レポート:Clubhouseのダウンロード数が2週間で2倍に急増
希少性の原理とは、「手に入りにくいものやレアなものほど価値があるように感じられる」という心理法則です。何かが限定されたものであると知った瞬間、人は強い好奇心を駆り立てられ、自分が知らない・体験できていないことについて詳しく知りたくなるものです。
その好奇心こそが、世界中の数百万人のiPhoneユーザーを音声チャットアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」のダウンロードへと駆り立てている原動力となっています。同アプリは現在、驚異的な数字を記録しています。
Clubhouseはあなたが思っている以上に人気
Clubhouseは音声チャット型のソーシャルネットワーキングアプリです。正式リリース前の招待制であるにもかかわらず、調査会社App Annieの推計によると、2021年2月1日〜16日の期間だけで世界のダウンロード数は350万件から810万件へと約2倍に急増しました。
このうち約260万件はアメリカ国内でのダウンロードです。さらに執筆時点では、ClubhouseはApp Storeのソーシャルネットワーキングカテゴリで世界第5位にランクインしています。
Clubhouseの急成長には、テスラとSpaceXの創業者イーロン・マスク氏や、Facebook(現Meta)CEOのマーク・ザッカーバーグ氏といった著名人の登壇が大きく貢献していると考えられます。
ザッカーバーグ氏といえば、今回の統計は彼のSNSに対する鋭い眼差しがまたしても正しかったことを証明しているとも言えるでしょう。App Annieによると、Dizhua、Tiya、YallaなどClubhouseに類似したアプリもここ数日でダウンロード数を伸ばしています。
報道によれば、FacebookもClubhouseに対抗する独自サービスの開発を進めているとのことですが、それも納得の話です。Twitterが音声機能「Spaces」を導入した背景にも、Clubhouseの人気があったと見ることができます。
あなたもClubhouseをダウンロードしてみる?
既存メンバーからの招待がなければほぼ何もできないアプリであるにもかかわらず、これほど多くの人々がClubhouseへの参加を熱望し、ダウンロードしているという事実には興味をそそられます。
もちろん、何かが爆発的な人気を博せば、それと同じだけ厳しい批判にもさらされます。「会話が退屈だ」という声や、「ハッスルカルチャーを助長しているだけだ」といった指摘も少なくありません。今回の急成長が本当に持続可能なものなのかどうか、今後の動向を見守っていきましょう。
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