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最速のAndroidブラウザはどれ?ベンチマークで徹底比較したおすすめ7選

Google Playストアには、数多くのブラウザアプリがひしめき合い、それぞれがスマホの標準ブラウザの座を狙って熾烈な競争を繰り広げています。そのため、開発者各社は独自の機能や斬新なデザインを盛り込んだアプリを次々とリリースしています。

しかし、仕事でウェブを利用する場合に最も重要なのは、ページをどれだけ速く読み込めるかという点です。そこで今回は、主要なモバイルブラウザ同士を実際に比較し、どれが最速なのかを検証しました。

検証方法

公平な視点で評価するため、複数のモバイルブラウザに対して「Basemark」という標準的なウェブベンチマークテストを実施しました。Basemark 3.0はプラットフォームに依存しないサービスで、ブラウザが最新のウェブアプリケーションや機能にどれだけ対応できるかを測定します。

グラフィック性能の評価も含まれており、主要な新しい規格や技術すべてに対応しています。さらに、リソースを大量に消費するウェブサイトをどれだけ効率的に描画できるかを確認するストレステストも備えています。なお、スコアは高いほど優秀です。

テストの公平性を保つため、バックグラウンドで動作しているアプリや開いているタブをすべて閉じ、広告ブロックやデータセーバーなどの設定があれば無効化しました。すべてのテストは、Android Qを搭載したGoogle Pixel 3上で、各ブラウザの最新安定版を使って実行しています。

1. Google Chrome(スコア:306.21)

ほぼすべてのAndroidスマホにプリインストールされているGoogle Chromeは、306.21という圧倒的なスコアを記録しました。クロスプラットフォーム同期、データセーバー、プライバシー関連の各種設定など、現代的なブラウザに求められる標準的な機能をひと通り備えています。

2. Opera(スコア:256.85)

Operaは256.85と、Google Chromeより明確に低い結果となりました。両ブラウザは同じBlinkエンジンを採用している点が興味深いところです。その一方で、Operaには広告ブロッカー、ナイトモード、暗号資産ウォレットなど、Chromeよりも多くの機能が最初から組み込まれています。

また、Operaは実験的なインターフェースや特定のユーザー層向けの派生ブラウザも多数展開しています。例えば「Opera Touch」はジェスチャーベースの操作が特徴で、大型スマホでの操作に苦手意識がある人に最適です。「Opera Mini」はスペックの低い端末や通信速度が遅い環境向けの軽量版です。

3. Mozilla Firefox(スコア:192.71)

Mozillaの主力ブラウザFirefoxはGeckoエンジンをベースにしており、テストでは192.71と大きくスコアを落としました。とはいえ、実際の使用感では他のブラウザと遜色ない速度です。体感できるほど遅くなるのは、動画のバッファリング中や負荷の高いウェブサイトを閲覧しているときくらいでしょう。

それ以外の面では、FirefoxはトラッカーやCookieを巧みにブロックする設定により、より安全なブラウジング体験を提供します。アドオンにも対応しており、洗練されたデザインも魅力です。

Operaと同様に、Firefoxにもいくつかの派生版があります。例えば「Firefox Focus」はプライバシー特化型のアプリで、閲覧履歴やタブ、よく訪れるサイトの一覧など、ブラウジング情報を表示する機能を一切持たないシンプルな作りになっています。

4. Brave Browser(スコア:226.36〜237.81)

Brave Browserはデフォルトで広告・トラッカー・スクリプトをすべてブロックするため、これらのブロック機能を有効にした状態と無効にした状態の両方でテストを実施しました。その結果、大きな差は見られませんでした。

シールド機能をオフにした状態では226.36、オンにした状態では237.81というスコアです。Braveは独自のアプローチを採るブラウザで、通常表示されるコンテキスト広告を、ユーザーを追跡しない自社の広告に置き換える仕組みが特徴です。

5. Samsung Internet Browser(スコア:175)

Samsung純正のブラウザ(Samsung以外の端末でも利用可能)も、このランキングに値する存在です。機能が豊富でパフォーマンスも良好、ナイトモードを搭載し、個性的な便利機能も多数備えています。Basemarkの評価では175というスコアでした。

一部のブラウザがベンチマークよりも実使用のほうが快適に感じられる理由のひとつは、日常のブラウジングでページを圧縮して表示するからです。一方、テスト環境では最も過酷な条件で評価されるため、このような差が生まれます。

6. Kiwi Browser(スコア:148.24)

余計なものを省いた軽量アプリを自称するKiwi Browserは、残念ながら全ブラウザ中最低の148.24というスコアに終わりました。ただし、Kiwiは最高のパフォーマンスを目指すブラウザではありません。日常的なタスクにおいては、他のブラウザよりも速くページを取得できます。

さらに、使い勝手を向上させる便利な機能も豊富です。例えば「リーチャビリティモード」では、ページ全体を下方向に引き寄せて表示することで、大型スマホでも画面上部に指が届きやすくなります。

7. Via Browser(スコア:223.31)

わずか890KB(1MB未満)という超軽量サイズのVia Browserは、「速くて軽い」という謳い文句どおり、健闘する223.31のスコアを叩き出しました。ミニマルで新鮮なデザインでありながら、ダークテーマを含む必要不可欠な機能もきちんと網羅しています。

まとめ:あえて個性的なブラウザを選ぶのもあり

以上、どのAndroidブラウザが最速なのか、具体的なデータをもとに検証しました。少なくとも数字の上では、Google Chromeが依然として王者です。2位のOperaは、Chromeよりもはるかに多くの機能を提供しています。そして予想どおり、軽量ブラウザは下位に沈む結果となりました。

しかし実際には、莫大な処理能力は必ずしも必要ありません。むしろ、個性的で考え抜かれた設計のブラウザを選んでみるのも良いでしょう。ぜひ、普段とは違うAndroidブラウザを試してみてください。

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