Apple Watchの低電力モードとは?使い方と設定方法を徹底解説
Apple Watchの標準ラインナップにおいて変わらないものがあるとすれば、それはバッテリー駆動時間です。Apple Watchの登場以来、Appleは1回の充電で18時間の使用を目標としており、36時間の駆動を実現するApple Watch Ultraを除けば、これはおおむね守られてきました。
多くの人は毎日Apple Watchを充電する習慣があるでしょうが、充電器から長期間離れてしまうとどうなるでしょうか?従来であればバッテリー切れを意味していましたが、watchOS 9と新搭載の「低電力モード」の登場により、新たな選択肢が使えるようになりました。
この記事では、対応モデルから無効になる機能、そして実際の有効化手順まで、Apple Watchの低電力モードについて知っておくべき情報をすべて解説します。
低電力モードに対応しているApple Watchのモデルは?
低電力モードは2022年9月のAppleイベントでApple Watch Series 8の新機能として発表されましたが、最新モデル限定の機能ではありません。実際には、watchOS 9が動作する以下の幅広いモデルで利用できます。
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch SE(第2世代)
- Apple Watch Series 7
- Apple Watch Series 6
- Apple Watch SE(第1世代)
- Apple Watch Series 5
- Apple Watch Series 4
一方、Series 3、Series 2、Series 1、初代Apple Watchといった旧モデルは最新のwatchOSアップデートに対応していないため、低電力モードを利用できません。
最新世代への買い替えを検討している方は、Apple Watch Series 8の購入ガイドやレビュー記事もあわせてチェックしてみてください。
低電力モードで無効になる機能は?
もちろん、iPhoneやiPad、Apple Watchを問わず、低電力モードの目的は一部の機能を制限することでバッテリー駆動時間を延ばすことにあります。Appleはできる限り多くの機能を維持しようとしていますが、Apple Watchでは特に影響が大きく、重要な機能のいくつかが無効になります。
Apple自身も有効化の際に説明を表示してくれますが、見逃した方や気になる方のために、低電力モードをオンにすると以下のような変化があります。
- 常時表示ディスプレイ、不整脈通知を含む心拍数モニタリング、血中酸素ウェルネス測定、ワークアウト開始リマインダーが無効になる
- アプリ通知は1時間ごとにまとめて配信される
- 電話の着信通知が無効になる
- Wi-Fiとセルラー通信が無効になる
- 発信に時間がかかることがある
- Appのバックグラウンド更新の頻度が下がる
- 文字盤のコンプリケーション更新頻度が下がる
- Siriの応答に時間がかかることがある
- アニメーションやスクロール時にカクつきが生じる可能性がある
ただし、低電力モードが有効な状態でも、ワークアウトアプリでエクササイズを記録すれば心拍数やペースなどの計測は引き続き行われます。そのため、バッテリーを節約するために貴重な運動データを失う心配はありません。
Apple Watchで低電力モードを有効にする方法
所要時間:約1分/必要なもの:watchOS 9が動作する対応Apple Watch
1. コントロールセンターを開く

Lewis Painter / Foundry
Apple Watchの画面下部から上にスワイプして、コントロールセンターを開きます。
2. バッテリーアイコンをタップ

Lewis Painter / Foundry
バッテリー残量(%)のアイコンをタップします。
3. 低電力モードを有効にする

Lewis Painter / Foundry
「低電力モード」の横にあるスイッチをタップします。
4. 有効期間を選択する

Lewis Painter / Foundry
説明画面を一番下までスクロールし、「オンにする」をタップします。
ワンポイント:低電力モードはバッテリー残量が80%に達すると自動的にオフになります。より長く使い続けたい場合は、「○日間オンにする」を選択すれば、1日・2日・3日のいずれかの期間、低電力モードを持続させることができます。
以上で設定完了です。低電力モードが有効になると、画面上部に黄色い円形のアイコンが表示されます。また、バッテリー残量インジケーター、充電アニメーション、ナイトスタンドモードの文字色も黄色に変わり、有効状態であることがひと目でわかります。
低電力モード有効時、Apple Watchはどれくらい持つ?
Appleによると、標準的なApple Watchは低電力モードによってバッテリー駆動時間を実質2倍にでき、通常の18時間から最大36時間まで延長できるとのことです。
これは十分に魅力的な数字ですが、最も効果が大きいのはApple Watch Ultraです。標準の36時間から、なんと最大60時間まで駆動時間を伸ばせます。
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