【root化必須】Androidアプリ「DriveDroid」でスマホをLinux起動ディスクに変える方法
DriveDroidは、Androidデバイスに保存したISO/IMGファイルをもとに、パソコン上でさまざまなLinuxディストリビューションを起動できるようにするアプリです。
このアプリを活用すれば、スマートフォン1台が緊急時のレスキューディスクになり、複数のUSBメモリやCDを用意することなく、いろいろなLinuxディストリビューションを気軽に試せるようになります。
DriveDroidのインストール方法

DriveDroidには無料版と有料版(プレミアム版)の2種類があり、どちらもGoogle Playストアからインストールできます。
有料版は広告が表示されず、イメージファイルのサイズ変更機能が使える点が異なりますが、基本的な機能は無料版と同一です。まずは無料版で試してみるのがおすすめです。
初期設定の手順
設定を始める前に、必ず以下の2点を確認しておきましょう。
- デバイスがroot化されていること(root化されていないとアプリは動作しません)
- ダウンロードするLinuxディストリビューション用の十分な空き容量があること
なお、すべての.isoファイルがこの方法での起動に対応しているわけではありませんが、UbuntuやArch Linuxなど主要なディストリビューションは問題なく利用できます。
アプリをインストールして起動すると、ウィザード形式で設定手順を案内してくれます。

まず、アプリが管理するブラックリスト(動作不具合が確認されているデバイスの一覧)にあなたの端末が含まれていないかがチェックされます。その後、アプリにroot権限を付与する必要があります。

PCへの接続と認識確認
次に、USBケーブルでAndroidデバイスをパソコンに接続します。このとき、デバイスがUSBを処理するために使用する「USBシステム」の選択を求められるので、まずは最初の候補を選んでみてください。ほとんどの端末は最初の選択肢で問題なく動作します。

続いて、ファイルエクスプローラー(エクスプローラーやFinderなど)を開き、デバイスがUSBドライブまたはCDドライブとして認識されているかを確認しましょう。筆者の環境ではUSBドライブとして表示されました。

もしPCがデバイスを認識しない場合は、前の画面に戻って別のUSBシステムを選択し直すか、別のPCに接続してみてください。
ライブ起動可能なUSBの作成手順
デバイスをPCに接続した状態でDriveDroidを開き、実行したいLinuxディストリビューションを選択します。Ubuntu、Arch Linux、Linux Mint、Elementary OS、Fedoraなどの人気ディストロはしっかりサポートされています。

すでに.isoファイルなどをダウンロード済みの場合は、そのファイルをAndroidデバイスへ移動して、「Add image from file(ファイルからイメージを追加)」を選択すればOKです。

次に、.iso/イメージファイルを起動可能なUSBとしてホストします。ディストリビューション名をタップし、ポップアップで表示されるハイライトされた項目を選びましょう。

処理が完了すると、イメージファイルが正常にホストされたことを知らせる通知がデバイスに表示されます。これでAndroidデバイスは、通常のUSBドライブと同じように扱われます。

あとはパソコンを再起動してBIOS(UEFI)設定画面を開き、起動デバイスとしてUSBドライブを選択すれば、ホストしたイメージファイルからLinuxを起動できます。

まとめ
以上で作業完了です。思ったより簡単だったのではないでしょうか? これでお気に入りのLinuxディストリビューションをすべて1台のAndroidデバイスにまとめて持ち運び、いつでもどこでも起動できるようになりました。
自作のカスタムUSBイメージファイルも同様にAndroidデバイスへ保存すれば、DriveDroid経由で起動できます。また、DriveDroidを使ってWindowsをインストールしたという報告例もありますが、その場合は手順が多少異なるので注意が必要です。
DriveDroidを実際に使ったことはありますか? ぜひコメント欄であなたの体験谈や活用シーンを共有してください。
-
PCからAndroidスマホを完全操作できる無料アプリ「Vysor」の使い方
AirDroidなどのアプリを使えば、Android端末とPCの間でファイルを簡単にやり取りできます。しかし、こうしたアプリでできるのはファイルの送受信やスクリーンショットの撮影など、あくまで補助的な作業にとどまり、端末そのものをPCから自由に操作することはできません。 そこでおすすめしたいのが、Google Chromeアプリの「Vysor」です。Vysorを利用すれば、Chromeブラウザが動作する環境であればOSを問わず、Android端末をPCから完全にコントロールできます。アプリを導入すると、実際の端末の画面がそのままPCの画面に映し出され、まるで手に持って操作しているかのように扱
-
【Android】大画面スマホを片手で快適に操作する方法 – Xposedモジュール「OneHand Mode」の使い方
スティーブ・ジョブズはかつて「大きな画面のスマートフォンなんて誰も買わない」と語りました。しかしiPhone 6 Plusの登場以降、モバイル端末のトレンドは「画面はできるだけ大きく、それでいて片手で持てること」へとシフトしています。Androidスマートフォン各社も大型端末を次々と投入しており、Samsung Galaxy Note 4を見ればその傾向は一目瞭然です。こうした大画面端末を実際に使ってみると、最初に気づくのはやはり「片手での操作がしづらい」という点でしょう。指が長い人でない限り、画面の隅々に指が届かず、結局もう一方の手で画面を支えながら操作することになりがちです。そこで本記事で