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iOSのおすすめスキャナーアプリ5選!ドキュメントと画像をスマホで手軽にスキャン

世界初の商用複写機は、洗濯機2台分ほどの大きさで、重量は約300kg、しかもすぐに過熱してしまうという代物でした。それでも秘書たちにとってはまさに救世主でした。品質の劣るカーボン紙を使ったり、外部の印刷業者まで足を運んだりすることなく、高品質なコピーを作れるようになったからです。その中核技術は1930年代以降、プリンターやスキャナーへと受け継がれ、今日まで進化し続けています。

スマートフォンの登場により、かつて面倒だったオフィス業務は大幅に簡素化されました。今やスマホ一台が生産性マシンとなり、外出先でも物理的な書類を素早くスキャン・管理できるようになっています。かつては高価で一部の人しか使えなかったスキャナーが、モバイルスキャナーアプリの普及によって、誰もが利用できる身近なツールへと変わったのです。

iOSデバイス向けのスキャナーアプリは数多くありますが、今回は以下の基準をもとに厳選しました。

  • 光学文字認識(OCR)機能
  • 画質
  • 使いやすさ
  • 多様なフォーマットと共有オプション
  • セキュリティ
  • 編集・注釈機能
  • 妥当な価格

SwiftScan(スウィフトスキャン)

SwiftScanは、シンプルで直感的な操作性、優れた画質、精度の高いOCR結果、充実した共有オプションを兼ね備えたアプリです。PDFの作業にも最適で、署名の追加、メモの書き込み、重要箇所のハイライトなども簡単に行えます。ページの並べ替え・削除・追加はもちろん、スキャン画像の正確なトリミングや歪みの補正にも対応しています。

また、OCR処理をクラウド上で行わず、データをサーバーへ送信しないため、個人情報が第三者に渡る心配がありません。PDF暗号化機能も搭載しており、パスワードでファイルを保護することも可能です。

自動トリミング、回転、フィルターの適用、ファイル名の設定なども自由自在ですが、一度保存したスキャン画像のフィルターは後から変更できないため、修正するには再スキャンが必要な点には注意しましょう。保存したファイルはメールやTXT形式で共有できるほか、DropboxやGoogle Driveなどのクラウドサービス、Evernoteなどのノートアプリへ自動アップロードすることもできます。

その他にも、専用の複数ページスキャンモード、パスコードとTouch IDによるアプリロック、Wunderlistとの連携、60言語対応の自動テキスト認識など、便利な機能が満載です。

一方で、コンテンツタイプ別のプリセットがない点が弱点です。例えば名刺をスキャンしても、自動的に連絡先へ追加されることはありません。手書き文字の認識精度も低めです。ただし「アクション」機能を使えば、OCR結果を解析して、メールアドレスやURLなどの実用的な情報を自動抽出できます。

Microsoft Office Lens

無料で使えるこのスキャナーアプリは、ノート、書類、ホワイトボードなどを撮影し、Word、PDF、PowerPoint形式で保存できるのが特徴です。広告表示もなく、OneDriveやOneNote経由でスキャン結果をクラウドに保存できます。

ユーザーインターフェースはシンプルで非常に使いやすいのですが、スキャン結果にアクセスするにはiOSデバイスにWordをインストールする必要があります。また、ファイルの共有はMicrosoft Officeファミリーのアプリやサービス内に限定される点にも注意が必要です。

通常の画像フィルターに加え、Office Lensには名刺用とホワイトボード用の個別モードが用意されており、それぞれに最適化された有用な結果が得られます。ただし、手動でトリミングを調整する際に四隅が拡大表示されないため、精密な仕上がりにするのはやや難しいところが惜しい点です。

CamScanner

ビジネスグレードのスキャナーアプリであるCamScannerは、レシートから請求書、契約書まで、さまざまな書類をスキャンできます。スキャンしたファイルはPDFに変換され、Dropbox、Google Drive、Evernote、OneDrive、Boxなどのクラウドストレージへ自動アップロードされます。チームメンバーを招待してスキャン結果の閲覧やコメントをしてもらうことも可能ですが、メンバー側もユーザーアカウントを持っている必要があります。

高度な編集機能では、書類に透かしや注釈を追加して、よりプロフェッショナルな見た目に仕上げられます。さらに、書類ごとにパスコードを設定できるため、セキュリティ面でも安心です。

アプリ自体は無料でダウンロードできますが、10GBのストレージや一括ダウンロード、パスワード保護付きのドキュメントリンク送信といった便利な機能が使える、手頃な価格のプレミアムプランへのアップグレードも可能です。

Evernote Scannable

このパワフルなスキャナーアプリは、目の前に置いたものを何でもスキャンし、お好みのストレージやEvernoteアカウントへ送信してくれます。

スキャン結果を他の人と共有できるのも特徴ですが、その方法がとても賢いのがポイントです。例えば、ビジネスミーティング中にScannableへカレンダーへのアクセスを許可していれば、議事録をスキャンした際に、会議の招待リストに登録されている参加者へ画像を共有するかどうか提案してくれるのです。

レシート、名刺、スケッチ、紙の書類、複数ページの資料など、何でもスキャンでき、Scannableが自動的に結果をファイリング・整理してくれます。背景を除去する自動トリミングや、テキストを読みやすくする画像補正もすべて自動で行われます。

さらに、スキャンした名刺から連絡先情報を自動的にデバイスの連絡先へ追加してくれるので、ワンタップで電話やメールの送信、相手のウェブサイトへのアクセスが可能です。

FineScanner

iOS専用のスキャナーアプリFineScannerは、OCR機能により193言語のテキストをスキャンできます。印刷文字と手書き文字の両方に対応し、PDF、DOCX、TXTなど12種類のファイル形式で、元の書式を保持したまま出力できるのが強みです。

使いやすい注釈ツールにより、テキストへのメモ追加や署名も簡単に行えます。BookScan機能を使えば、書籍の電子化も手軽に実現。背景の除去や最終画像の自動補正にも対応しており、グラフィックを目立たせたり、テキストを見やすく引き立てたりできます。

スキャン結果はメールで共有できるほか、Dropbox、Google Drive、iCloud Drive、Evernoteなどのクラウドストレージに保存できます。アプリ自体は無料ですが、より高度な機能や追加ストレージが必要な場合は、アプリ内課金で拡張できます。

まとめ

モバイルスキャナーアプリなら、物理的なスキャナーでは対応できない場所、例えばビジネスランチの席や学校の図書館などでも活躍してくれます。また、たまに数枚の書類をスキャンして手軽に共有したいという場合にも、大型機材を導入せずに済む頼れる存在となるでしょう。あなたのニーズに合ったアプリを見つけて、書類管理をスマートに効率化してみてください。

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