SpotifyのプレイリストをApple Musicに移行する方法【iPhone・Android・PC別】
SpotifyとApple Musicは、世界で最も人気のある音楽ストリーミングサービスの2つですが、両方を契約する必要がある人は多くありません。音質やエコシステムの面で、Apple Musicに乗り換えるべき理由はいくつもあります。SpotifyからApple Musicへの切り替えを検討しているなら、長年かけて作り上げてきたプレイリストを手放す心配はいりません。専用ツールを使えば、プレイリストをそのまま引き継ぐことができます。
なぜApple Musicへの乗り換えが注目されているのか?

Appleには、Spotifyにはない魅力的な強みがあります。さらに、ニール・ヤングやジョニ・ミッチェルといった著名アーティストが楽曲のSpotifyからの削除を求める動きを見せるなど、ストリーミング業界をめぐる議論も、乗り換えの流れに拍車をかけています。
- 高音質なロスレス再生に対応: Apple MusicはSpotifyよりも高品質なロスレスオーディオを提供しており、音にこだわるリスナーにとって大きな魅力です。
- Siriとのシームレスな連携: HomePod miniなどのAppleスマートスピーカーを使っているなら、Siriの音声操作と完全に統合されたApple Musicが自然な選択肢となります。
- Apple Oneバンドルの中核: Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+、Apple News+、Apple Fitness+がひとまとめになった「Apple One」の重要な構成要素です。
SpotifyプレイリストをApple Musicに移行する基本の流れ

乗り換えの際は、まずApple Musicのサブスクリプションに登録し、必要であればプレイリストを移行してから、Spotifyを解約するのがおすすめです。iPhone、Android、Webブラウザのどれを使うかによって手順は多少異なりますが、どの方法でも、長年かけて丁寧にまとめてきたプレイリストを失うことはありません。
iPhone・iPad・Macで移行する方法(SongShift)

サードパーティ製アプリ「SongShift」を使えば、既存のSpotifyプレイリストを一から作り直すことなく、Apple Musicにそのまま取り込めます。ただし、SongShiftはiPhone専用アプリである点に注意が必要です。料金プランは複数用意されており、買い切り34.99ポンド(約6,600円)、月額4.99ポンド(約950円)、年間19.49ポンド(約3,700円)から選べます。
- ステップ1: App StoreからSongShiftをダウンロードします。
- ステップ2: SongShiftを初回起動します。
- ステップ3: ホーム画面の「Available Services」欄で「Apple Music」をタップし、「Continue」を選択します。Apple Musicへのアクセス許可を求められたら許可してください。
- ステップ4: リストの下の方にあるSpotifyについても同じ操作を行い、Spotifyのログイン情報を入力します。
- ステップ5: 「Continue」をタップし、次の画面で「Get Started」を選択します。
- ステップ6: 「My Shifts」ページの右上にある「+」アイコンをタップします。
- ステップ7: 「Setup Source」をタップし、表示されたポップアップで「Playlist」とSpotifyアイコンを選択して「Continue」を押します。
- ステップ8: 移行したいプレイリストを選び、「Source Playlist」画面で「Done」をタップします。
- ステップ9: 「I'm Finished」を選択します。
- ステップ10: 処理が完了したらプレイリストをタップして結果を確認します。
- ステップ11: 曲のマッチング結果に問題がなければ「Confirm Matches」をタップします。
これで、SpotifyのプレイリストがApple Music上に表示されるはずです。SongShiftには複数のプレイリストを一括で選択できるなど、さまざまな追加機能もありますが、これらは有料のアプリ内課金が必要になる点に留意してください。
Androidで移行する方法(Free Your Music)

もう一つの有力な選択肢が「Free Your Music」です。iOSとAndroidの両方に対応しているのが最大の強みです。ただし、無料トライアルでは100曲までしか転送できない点に注意しましょう。それ以上を移行するにはプレミアム版の購入が必要で、買い切り10.99ポンド(約2,100円)のほか、3ヶ月・年間・買い切りの各サブスクリプションが用意されています。何度も使う予定があるかどうかで最適なプランは変わりますが、一度だけ大規模な移行を行うなら、買い切りプランで十分でしょう。
- ステップ1: Free Your Musicをインストールします。
- ステップ2: アプリを起動します。
- ステップ3: 「Select Source」タブでSpotifyを選択し、ログインしてアプリによるアカウントへのアクセスを許可します。
- ステップ4: 「Select Destination」ページでApple Musicを選択します。
- ステップ5: 移行したいプレイリストを選んで「Begin Transfer」をタップします。

転送は数分で完了します。「Your Transfers」ページでプレイリストをタップすれば、すべての楽曲が正しく移行されたか確認できますし、直接プレイリストを開いてチェックすることも可能です。
Webブラウザで移行する方法(Soundiiz)

ブラウザから使える優れた移行ツールが「Soundiiz」です。操作性が非常にシンプルな一方で、こちらも有料です。無料プランでは1つのプレイリストのみ転送でき、それ以降は月額4.50ポンド(約850円)のプレミアム登録が必要になります。一度きりの利用であれば、登録して転送が完了した時点ですぐに解約すればよいでしょう。
- ステップ1: Soundiiz.comでログインまたはアカウントを作成します。
- ステップ2: 画面左側のメニューから「Platform to Platform」をクリックします。
- ステップ3: 転送元としてSpotifyを選択します。
- ステップ4: 左側のチェックボックスに印を付けて、移行したい項目の種類を選びます。
- ステップ5: 転送先のサービスとしてApple Musicを選択します。
- ステップ6: データ転送がバックグラウンドで実行されます。
まとめ:逆方向(Apple Music → Spotify)への移行も簡単

気が変わった場合は、Apple MusicからSpotifyへプレイリストを戻すことも可能です。例えば、Apple Watchでのオフライン再生を目当てにiOSへ乗り換えたものの、SpotifyがWear OS搭載のAndroidスマートウォッチ向けに同機能を提供すると発表したことを知った、といったケースが該当します。手順は上記とまったく同じで、転送元と転送先を入れ替えて実行するだけで、同じように素早く簡単に移行できます。
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