HTML DOMのunicodeBidiプロパティとは?構文・設定値・サンプルコードを解説
HTML DOM の unicodeBidi プロパティは、direction プロパティと組み合わせて使用することで、同一の HTML ドキュメント内に異なる言語が混在する場合に、テキストの表示方向を上書きして制御できるかどうかを取得・設定するためのスタイルプロパティです。
構文
unicodeBidi プロパティの基本的な構文は以下の通りです。
unicodeBidi の値を取得する
object.style.unicodeBidi
unicodeBidi の値を設定する
object.style.unicodeBidi = "value"
設定できる値
value には以下のいずれかの値を指定できます。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| inherit | 親要素からこのプロパティの値を継承します。 |
| initial | このプロパティの値をデフォルト値に設定します。 |
| normal | 追加の埋め込みレベルを設定しません。 |
| embed | 追加の埋め込みレベルを設定します。 |
| bidi-override | 追加の埋め込みレベルを設定し、direction プロパティの値に従ってテキストの並び順を強制的に並べ替えます。 |
サンプルコード
それでは、HTML DOM の unicodeBidi プロパティを使った具体的な例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
color: #000;
background: lightblue;
height: 100vh;
text-align: center;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 2px;
width: 40%;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem auto;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>DOM Style unicodeBidi プロパティの例</h1>
<p style="direction:ltr">これはダミーテキストを含む段落要素です。</p>
<button onclick="add()" class="btn">Set unicodeBidi</button>
<script>
function add() {
document.querySelector('p').style.direction = "rtl";
document.querySelector('p').style.unicodeBidi = "bidi-override";
}
</script>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

「Set unicodeBidi」ボタンをクリックすると、JavaScript の add() 関数が呼び出され、段落要素に対して direction: rtl と unicode-bidi: bidi-override が適用されます。その結果、テキストは右から左へ強制的に並べ替えられて表示されます。

このように unicodeBidi プロパティを活用することで、アラビア語やヘブライ語など右から左に読む言語(RTL言語)と、日本語や英語など左から右に読む言語(LTR言語)が混在するページでも、テキストの表示方向を柔軟に制御することができます。
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