HTMLとCSSでフローティングレイアウトを作成する方法をわかりやすく解説
フローティングレイアウトとは
HTMLでフローティングレイアウトを作成するには、CSSのFloat(フロート)プロパティを使用します。Webサイトでは、コンテンツを見やすく表示するために複数のカラム(段組み)構成がよく採用されますが、CSS Floatはそのマルチカラムレイアウトを実現する手法のひとつです。
フローティングレイアウトは、Webサイトのレイアウト設計で古くから広く使われている定番の手法です。要素にfloat: left;やfloat: right;を指定することで、要素を左右に寄せ、その横に他の要素を回り込ませることができます。
以下は、ヘッダー・ナビゲーション・本文・フッターで構成された、簡単に作成できるフローティングレイアウトの例です。
サンプルコード
次のコードを実行すると、上記のようなフローティングレイアウトをHTMLで実際に作成できます。ナビゲーション部分(nav)にfloat: left;を指定し、本文(article)がその横に回り込む構造になっています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div.mycontent {
width: 100%;
border: 1px solid green;
}
header, footer {
padding: 1em;
color: green;
background-color: #FAFAFA;
text-align: left;
}
nav {
float: left;
max-width: 150px;
padding: 1em;
}
nav ul {
list-style-type: none;
padding: 0;
}
article {
margin-left: 10px;
border-left: 1px solid gray;
padding: 1em;
overflow: hidden;
}
</style>
</head>
<body>
<div class="mycontent">
<header>
<h1>Tutorialspoint.com</h1>
<h3>Simply Easy Learning</h3>
</header>
<nav>
<ul>
<li><a href="/tutorialslibrary.htm">Tutorials Library</a></li>
<li><a href="/videotutorials/index.htm">Video Tutorials</a></li>
<li><a href="/codingground.htm">Coding Ground</a></li>
<li><a href="/tutor_connect/index.php">Tutor Connect</a></li>
<li><a href="/online_dev_tools.htm">Tools</a></li>
</ul>
</nav>
<article>
<h1>About Us</h1>
<p>This is demo content.</p>
<p>This is demo content.</p>
<p>This is demo content.</p>
<p>This is demo content.</p>
</article>
<footer>Add the footer content here</footer>
</div>
</body>
</html>コードのポイント
このサンプルコードのポイントは以下の通りです。
- nav要素:
float: left;を指定することで左側に配置され、ナビゲーションメニューが縦に並びます。 - article要素:
overflow: hidden;を指定することで、floatの影響を含んだ高さを正しく計算し、レイアウトの崩れを防ぎます(いわゆるclearfixの代替手法)。 - header / footer要素:floatの影響を受けずに、ページの上下に全幅で配置されます。
なお、近年のWeb制作では、より柔軟なレイアウトが可能なFlexboxやCSS Gridが主流になりつつありますが、フロートは回り込みテキストなどで今も有効なプロパティです。レガシーなコードの保守や、基本的なレイアウトの仕組みを理解するうえで、フローティングレイアウトの知識は役立ちます。
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