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Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

最終更新日:2023年11月4日

Windowsの「ごみ箱」に慣れ親しんだ方がMacに乗り換えたとき、最初に疑問に思うのが「Macのごみ箱はどこにあるの?」という点でしょう。Macでは、ごみ箱に相当する機能は「ゴミ箱(Trash)」と呼ばれ、画面下部のDockに常時表示されています。この記事では、Macのゴミ箱の基本的な使い方から、ファイルの復元方法、自動削除の設定まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

要点まとめ

  • Windows 10の「ごみ箱」に相当するMacの機能は「ゴミ箱(Trash / Bin)」と呼ばれ、Dockにあります。
  • 削除したファイルは「ゴミ箱を空にする」まで残るため、永久に失われる前に復元するチャンスがあります。
  • ファイルをゴミ箱に入れるには、Dockのゴミ箱アイコンへドラッグ&ドロップするか、右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択します。

Macの「ごみ箱」は「ゴミ箱(Trash)」または「Bin」と呼ばれる

1984年の初代Macintosh以来、すべてのMacデスクトップOSにはごみ箱が標準搭載されています。正式名称はアメリカでは「Trash」、一部の地域では「Bin」です。この概念の起源はApple Lisaにあり、当時は「Wastebasket(くずかご)」という名前でした。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

Windowsのごみ箱と同様に、ファイルを削除したりゴミ箱へドラッグしたりしても、Finderの「ゴミ箱を空にする」コマンドを実行しない限り、ファイルはゴミ箱内に残ったままになります。つまり、完全に失われる前にゴミ箱から取り出して復元できる、いわば「セカンドチャンス」が用意されているのです。

ゴミ箱を使ってファイルを削除する方法

ファイルやフォルダをゴミ箱に入れて削除するには、対象のアイテムをクリックしてドラッグし、Dock上のゴミ箱アイコンの上でマウスやトラックパッドのボタンを離します。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

ドラッグする前までゴミ箱が空だった場合、ゴミ箱アイコン自体が変化し、中に丸めた紙が入ったような見た目になります。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

丸めた紙が見えるゴミ箱アイコンは、ゴミ箱の中にファイルが入っていることを示しています。デフォルト設定では、ゴミ箱に入れたアイテムは、手動で取り出すか、ゴミ箱を空にするか、一定期間後の自動削除を設定しない限り、永久に残り続けます(詳細は後述)。

また、Dockのゴミ箱アイコンを使わずにファイルを削除することも可能です。Finderでファイルを選択し、メニューバーから「ファイル > ゴミ箱に入れる」を選ぶか、アイテムを右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択してください。

ゴミ箱からアイテムを取り出す(復元する)方法

ゴミ箱は特殊なフォルダのような働きをします。誤ってファイルをゴミ箱に移動してしまい、元に戻したい場合は、Dockのゴミ箱アイコンをクリックすると、Finderで「ゴミ箱」ウィンドウが開きます。

そこから、アイテムをゴミ箱ウィンドウからデスクトップや別のフォルダへドラッグして取り出すか、アイテムを右クリックして「戻す」を選択します。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

ゴミ箱内でアイテムを選択した状態で、メニューバーから「ファイル > 戻す」を選んでもOKです。この操作を行うと、ファイルはゴミ箱に移動する前の元の場所へ自動的に戻ります。

ゴミ箱を空にする方法

ゴミ箱を空にすると、それまで入れていたすべてのファイルが完全に削除されます。実行するには、Dockのゴミ箱アイコンを右クリックし、表示されたメニューから「ゴミ箱を空にする」を選択します。

一度ゴミ箱を空にすると、バックアップやサードパーティ製の復元ツール(必ず成功するとは限りません)に頼らない限り、削除されたファイルを取り戻すことはできません。何かを削除する前に、Time Machineなどで完全なバックアップを作成しておきましょう。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

または、Finderを前面に表示した状態で、画面上部のメニューバーから「Finder > ゴミ箱を空にする」を選択する方法もあります。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

Macの多くの操作と同じように、キーボードショートカットも用意されています。Shift + Command + Deleteキーを押せば、クリック操作なしでゴミ箱を空にできます。

30日後に自動的にゴミ箱を空にする設定

30日が経過したアイテムを自動的にゴミ箱から削除したい場合は、Finderにそのオプションが用意されています。有効にするには、まずDockでFinderをクリックして前面に表示します。

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次に、メニューバーから「Finder > 設定」を選択するか、キーボードでCommand + ,(カンマ)を押します。Finder設定の「詳細」タブを開き、「30日後にゴミ箱から項目を削除」にチェックを入れます。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

設定ウィンドウを閉じれば完了です。以降、ゴミ箱に移動してから30日が経過したアイテムは、自動的に完全削除されます。

ゴミ箱を経由せずにファイルを即座に削除する方法

ファイルやフォルダをゴミ箱に移動させずに即座に削除したい場合は、いくつかの方法があります。Finder(またはデスクトップ)で対象アイテムを選択し、キーボードのOptionキーを押しながら、メニューバーの「ファイル > すぐに削除」を選択します。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

または、アイテムを選択した状態でOption + Command + Deleteキーを押しても同じ操作ができます。すると、これらのアイテムを完全に削除しようとしており、元に戻せない旨の警告メッセージが表示されます。問題なければ「削除」ボタンをクリックしてください。

ここで「削除」をクリックすると、バックアップがない限り、そのアイテムを二度と復元できないので注意してください。

Macのゴミ箱(Trash)の使い方完全ガイド|削除・復元・自動削除設定まで

これで、ファイルは永久に削除されます。

Macで削除したファイルを復元する方法

うっかりファイルを完全に削除してしまった場合でも、事前にTime Machineを有効にしていれば復元できる可能性があります。Time Machineを使っていない場合は、サードパーティ製のデータ復元ツールを試すのも一つの手です。ただし、復元が保証されているわけではないため、日頃からTime Machineなどで定期的にバックアップを取っておくことが何より重要です。

著者について

Benj Edwards(ベンジ・エドワーズ)はHow-To Geekの元編集者で、15年以上にわたりThe Atlantic、Fast Company、PCMag、PCWorld、Macworld、Ars Technica、Wiredなどの媒体でテクノロジーと技術史について執筆しています。25年以上にわたりヴィンテージコンピュータとレトロゲームを収集しており、その深い歴史的知見を記事に活かしています。また、クラシックテクノロジー専門ブログ「Vintage Computing and Gaming(VC&G)」の創設者兼編集長であり、2017年にはスティーブ・ウォズニアックらを迎えたポッドキャスト「The Culture of Tech」を立ち上げました。著書に『Seeing Red: Nintendo's Virtual Boy』があります。アメリカ合衆国ノースカロライナ州ローリー在住。

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