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【徹底解説】最強のAndroidファイアウォール「AFWall+」の設定方法と使い方

あなたのAndroidスマートフォンが、いったい誰と通信しているのかご存知ですか? メールやSMS、WhatsAppの送受信だけではありません。

調査によると、テーブルの上に放置されただけのAndroid端末でも、1日にGoogleへ約900回ものアクセスを行うことが判明しています。さらに、インストールしたほとんどのアプリが、あなた自身やその習慣に関する情報を毎日記録し、送信しているのです。

こうした覗き見行為を抑え込んでくれるのがファイアウォールです。そして、Android向けファイアウォールアプリの中で最も優れているのが「AFWall+」。この記事では、その設定方法を詳しく解説します。

【徹底解説】最強のAndroidファイアウォール「AFWall+」の設定方法と使い方

AFWall+とは?

AFWall+は、ルート化済みAndroid端末向けの無料・オープンソースのファイアウォールクライアントです。どのアプリがインターネットに接続できるか、そしてどの種類の接続を使えるかを細かくコントロールできます。Google Playストアからダウンロード可能です。

初回起動時にはroot権限の取得を求められます。root権限がないとファイアウォールは動作しないため、事前に端末のルート化を済ませておきましょう。手順については、当サイトのルート化ガイドを参照してください。

AFWall+の設定(Preferences)ガイド

メイン画面では、インターネットアクセスを持つアプリが左側にアイコン、右側にアプリ名で表示され、その間に3列のチェックボックスが並びます。デフォルトでは「LAN」「Wi-Fi」「モバイル通信」の3列構成で、チェックボックスによってアプリごとに利用できる接続を指定できます。

まずは設定を見直して、AFWall+の実力をフルに引き出しましょう。画面右上の三点アイコンをタップしてメインメニューを開き、「Preferences(設定)」を選択して各項目を確認していきます。

【徹底解説】最強のAndroidファイアウォール「AFWall+」の設定方法と使い方

UI設定(UI Preferences)

「Show filters」にチェックを入れると、コアアプリ・システムアプリ・ユーザーアプリを簡単に見分けられるフィルターが有効になります。「Show UID for apps」をオンにすると、各アプリ固有の識別番号(UID)が表示されます。また、「Confirm AFWall+ disable」にチェックしておけば、ファイアウォールが無効化された際に警告を表示でき、セキュリティ対策として有効です。

ルール/接続設定(Rules/Connectivity)

ここでは、ローミング、LAN、VPN、テザリング、Torといった追加の接続制御を有効化できます。なお、iptablesチェーンの設定は、iptablesに精通している方以外は変更しないことをおすすめします。

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ログ設定(Log)

「Turn on log service」をタップしてログ機能を有効にしましょう。AFWall+が正しく動作しているかの確認や、トラブルシューティングに非常に役立ちます。併せて「Enable show toasts」をオンにすると、接続がブロックされるたびに通知を受け取れますが、通知が頻繁すぎて煩わしく感じる場合もあるので注意してください。

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セキュリティ設定(Security)

パスワード、パターン、指紋認証を設定することで、悪意のあるアプリや第三者によるファイアウォール設定の不正な変更を防げます。ステルスモードを有効にすればパターン入力時の軌跡が非表示になり、アプリが自動的に閉じるまでの最大試行回数も指定可能です。

実験的機能(Experimental)

基本設定だけでもAFWall+は十分に機能しますが、Experimentalオプションを活用すれば、さらにきめ細かな制御が可能になります。

  • Startup delay(起動遅延):再起動後にAFWall+が正常に動作しない場合に役立ちます。
  • Fix startup data leak:起動中、AFWall+がルールを適用する前に一部のアプリがデータを送信してしまうことがあります。この項目にチェックすると、そのデータ漏れの防止を試みます。
  • Enable multi-user support:端末を複数人で共有している場合、他のユーザーアカウントでもAFWall+を有効にできます。
  • Dual apps support:Shelterなどのユーティリティでアプリのクローンやサンドボックス運用をしている場合、クローンアプリの接続を本体版とは独立して制御できるようになります。
  • Enable inbound connections:SambaやAirDroidなど、LAN接続を必要とするアプリがある場合、ネットワーク上の他デバイスとの通信に問題が生じたらこの項目をオンにしてください。
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プロファイル(Profiles)

AFWall+では、シーン別にカスタムプロファイルを作成できます。例えば、テザリングやホットスポットとして端末を使用する際に特化したプロファイルを作ったり、有効化した瞬間に全アプリを許可またはブロックするプロファイルを作ったりすることも可能です。

