Googleドライブのデータを別のアカウントへ簡単に移行する4つの方法
多くのスマートフォンユーザーにとって、GoogleドライブはAndroidやiOSのデータを安全に保存・バックアップ・管理できる便利なサービスです。写真、動画、仕事の書類、音楽、メモなど、さまざまなデータをGoogleアカウントにバックアップできます。
しかし、別のGoogleアカウントへ切り替えたいときや、サブデバイスで使う別アカウントにデータを送りたいとき、「大切なデータを失わずにどう移行すればいいのか?」と悩む方は少なくありません。
本記事では、その疑問にお答えしながら、Googleドライブをアカウント間で移行するために知っておきたいポイントをすべて解説します。
この記事でわかること
- 共有機能を使ってGoogleドライブを別アカウントに転送する
- Google Takeoutを使ってGoogleドライブを移行する
- 手動でGoogleドライブを別アカウントに転送する
- Google管理コンソールでGoogleドライブのデータを移動する
Googleドライブを別のアカウントに移行するには?
Googleドライブのデータを別のアカウントに移行したい理由は人それぞれです。主なケースとしては以下が挙げられます。
- 利用するGoogleドライブのアカウントを切り替えたい
- ファイル用のバックアップフォルダをもう1つ確保したい
- 既存アカウントのストレージ容量が不足しているため、ファイルを別アカウントへ移して空き容量を作りたい
- 仕事用とプライベート用のデータを分けて整理したい
- 現在のGoogleドライブアカウントが制限を受けている

ここからは、Googleドライブを別のアカウントに移行するときに使える、最も簡単な4つの方法を順番に紹介します。
方法1:共有機能を使って別のアカウントに転送する
実は、Googleドライブ自体の機能だけでデータを転送できます。Googleドライブには「共有」機能が標準で搭載されており、あるアカウントから別のアカウントやデバイスへデータを移動することが可能です。
以下の手順で、共有機能を使った転送を行いましょう。
- Googleドライブにアクセスして自分のGoogleアカウントにログインします。アプリでもブラウザ版(Web)でも構いません。
- 転送したいファイルを選択します。フォルダを検索して目的のファイルを探したり、転送したいファイルをまとめた新しいフォルダを作成してもよいでしょう。
- メニューを開いて「共有」を選択します。PCでGoogleドライブを利用している場合は、対象を右クリックして「共有」を選びます。
- 受信者として、もう一方のGoogleアカウントのメールアドレスを入力します。相手のアカウントが連絡先に登録されていれば、候補として表示されるので選択しましょう。
- 必要に応じてユーザーの権限設定を調整したり、追加のメッセージを入力したりできます。最後に送信アイコンをタップすれば、データが別アカウントへ転送されます。
- 転送先のアカウントでGoogleドライブを開き、送信されたデータを確認します。Driveアプリから閲覧・ダウンロードが可能です。

方法2:Google Takeoutを使って移行する
Google Takeoutは、Googleが提供する公式ツールで、DriveやYouTubeなど各種Googleサービスからデータをエクスポート・ダウンロードできます。Takeoutを使えば、Googleドライブのデータを書き出し、受け側のデバイスで直接ダウンロードすることができます。
以下の手順で、Google Takeout経由での移行を行いましょう。
- Google Takeoutにログインし、「新しいエクスポートを作成」の画面を開きます。画面右側の「すべて選択解除」をクリックして、すべてのチェックを外します。
- 一覧の中から「ドライブ」のみにチェックを入れます。画面を一番下までスクロールして「次のステップ」を選択します。
- 初期設定ではダウンロードリンクがメールで送られる方式になっていますが、ここでは「ドライブに追加」を選択します。
- 転送したいGoogleドライブのファイルを選択し、ファイル形式・サイズ・エクスポート頻度・宛先を指定します。宛先には受信側のGoogleアカウントを入力してください。
- 最後に、画面下部の「エクスポートを作成」をタップします。
- エクスポートが完了するとメールで通知が届きます。スマホやパソコンから直接ファイルをダウンロードしましょう。
- 移行先アカウントでGoogleドライブを開き、「+」(新規)アイコンをクリックしてファイルをアップロードします。
方法3:手動でダウンロード&アップロードして転送する
ファイル数が多い場合は時間がかかりますが、少数のファイルだけを移したい場合には、手動での転送も有効な手段です。
やり方はシンプルで、ファイルを手動でダウンロードし、もう一方のデバイスに保存した後、アプリまたはWeb版から移行先のGoogleドライブにアップロードします。
