HTML5のarc()メソッドで円を描く方法をわかりやすく解説
HTML5では、<canvas>要素とarc()メソッドを組み合わせることで、簡単に円を描くことができます。完全な円を描きたい場合は、開始角度を「0」、終了角度を「2 * Math.PI」に指定するのがポイントです。
arc()メソッドのパラメータ一覧
arc()メソッドには、以下の6つのパラメータを渡します。
| No. | パラメータ | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | x | 円の中心のx座標 |
| 2 | y | 円の中心のy座標 |
| 3 | r | 円の半径 |
| 4 | startingAngle | 描画開始の角度(ラジアン単位) |
| 5 | endingAngle | 描画終了の角度(ラジアン単位) |
| 6 | counterclockwise(true / false) | 反時計回りに描画する場合は「true」、時計回りの場合は「false」を指定 |
角度は度数法ではなくラジアンで指定することに注意してください。1周(360度)は「2π(2 * Math.PI)」に相当します。
arc()で円を描くサンプルコード
以下のコードを実行すると、HTML5のcanvas上にarc()メソッドで円が描画されます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>HTML Canvas</title>
</head>
<body>
<canvas id="newCanvas" width="300" height="150" style="border:1px solid #000000;"></canvas>
<script>
var c = document.getElementById("newCanvas");
var ctxt = c.getContext("2d");
ctxt.beginPath();
ctxt.arc(100, 75, 50, 0, 2 * Math.PI);
ctxt.stroke();
</script>
</body>
</html>
コードのポイント解説
- getContext("2d"):canvasの描画コンテキストを取得します。2D描画には必須です。
- beginPath():新しいパスを開始します。これにより、それまでのパスと混ざらずに図形を描けます。
- arc(100, 75, 50, 0, 2 * Math.PI):中心を(100, 75)とし、半径50ピクセルの完全な円を定義します。
- stroke():定義したパスに沿って実際に線を描画します。塗りつぶしたい場合は
fill()を使用します。
このように、arc()メソッドの開始角度と終了角度を調整すれば、半円や扇形など、さまざまな形状も自由に描くことができます。
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