スマホだけでOK!Androidのネットワーク監視・Ping診断に使えるおすすめアプリ6選
スマートフォンでWi-Fi接続が不安定で困っていませんか?ローカルネットワーク上でどんな通信が行われているのか知りたい、あるいは単純にPingコマンドを送りたいだけということもあるでしょう。
パソコンがなくても、Androidスマートフォンは強力なネットワーク管理デバイスとして十分に活躍できます。ここでは、初心者にも扱いやすい6つのAndroidネットワーキングツールを紹介します。
1. JuiceSSH: 安全なリモート通信を実現するSSHクライアント

同じネットワーク上にある多くのデバイスには、リモートからアクセスできます。しかし、安全な通信を行いたいなら、SSH(Secure Shell)を使うのが最善の選択肢です。
無料で利用できるJuiceSSHは、まさにポケットの中のLinuxターミナルのような存在です。SSHサーバーが稼働しているパソコンやスマートフォン、タブレットに接続すれば、そのデバイスを遠隔操作できます。
Telnet機能も備えており、コピーアンドペースト、URLのクリック、複数のSSHプロファイルの保存にも対応。さらに、Google Authenticatorなどの2要素認証(2FA)アプリとの連携にも対応しており、接続のセキュリティをしっかり高められます。
JuiceSSHはAndroid向けSSHクライアントの中でも最高クラスで、ネットワーク経由のリモートコマンドラインアクセスに最適なツールといえます。
アプリ内課金で追加機能のアンロックも可能です。暗号化された接続情報のバックアップ、複数デバイス間の同期、チームコラボレーション機能などが含まれます。
ダウンロード:JuiceSSH(無料、プレミアム版は5ドル)
2. Fing: Wi-Fiネットワークのセキュリティをチェック

自分のネットワークがどれほど安全なのか、気になったことはありませんか?
Fingは、さまざまなネットワーキングツールを1つの使いやすいアプリにまとめた、モバイルネットワークセキュリティの万能ナイフ的存在です。侵入者検知、ネットワーク監視、ポートスキャン、接続チェッカー、ネットワーク上のデバイス一覧表示といった機能を搭載し、pingやtracerouteといった基本コマンドも実行できます。
これらの機能により、FingはAndroid向けのペネトレーションテストツールとしても優秀です。未知の侵入者を見つけ出すだけでなく、不正アクセスの試みを検知して、ネットワーク全体の防御を強化することにも役立ちます。
また、99ドルの専用ハードウェア「Fingbox」をルーターに接続すると、帯域幅分析やネットワーク全体のインターネット遮断スイッチなどの追加機能が使えるようになります。ただし、このデバイスは必須ではなく、あくまでネットワーク愛好家向けの専門アイテムと考えてよいでしょう。
ダウンロード:Fing(無料)
3. NetCut: ネットワーク接続を切断する

NetCutはいわばネットワークスニファーであり、ルーターに無線で接続しているデバイスを管理できます。許可されているかどうかにかかわらず、すべての接続を検出します。
ネットワーク上に存在すべきでないデバイスを見つけたら、NetCutのキルスイッチ機能でその接続を切断しましょう。さらに、ハッカーがネットワーク侵入に用いる手法であるARPスプーフィングの検出にも対応しています。
多彩な機能を備えていますが、注意点としてNetCutはroot化されたAndroid端末でのみ動作します。アプリ内からアンロックできるアップグレード版もあり、高速スキャン、IP・名前・ブランドによる検索、レポート機能の強化などの機能が追加されます。
ダウンロード:NetCut(無料、プレミアム版あり)
4. Network Connections: 送受信トラフィックを監視する

Androidのスマホやタブレットは、おそらくほとんどの時間インターネットに接続しているはずです。しかし、どのアプリやサービスがインターネットに接続し、どんなデータを送受信しているのか、そのデータがどこへ向かっているのかを、きちんと把握できていますか?
そうした情報を手軽に確認できるのがNetwork Connectionsアプリです。送受信両方の接続を監視でき、隠れたアプリがリモートサーバーに接続した際には通知を受け取れます。これは、マルウェアなど不正な挙動をするアプリを見つけるうえで非常に有用です。
その他にも、リモートIPアドレスの詳細表示や、取得したデータのログ記録とエクスポートに対応しています。アプリのネットワーク利用をより細かく管理したいなら、まずはこの完全無料のユーティリティから試してみましょう。
ダウンロード:Network Connections(無料)
5. Meteor: 端末のネットワーク速度をチェック

あなたのインターネット回線、実際にはどれくらい速いのでしょうか?回線速度が速くても遅くても、使用するデバイスが何であっても、「最近ネットが遅い」と感じる瞬間は誰にでもありますよね。
ブラウザからスピードテストサイトにアクセスする方法もありますが、Wi-Fi接続やモバイル回線の速度をいつでも手軽にチェックできるモバイルアプリがあると非常に便利です。
Meteorは速度測定と接続テストを提供し、その結果をもとに、現在のネットワーク速度に適したアプリを判断するのに役立ちます。
16種類の人気アプリについて速度とパフォーマンスをテストでき、結果の比較も可能です。さらに、自宅のWi-Fi環境における電波の弱いエリア(通称:ブラックスポット)を発見するのにも役立ちます。見つけたら、Wi-Fiルーターの信号を改善する対策を試してみましょう。
ダウンロード:Meteor(無料)
6. Ping: シンプルなPingツール

単純にPingコマンドを送って、ネットワークの接続性を素早く確認したいだけならどうすればいいでしょうか?
JuiceSSHやFingなど、ping機能を持つ他のツールを使ってもよいのですが、Ping送信だけに特化したシンプルなアプリ「Ping」を選ぶのも一案です。(Pingとは何かよく分からない方は、基礎知識を解説した記事を参照してください。)
使い方はとても簡単です。起動したら、テストしたいIPアドレスを入力し、Startをタップして結果を待つだけ。相手先のデバイスがオンラインかオフラインかを判定してくれるほか、応答にかかった時間をミリ秒(ms)単位で表示してくれます。
さらに、正確な接続速度を表示する機能もこのアプリに搭載されています。
ダウンロード:Ping(無料)【配信終了】
Androidのネットワーキングツールを味方につけよう
Android端末でのインターネット接続は簡単ですが、ネットワーク上で何が起きているのかを把握することは非常に重要です。今回紹介したツールを使えば、接続の監視、データを送受信しているアプリの特定、安全な接続の確立、あるいは単なるPing送信まで、必要なことはほぼすべて実現できます。
繰り返しになりますが、試してみるべきアプリは以下の6つです。
- JuiceSSH
- Fing
- NetCut
- Network Connections
- Meteor
- Ping
他にも類似アプリは存在しますが、基本的にはこれだけで十分でしょう。
ネットワーク関連の知識をさらに深めたい方は、パソコンでネットワークの問題を診断する方法をまとめたガイドもあわせてご覧ください。
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