ヒント:ファイルを保存するための十分なストレージ容量が必要になるため、この方法はパソコン上で行うのがおすすめです。
以下が具体的な手順です。
- スマホまたはパソコンでGoogleドライブにログインし、画面の「+」アイコンをクリックします。
- 「新しいフォルダ」を作成し、転送したいファイルをそのフォルダにまとめます。忘れずに名前を付けて保存しましょう。
- フォルダを右クリック(スマホの場合は「オプション」)し、「ダウンロード」を選択します。フォルダ内の全ファイルが端末にダウンロードされるまで待ちます。
- パソコン側でZIPファイルを展開しておくと、あとで整理しやすくなります。
- 続いて、移行先のGoogleアカウントにログインし「+」アイコンをクリックして、「ファイルをアップロード」を選択します。
- データが入ったZIPフォルダを選択して、そのままGoogleドライブへアップロードします。すでにZIPを展開済みの場合は、ファイルを個別にアップロードしてください。
アップロードが完了すれば、すべてのドライブデータが別アカウント上に揃います。
方法4:Google管理コンソールでデータを移動する
Googleドライブアカウントの所有権ごと別のユーザーに移したい場合は、Google管理コンソールを利用しましょう。会社のドライブアカウントの権限を別の従業員に引き継ぐ場合や、組織の移行に伴う引き渡しの際に特に便利な方法です。
- 管理者用のGoogleアカウントにログインし、Google管理コンソールを開きます。
- 「アプリ」→「Google Workspace」→「ドライブとドキュメント」の順に進み、メニューから「所有権を譲渡」を選択します。
- 「移行元ユーザー」欄に現在のGmailアドレスを、「移行先ユーザー」欄に新しいユーザーのGmailアドレスを入力します。
- 「転送」をクリックし、Googleから所有権移転完了の通知が届くのを待ちます。
新しいユーザーにも通知が届き、以降はアクセス権をリクエストすることなく、ドライブのデータを自由に管理・整理できるようになります。
Googleドライブを使わずにPCでデータをバックアップ・復元する
Googleドライブにデータをバックアップした場合、そのデータの転送にはインターネット接続が必須になります。
ネット環境の悪い場所に行くことが多い方や、通信状態に悩んでいる方は、あわせてパソコンにもデータをバックアップしておくのがおすすめです。そうすることで、Wi-Fiやモバイルデータがなくても、ドライブのデータにアクセス・管理・転送ができるようになります。
そんなときに便利なのが「MobileTrans – バックアップ&復元」です。Wi-Fiなしでスマホのデータやファイルをパソコンにバックアップできる専用ソフトです。
MobileTransは操作が簡単で、18種類以上のデータをバックアップ可能です。互換性の問題でGoogleドライブに保存できないファイルでも、MobileTransならパソコンにバックアップできます。
Wondershare MobileTrans
データをパソコンに簡単バックアップ
- • データ消失・情報漏えいの心配なし
- • ファイル、写真、動画、アプリ、連絡先など多彩なデータに対応
- • Android・iOSの数千種類のデバイスに対応
4,085,556人がダウンロードしました
4.5/5 優秀
パソコンにMobileTransをダウンロード・インストールし、以下の手順でスマホのデータをPCにバックアップしましょう。
- MobileTransを起動し、USBケーブルでスマホをPCに接続します。メイン画面から「バックアップ&復元」モードを選択してください。
- PCにバックアップしたいファイルを選択し、「バックアップ開始」をクリックします。
- スマホをPCに接続したまま待機すると、バックアップ完了時にMobileTransから通知が届きます。
さらに、MobileTransを使えば、PCに保存したスマホのバックアップをiOS/Android端末に復元することもできます。ダッシュボードで「復元」を選択し、画面の案内に沿って操作するだけでOKです。
4.5/5 優秀
まとめ
複数のアカウントを併用している方を中心に、Googleドライブのデータを別アカウントへ移したい場面はよくあります。本記事で紹介したように、手動でのダウンロード&アップロード、Google Takeout、ドライブの共有機能、メール、さらにはアカウントの所有権移転など、目的に応じた複数の方法があります。
なお、転送先のアカウントからはファイルやGmailアドレス、Google IDなどの情報が見える場合があるため、必ず信頼できるアカウントだけにデータを送るようにしましょう。また、オフライン環境でもデータにアクセスできるよう、パソコンへのバックアップも忘れずに行っておくことをおすすめします。
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