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ブックブラウザアプリとは?本選びを変える未来のスマホアプリ徹底ガイド

はじめに

これまでの記事では、注目されているテクノロジーのトレンドと、そこから何が期待できるのかを紹介してきました。今回は、近い将来登場しそうなスマートフォンアプリの一つについてお話しします。

モバイル技術の進化と、教育分野アプリに足りないもの

モバイル通信は私たちの生活を大きく便利にしました。スマートフォンと3Gネットワークの登場により、日常のさまざまな活動はよりモバイル化され、世界中の知的な人々が創造力を発揮する土台も広がりました。その結果として、あらゆる年齢層や多様な興味関心に応える、実に幅広い種類のアプリが生まれています。

こうして見ると、教育分野のスマホアプリは、さまざまなカテゴリーに分かれた大きなグループをすでに形成しています。しかし筆者は、このファミリーにもう一人加わるべきメンバーがいると感じています。

「ブックブラウザ(Book Browser)」という構想

それは、本に関する必要な情報をすべて提供し、その本を購入すべきかどうかを判断できるようにしてくれるアプリです。ここでは仮に「Book Browser(ブックブラウザ)」と呼ぶことにします。アプリ形式のブラウザーであり、本の基本情報を手軽に閲覧でき、最終的にどの本を購入すべきかという判断を助けてくれるものです。

さらに嬉しいことに、このアプリに「Index Reader(インデックスリーダー)」という小型デバイスがセットで付属するとしたらどうでしょう。このデバイスの役割は、本のバーコードをスキャンし、その目次をアプリ上に表示することです。デバイスはBluetooth経由でスマホのアプリと接続されます。

それでは、アプリ「Book Browser」とデバイス「Index Reader」が持つことになる機能を見ていきましょう。

Index Reader(インデックスリーダー)の機能

Bluetoothアダプターかボタンほどの大きさしかない、とても小さなデバイスです。タッチスイッチを2つ備えており、基本的な機能は以下の2点です。

  1. バーコードスキャナー: 内蔵のスキャナーで本のバーコードを読み取り、「Store(保存)」ボタンを押すとデバイスのメモリに記録されます。
  2. Bluetooth接続: スマホ上のアプリとBluetoothで接続し、「Transfer(転送)」ボタンを押すと、記録したバーコードがアプリへ送信されます。

ブックブラウザアプリとは?本選びを変える未来のスマホアプリ徹底ガイド

Book Browserアプリが表示する6つの情報カテゴリー

Book Browserは、本の基本情報を閲覧するためのアプリケーションです。表示される情報は、以下の6つのカテゴリーに分かれます。

  1. View Index(目次表示): 本の目次が表示されます。
  2. Critics Reviews(批評家レビュー): 有名な批評家によるレビューが一覧で表示されます。
  3. Hardcopy Purchase(紙書籍の購入): 紙書籍を販売しているオンラインストアと、それぞれの価格情報が表示されます。
  4. Kindle Purchase(電子書籍の購入): Kindle版や電子書籍(eBook)を販売しているオンラインストアと、価格情報が表示されます。
  5. Similar Books(類似の本): 内容が似ている他の本のリストが表示されます。
  6. MISC(その他): 本の活用方法、最新版の有無、「本について」の紹介、どんな読者におすすめかといった追加情報が表示されます。

大まかに整理すると、このアプリには2つの大きな機能があります。1つ目は、ユーザーが入力した本名に関する情報を提供すること。2つ目は、Index Readerから受信したバーコードをもとに、その本の情報を表示することです。続いて、具体的な機能と仕組みを見ていきましょう。

デバイス(Index Reader)連携時に使える機能

  1. デバイスからバーコードがアプリに送信されると、アプリがそれを処理し、前述の6カテゴリーの情報を表示します。ユーザーは任意のカテゴリー名をクリックして、詳細を確認できます。
  2. 「View Index」カテゴリーには、目次を他の言語に翻訳する機能があります。リストから希望の言語を選択するだけで切り替えられます。
  3. 同じく「View Index」では、目次の中から特定のトピックを検索する機能も利用できます。
  4. さらに、表示を目次から本文のコンテンツリストへ切り替えることも可能です。コンテンツリスト表示でも、前述の翻訳機能とトピック検索機能がそのまま使えます。
  5. 「Similar Books」カテゴリーでは、同じ本が別の言語で出版されている場合、それらの版もリストアップされます。

ブックブラウザアプリとは?本選びを変える未来のスマホアプリ徹底ガイド

アプリ単体で使えるその他の機能

  1. 前述の通り、このアプリは本の情報を調べるためのブラウザーとして機能します。Googleで検索するのと同じ感覚で、自由に本を検索できます。たとえば「絵画の歴史」「シドニィ・シェルダンの小説」のようなキーワードでの検索も可能です。
  2. 検索クエリに対して該当する本のリストが表示され、任意の本をクリックすると、先述の6カテゴリーの情報をまとめたウィンドウが開きます。
  3. 気になる本の情報を保存しておく機能も備えています。
  4. 当時どのオンラインストアでも在庫がない本については、通知を設定できます。その本がどこかのオンラインストアで入手可能になった時点で、アプリから通知が届く仕組みです。
  5. さらに、論理的なカテゴリーに分類されたアプリ独自の書籍データベースを内蔵しており、ユーザーはそれを自由に閲覧できます。

まとめ:本のための検索エンジン

このアプリは、いわば「本のための検索エンジン」であり、本そのものを読ませるツールではありません。それでも、学部・大学院・博士課程に進む学生にとっては非常に有用です。こうした学生は講義で一冊の教科書だけを使うわけではなく、複数の参考書の中から最適なものを選ぶ必要があるためです。このアプリがあれば、どの本が最も多くのトピックをカバーしているのか、どの本を購入すべきなのかを効率的に見つけられます。

また、一般的な書籍購入の場面でも、買う前に知りたい情報をひと通り表示してくれるため、幅広い読者にとってメリットのあるアプリと言えるでしょう。

さて、本探しをさらに一段ラクにしてくれるようなスマホアプリが、実際に登場する日は来るのでしょうか。今後の動向に期待しましょう。

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