ホーム画面にAFWall+のウィジェットを配置しておけば、プロファイルの切り替えもわずか1〜2タップで行えます。

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Androidアプリのインターネット接続をブロックする方法

設定を変更すると、AFWall+のメイン画面に新しい機能が現れます。

接続制御バーの上にはフィルターが用意されており、すべてのアプリを表示するか、コアアプリ・システムアプリ・ユーザーアプリのみを絞り込むかを選択できます。ブロック方針の強度を決めたり、問題の切り分けを行ったりする際に便利です。

さらに、接続バーにはローミング、VPN、Bluetooth/USBテザリングの制御も追加表示されます。

【徹底解説】最強のAndroidファイアウォール「AFWall+」の設定方法と使い方

デフォルトでは、AFWall+はすべての通信をブロックし、明示的に許可したアプリのみ接続を許可します。右上の虫眼鏡アイコンの横にある「三本線+チェックマーク」のアイコンをタップすれば、「Allow selected(選択を許可)」と「Block selected(選択をブロック)」を簡単に切り替えられます。

アプリにインターネット接続を許可するには、許可したい接続タイプのチェックボックスをタップするだけです。

最初の例では、Firefox Liteに対してWi-Fi・VPN・テザリングを許可し、LAN・モバイル通信・ローミングをブロックしています。海外滞在中にデータ通信料を節約したい場合に便利な設定です。

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次の例では、2つのWhatsAppが表示されています。1つ目は通常インストールされた本体版で、名前の後ろに「(M)」が付いた2つ目は、Shelterのワークプロファイル内で動作しているクローン版です。このケースでは、サンドボックス化されたクローンに全接続を許可し、元のインストールをブロックしています。

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3つ目の例では、SlackがVPN経由でのみ接続するよう設定されています。業務用アプリに安全でない接続を使わせたくない場合に有効な手法です。

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ファイアウォールを有効にする方法

ルールを設定し終えたら、保存してファイアウォールを有効化しましょう。

右上の三点メニューをタップし、「Save(保存)」→「Enable firewall(ファイアウォールを有効化)」の順に選択します。確認メッセージが表示されれば、ファイアウォールは稼働中です。再起動は不要です。設定はいつでも変更でき、「Apply(適用)」をタップすればファイアウォールのルールが即座に更新されます。

アプリを一括管理するためのツール

端末に大量のアプリがインストールされている場合でも、フィルターや高速検索ボックス以外にも、AFWall+には一括管理のための便利な機能が多数用意されています。

三点メニューの横にある三本線アイコンをタップすると、アプリを名前順、インストール日時・更新日時順、あるいはUID順で並べ替えられます。

すべてのアプリに対して特定の接続タイプをまとめて許可またはブロックしたい場合は、該当する接続アイコンをタップしてメニューを開きます。そこから、その列の全アプリを一括でチェック・チェック解除したり、状態を反転させたりできます。

また、接続バーの一番右にある歯車3つのアイコンをタップすると、全接続列にわたって全アプリの状態を一括反転できます。

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さらに、ある列の設定を別の列へ複製する機能もあります。例えば、VPN列の全アプリの状態をTor列にコピーするといったことが可能です。このメニューから、全アプリのチェックを一度に解除することもできます。

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何をブロックすべき?

それでは、何をブロックしても端末は正常に動作するのでしょうか?

用途によりますが、ブラウザー、メール、インスタントメッセージアプリなど、インターネット接続が明確に必要なアプリ以外をすべてブロックすることも可能です。ただし、この設定は日常使用には厳しすぎるかもしれません。

大多数のユーザーにとっては、Google Play開発者サービス(Google Play services)、Downloads、Media Storage、Download Managerあたりのネットワークアクセスは許可しておくのが無難です。参考までに、AFWall+チームがシステムアプリの仕組みと、安全にブロックできるアプリをまとめた便利なガイドを公開していますので、そちらも活用してください。

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AFWall+でスマホの主導権を取り戻そう

あらゆるAndroidアプリが無制限にインターネットへアクセスできる現在、ファイアウォールはセキュリティとプライバシーの両面において不可欠なツールです。

AFWall+は2012年から存在する、成熟した強力なセキュリティソリューションです。ルート化したスマホやタブレットには、標準搭載すべきアプリと言えるでしょう。まだ端末をルート化していないなら、AFWall+は思い切ってルート化に挑戦してみる十分な理由になるはずです。


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