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OCIパブリックサブネットでデータベースを作成・接続する方法【SSHキー設定の手順付き】

本記事の手順に従うことで、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でデータベースを構成できるようになります。

はじめに

全体の流れは、以下の3つのステップで構成されています。

  1. OCIでのSSHキーペアの生成
  2. パブリックサブネットでのデータベース作成
  3. VM DBシステムへの接続

前提条件

以下の環境がすでに整っていることを前提としています。

  • Oracle Cloudアカウント(無料トライアルまたは有料版)
  • 仮想マシン(VM)/ベアメタル(BM)用のネットワーク構成が完了していること
  • パブリックサブネット
  • セキュリティリストの設定とポート22・1521の開放
  • インターネットゲートウェイ
  • ルートテーブル

ステップ1:OCIでSSHキーペアを生成する

まずはSSHキーペアの生成から始めましょう。詳細な公式ドキュメントはこちらをご参照ください。

WinSCPを起動し、メニューから[ツール] → [PuTTYgenを実行]を選択します。

  1. [Generate]ボタンをクリックし、ダイアログ内の空白エリア上でマウスをランダムに動かすと、秘密鍵と公開鍵が生成されます。
  2. キーの生成が完了すると、画面に公開鍵の内容が表示されます。
  3. [Save private key]をクリックして、ローカルシステムに秘密鍵を保存します。この際、キーのパスフレーズ(パスワード)を設定し、確認のためにもう一度入力してください。
  4. 公開鍵については、表示されているキーの内容をローカルシステム上のファイルにコピーしておきます。公開鍵ファイルのアップロードがうまくいかない場合に、この内容が必要になることがあります。
  5. コピーしておいた公開鍵の内容は、そのようなトラブル発生時に活用できます。[Save public key]をクリックし、手順3で秘密鍵を保存したのと同じ場所にファイルを保存しましょう。

補足:公開鍵の形式は「ssh-rsa」で始まり、「rsa-key-20211015」のような文字列で終わります。

  1. 公開鍵は.pub拡張子、秘密鍵は.ppk拡張子で保存します。
  2. 両方のキーの生成と保存が完了したら、クラウドポータルへ戻ります。

ステップ2:パブリックサブネットにデータベースを作成する

このセクションでは、OCIのパブリックサブネット上にOracle Databaseを作成する手順を説明します。

自分のテナントでOCIコンソールにログインします。ここでは、事前に作成しておいた「ohravi」というテナントを使用しています。ログインURLは以下の形式です。

https://cloud.oracle.com/?tenant=ohravi

画面の指示に従い、該当するリンクを選択していきます。

ADとシェイプの選択

可用性ドメイン(AD)を選択し、シェイプには標準的なVMシェイプを指定します。

DBシステムの構成

DBシステムの構成画面では、指示された項目を順番に入力・選択していきます。

SSH公開鍵の登録

ステップ1の手順5で作成した公開鍵の内容を、指定の欄に貼り付けます。

VCNとサブネットの選択

VCNの名前を入力します。ここでは例として「POC_VCN」を使用し、サブネットを選択します。

データベース名の指定

データベース名を入力します。本記事の例では「POC」とデータベースバージョン「19c」を使用しています。

DBシステムの作成

最後に[DBシステムの作成]ボタンをクリックします。

インスタンスが起動し稼働状態になるまで、約50〜60分かかりますので、しばらくお待ちください。

データベースの作成が完了すると、ステータスが「プロビジョニング中(PROVISIONING)」から「利用可能(AVAILABLE)」に変化します。

ステップ3:作成したVM DBシステムに接続する

OCIコンソールにログインし、データベースセクションへ移動して、作成したデータベース(ここでは「POC_Ravi」)を選択します。

対象のデータベース(pocDB)をクリックすると、次のページにパブリックIPアドレスが表示されます。このIPアドレスを、後述の接続手順におけるホスト名として使用します。

PuTTYでの接続手順

PuTTYを起動し、以下の情報を入力します。

  • ホスト名(またはIPアドレス):opc@インスタンスのパブリックIPアドレス
  • ポート:22
  • 接続タイプ:SSH

次に、左側のカテゴリ一覧で[SSH] → [認証(Auth)]を展開し、ステップ1で保存した秘密鍵(.ppkファイル)を指定して、[開く(Open)]をクリックします。

接続が確立したら、Oracleユーザーに切り替えてSQL*Plusに接続します。

sudo su - oracle
sqlplus / as sysdba

これで、作成したデータベースに対してSQLコマンドを実行できるようになります。

まとめ

本記事では、SSHキーの生成方法と併せて、OCIのパブリックサブネット上にデータベースを構成するための基本手順を解説しました。また、紹介した手順は、Oracle Cloud DBAの日常業務に不可欠な、SSHキーを使ったデータベースへの接続にもそのまま役立ちます。

ご意見やご質問がある場合は、フィードバックフォームからお気軽にお寄せください。また、私たちとの対話も歓迎します。

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