Androidの通知が遅れて届く問題を解決する5つの方法

Androidスマートフォンで通知の届きが遅くなった経験はありませんか?友人からの緊急の返信を待っているときなど、通知の遅延は非常にストレスになるものです。本記事では、Androidの通知遅延問題を解決するための具体的な方法をわかりやすくご紹介します。
通知が遅延する原因とは
通知遅延の主な原因は、近年のAndroid OSの仕組みにあります。バッテリー寿命を効率よく管理するため、システムは「低優先度」と判断したアプリを強制的にスリープ状態にします。Androidがあるアプリをそう認識すると、そのアプリと通知機能が休止状態になり、結果として通知が遅れてしまうのです。
Android 8.0 Oreo以降を搭載したスマートフォンであれば、以下の方法で通知遅延の問題を解決できるはずです。
なお、本記事ではOnePlus製スマートフォンを使って手順を説明していますが、機種によってメニューや項目名が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
1. バッテリー最適化を用途に合わせて設定する
まずは、バッテリー最適化の設定を見直しましょう。手順は以下の通りです。
1. 端末の「設定」アプリを開きます。
2. 「アプリと通知」に移動します。

3. 一番下にある「特別なアプリアクセス」を選択します。

4. 「バッテリー最適化」をタップします。

5. 通知が遅延しているアプリを一覧から選びます。

ここには「インテリジェント制御」「最適化」「最適化しない」の3つの選択肢があります。多くの場合、アプリは「インテリジェント制御」に設定されており、これはアプリの特性や使用状況に応じてバックグラウンドの電力戦略を自動的に調整する機能です。通知遅延を防ぎたい場合は、「最適化しない」を選択してください。バッテリー性能に影響する可能性があるという警告が表示されますが、通知を確実に受け取りたいなら無視しても問題ありません。
Huawei製スマートフォンの場合
Huawei製端末では画面構成がやや異なるため、次の手順でアクセスします。
1. 端末の「設定」を開きます。
2. メニューから「アプリ」を探します。

3. 再度「アプリ」を選択します。

4. 右上の3点メニューをタップします。

5. 「特別なアクセス」を選択します。
6. 「バッテリー最適化」をタップします。

通知に問題があるアプリを選んでタップすると、画面下部にポップアップメニューが表示され、2つの選択肢が現れます。アプリにバッテリー最適化を適用するかどうかを「許可」または「許可しない」で指定できます。ここでは「許可しない」を選びましょう。ただし、バッテリー消費が早くなる可能性がある点には注意が必要です。
Samsung製スマートフォンの場合
Samsung製端末には独自のバッテリー最適化機能が追加されているため、大切なアプリがスリープしないよう、こちらも必ず確認しておきましょう。「設定 → デバイスケア → バッテリー → アプリの電源管理」の順に移動します。

ここで「スリープアプリ」の一覧を確認すれば、どのアプリが制限対象になっているかがわかります。また、「スリープ状態にしないアプリ」をタップして、制限されたくないアプリを追加することも可能です。

2. 適応型バッテリーをオフにする
それでも通知が時間通りに届かない場合は、「適応型バッテリー」機能を疑ってみてください。Android 9 Pie以降を搭載した端末にはこの機能が備わっており、バッテリー寿命を延ばすのに役立ちますが、同時に通知遅延の原因にもなり得ます。一度オフにして、問題が解決するか確認してみるとよいでしょう。手順は以下の通りです。
1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「バッテリー」を選択します。

3. 「バッテリー最適化」を選択します。

4. 右上の3点メニューをタップします。
5. 「詳細な最適化」を選択します。

6. 「適応型バッテリー」のトグルがオンになっている場合は、オフに切り替えます。

3. データセーバーを無効にする
データセーバーも便利な機能ですが、アプリがバックグラウンドでデータを送受信できなくなることがあります。これも通知が遅れて届く原因のひとつです。解決するには、データセーバーをオフにしましょう。「設定」アプリを開いて「データセーバー」と検索し、オフに切り替えるだけです。機種によっては「ネットワーク」の項目内にあります。

OnePlus端末では、データセーバー用のクイック設定トグルが用意されており、クイック設定パネルに簡単に追加できます。通知バーを下にスワイプし、鉛筆アイコンをタップするとすべてのクイックトグルが表示されるので、そこからデータセーバーを探してください。

4. アプリのキャッシュを削除する
特定のアプリだけで通知遅延が起きている場合は、そのアプリのキャッシュデータを削除してみましょう。問題が解決することがあります。手順は以下の通りです。
1. 「設定」アプリを開き、「アプリと通知」に移動します。

2. 「すべてのアプリを表示」をタップします。

3. 該当するアプリを選択します。
4. 「ストレージとキャッシュ」をタップします。

5. 「キャッシュを削除」をタップして、不要なキャッシュデータをすべて消去します。

5. サイレントモード(DND)を無効にする
多くのスマートフォンには「サイレントモード(DND)」と呼ばれる機能があり、メッセージ、通話、アプリの通知をすべてミュートにします。このモードが有効になっていると、通知が一切届かなくなるため、まずはオンになっていないか確認しましょう。
「設定 → アプリと通知 → 通知 → 詳細設定 → サイレントモード」の順に移動し、最後に「サイレントモード」をオフにします。

まとめ:Androidの通知遅延を解消するには
最後に、Android端末での通知配信を改善するための対策を振り返っておきましょう。
- アプリが休止状態にならないよう、バッテリー最適化の設定を「最適化しない」などに変更する
- 適応型バッテリーを無効にする
- データセーバーを無効にする
- 特定のアプリの通知が届かない場合は、そのアプリのキャッシュを削除する
- サイレントモード(DND)をオフにする
通知遅延の問題を解決できたら、モバイルでの通知体験はぐっと快適になります。ぜひ「Windows 10でAndroidの通知を表示する方法」や「スマートフォンでGmailの通知をカスタマイズする方法」もあわせてチェックしてみてください。
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