HTML DOMのpageBreakInsideプロパティは、HTML文書内の特定の要素「内部」における改ページ(ページ区切り)の挙動を取得・変更するためのプロパティです。主に印刷や印刷プレビューの際に、要素の途中でページが分断されるのを防ぎたい場合などに活用されます。構文pageBreakInsideプロパティの基本的な構文は以下のとおりです。1. 値を取得する場合object.pageBreakInside2. 値を設定する場合object.pageBreakInside = value指定できる値valueには以下のいずれかの値を指定できます。値説明auto必要に応じて、要素の内部に改ペ
-
HTML DOMのdisplayプロパティとは?使い方と全設定値をわかりやすく解説
HTML DOMのdisplayプロパティは、要素の表示形式(表示タイプ)を設定または取得するために使用されるプロパティです。要素の表示は主に「block(ブロック)」と「inline(インライン)」の2種類に分類されます。また、display:noneを指定することで、要素を画面上から完全に非表示にすることも可能です。 displayプロパティの構文 displayプロパティを設定する場合の構文は以下のとおりです。 object.style.display = value displayプロパティに指定できる値の一覧 displayプロパティには、以下のような値を指定できます。 値説明