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DataStax Enterprise OpsCenterのセットアップ手順:Cassandraクラスタ監視を簡単に始める方法

クライアントとサポート組織の間で定義されたSLA(サービスレベル契約)に準拠することは、ダウンタイムを回避または最小限に抑え、クライアントの業務を安定して継続するために不可欠です。定められた目標を達成できなければ、コスト面と信頼性の両方において、企業ブランドに悪影響が及びます。

はじめに

複数のデータベースを含むクライアント環境の管理は、非常に難易度の高いタスクです。データベース管理者(DBA)は、シェルスクリプトやPython®スクリプトのようなツール、あるいは一元管理型の監視ツールを導入して、こうした環境を監視する必要があります。

監視、アップグレード、メトリクス収集などのタスクを自動化するソリューションを導入すれば、チームへの負担を大幅に軽減できます。サービス停止、データベース容量不足、その他の内部エラーといった定義済みイベントを監視するシステムは、メールやアラート通知をチームへ送信できます。さらに、アプリケーションチームに影響を与えることなく、自動的に予防措置を実行することも可能です。

このような手作業の負担を軽減するため、DataStax®は「OpsCenter®」という監視・可視化(GUI)管理ツールを提供しています。これにより、DBAはプロアクティブな監視を行い、最適なデータベースクラスタ環境を維持できるようになります。

DataStax OpsCenterとは?

DataStax OpsCenterは、すべてのクラスタノードを単一画面で管理できる中央集中型コンソールです。GUIベースのメニュー操作により、さまざまなタスクを実行でき、DBAの業務を大幅に効率化します。

具体的には、OpsCenterによるデータベースクラスタのヘルスチェックでは、以下のようなタスクや機能を利用できます。

  • クラスタを最新バージョンへアップグレード
  • GUIによるバックアップジョブのスケジューリング
  • ノードの追加・削除などのクラスタ操作
  • パフォーマンスメトリクスのグラフおよびチャート表示(GUI)
  • クラスタノードを監視するエージェントのインストール
  • 重要なアラートに対するデータベース監視
  • ライフサイクルマネージャーによるクラスタ設定の一元管理

OpsCenter監視環境のセットアップ

ここでは、OpsCenterの機能を紹介するために、2ノード構成のPOCクラスタを監視対象としてOpsCenterをセットアップした手順を説明します。

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前提条件

  • OpsCenterを設定するマシンには、最低でも2コアCPUと2GBのRAMが必要です。
  • Oracle Java SE Runtime Environment 8(JREまたはJDK)を使用してください。OpsCenterは他のバージョンをサポートしていません。

本記事では、GCP®上に構築した2ノードのApache® Cassandra®クラスタインスタンスにOpsCenterを設定しています。

OpsCenterの設定手順

OpsCenterは複数の方法でインストールできますが、ここではtarball方式を選択しました。このインストール方法では、DataStaxの公式サイトからソフトウェアのtarファイルをダウンロードし、手動でセットアップを行います。

  1. ユーザーとグループを作成し、パスワードを設定します。
  2. ソフトウェア用のディレクトリを作成し、そのディレクトリの所有者とグループを変更します。
  3. curlコマンドを使用して、DataStaxの公式サイトからOpsCenterソフトウェアをダウンロードします。最新バージョンについては、https://docs.datastax.com/en/opscenter/6.1/opsc/release_notes/opscReleaseNotes_g.html#opscReleaseNotes_g を参照してください。
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  4. Javaのバージョンを確認し、必要に応じて1.8に更新します。CassandraはJava 1.8未満のバージョンをサポートしていないためです。
  5. binディレクトリからOpsCenterサービスを起動します。
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  6. デフォルトポート8888を開放し、cURLコマンドでOpsCenterサービスを確認します。以下の画像のように実行します。
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  7. データベースクラスタノード間にSSH(Secure Shell)接続を設定します。
  8. ブラウザでOpsCenterを開き、クラスタを設定します。https://localhost:8888 にアクセスし、「Create a new cluster」を選択します。
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  9. データベースクラスタのホストIPアドレスを入力します。JMXポート(7199)とネイティブトランスポートポート(9042)はデフォルト設定のままにしておきます。
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  10. 「Install or start agents automatically」を選択します。
DataStax Enterprise OpsCenterのセットアップ手順:Cassandraクラスタ監視を簡単に始める方法
  1. 次の画面でエージェントのインストール進捗状況を追跡します。
DataStax Enterprise OpsCenterのセットアップ手順:Cassandraクラスタ監視を簡単に始める方法
  1. エージェントのインストールが正常に完了すると、以下の画像のようにOpsCenterにデータベースクラスタノードが表示されます。このページでは、必要に応じてウィジェットを追加できます。筆者は書き込みリクエスト数、書き込みリクエストのレイテンシー、CPU・ディスク使用率、OSロードなどを含む複数のウィジェットを使用しました。
DataStax Enterprise OpsCenterのセットアップ手順:Cassandraクラスタ監視を簡単に始める方法

まとめ

DataStax OpsCenterは、複数ノードを1つの画面で監視したいCassandraクラスタ管理において、非常に便利なツールです。ノードの追加・削除、クラスタバックアップの取得、データベースの復元、DSEのアップグレード、クラスタパフォーマンスの監視など、時間のかかるタスクをわずか数クリックで、しかもエラーなく自動化できます。

本記事の手順に従えば、データベースノードにOpsCenterとエージェントをインストールし、すぐに運用を開始できます。

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