次のAndroidスマホは「中国製」がおすすめな理由
新しいAndroidスマホを購入しようとAmazonなどの通販サイトを覗くと、聞いたことのないメーカーの端末が数多く並んでいます。数年前なら「安い中国輸入品は避けるべき」とアドバイスしていたところですが、今やそれらを盲目的に無視するのはもったいない話です。
なぜ中国製スマホを買うべきなのか
中国製スマホには、大手メーカー製品と比べて驚くほどコストパフォーマンスの高いスペックが詰め込まれています。同じハードウェアを搭載したSamsungやHTC製の端末は、はるかに高価です。米Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)がある中国製スマホを絶賛し、アメリカで入手できないことを嘆いたほどです。安価なAndroid端末がフラッグシップモデルに勝る理由はいくつもあります。
中国製端末には「イメージの遅れ」とも呼べる現象があります。数年前まで、低価格Android端末=品質が悪いというのが常識でした。しかしムーアの法則と経済状況の変化により、現在の安価な端末は実に優秀です。筆者自身も何機種か使ってきましたが、LenovoやXiaomi、Oppoが選べるのに、SamsungやLGといった大手ブランドに余分なお金を払う理由はもう見つかりません。
「Made in China」を信用しない? 考えを改めよう
「中国製」という表記は、多くの人にとって購入の妨げになっています。しかし知っていましたか? あなたが買うスマホはほぼ間違いなく中国で製造されています。AppleのiPhoneから低価格のMoto Eまで、あらゆる端末が中国で生産されているのです。
問題は製造そのものではなく、「中国製電子機器=低品質で安っぽい」というイメージにあります。この印象は少しずつ変わりつつありますが、現実の進化の方が世間の認識を追い越しています。中国発の高品質な電子機器は数多く存在し、それらを真剣に検討しないのは損をしているだけです。
ひとつの例としてOnePlusを挙げましょう。OnePlus One、OnePlus Two、OnePlus Xは各方面から高い評価を受け、多くのテック愛好家やレビュアーが心から推奨する端末です。しかし同社は完全に中国の企業です。中国企業だからという理由でOnePlusを無視するのは非常にもったいないことです。
「中国製」への偏見は捨ててしまいましょう。それはあなたにとって何のメリットにもなりません。
中国製スマホは安っぽいパチモノではない
中国製スマホに対するもうひとつの大きな批判が「安っぽい模倣品だ」というものです。これはApple対Samsungの構図の影響も大きいですが、歴史的な経緯もあります。Android競争の初期には、中国のスマホメーカーが人気デザインを恥ずかしげもなくコピーしていた事実があり、今日でもそうしたメーカーは存在します。しかし、それだけですべての中国メーカーを切り捨てるのは公平ではありません。
たとえば2013年発売のOppo N1は、世界初となる回転式カメラを搭載したスマホでした。自撮り好きのために設計された技術的偉業です。またGionee Marathon M5は、本体を大きくすることなく2つのバッテリーを搭載し、驚異的なバッテリー駆動時間を実現しました。XiaomiのCEOが「5年は『おおっ』と驚くような瞬間はない」と語るなど慎重論もあるものの、中国メーカーは今や絶えずイノベーションを起こしています。
さらに重要なのは、消費者にとって「誰が発明したか」は本質的な問題ではないということです。そもそもAppleだって、あなたが思っているほど多くのものを発明してはいません。誰が最初に開発したかを気にするのではなく、今一番優れた製品に目を向けるべきです。
プライバシーとセキュリティは他より劣る?
HuaweiやXiaomiなどの中国製スマホが、ユーザーデータを密かに中国のサーバーへ送信しているのではないかと疑われた時期が長く続きました。各社はこれを繰り返し否定しており、一方でNSA(米国家安全保障局)もスパイ行為の疑いをかけられています。さらに中国側も米国企業に対してセキュリティ上の要求を課しています。
悲しいことに、企業があなたを監視していないと100%断言することは不可能ですし、非中国製のスマホを使ったからといって安全になる保証もありません。プライバシーに関心を持つことさえNSAのウォッチリスト入りにつながり得ると、すでに分かっているのですから。
スマホでのネット監視を避ける方法について、セキュリティ専門家たちは数ヶ月ごとに矛盾する意見を述べています。警戒を怠るなと言っているわけではありませんが、中国製スマホを使うことが、他国製のスマホを使うよりも危険であるとは言えないのが実情です。
中国製スマホを選ぶときの5つのチェックポイント
いよいよ中国製スマホの購入を決めたなら、Amazonで最初に目についた端末をポチッと買えばいいというわけではありません。後悔しない買い物をするために、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- ブランドを意識する: 中国製スマホといってもすべて同じではありません。SamsungとLGが違うように、MeizuとZTEも別物です。Huawei、Lenovo、Xiaomi、Oppo、Gionee、Meizu、LeTV、OnePlusなど、有名ブランドを把握しておきましょう。
- 徹底的にリサーチする: 何度強調しても足りないほど重要です。中国製スマホの購入は、量販店でMoto Xを手に取るような感覚ではできません。できるだけ多くのレビューを読み、特に自分と同じ国に住むレビュアーの情報を参考にしましょう。
- 自国での対応可否を確認する: 中国製スマホ購入で最も重要なポイントです。アメリカ在住ならAndroidPitのまとめ記事やPhoneArenaのリストが出発点になります。いずれの場合も「Will My Phone Work」のようなサイトで、購入予定の端末が地元キャリアで正常に動作するか二重に確認することをおすすめします。
- 信頼できるECサイトで購入・支払う: よく分からないサイトで買うのは避けましょう。国内で大手モールを選ぶのと同じ要領で、中国からの購入でも信頼性重視を。理想はXiaomiならMi.comのようにメーカー公式サイトからの直接購入です。eBayに似たAliExpress.comも選択肢ですが、詐欺対策の基本を守り、支払いは必ずPayPalを利用しましょう。
- グローバル保証を確認する: 保証に関する細かい条件は必ずチェックしてください。保証内容に不安があるなら、中国製スマホを再ブランド化して販売する米国企業を検討するのも手です。Bluはその好例で、巨大バッテリー搭載のBlu Studio Energyが150ドルという破格のコスパを誇りました。
あなたは中国製スマホを買ったことがある?
過去1年以内に、Lenovo、Huawei、Xiaomi、Meizu、OnePlusといった有名中国メーカーのAndroidスマホを購入したことはありますか? 使用感はどうでしたか? 他の人におすすめできますか? ぜひコメント欄で教えてください!
画像クレジット:Vernon Chan / Flickr
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