Linuxデスクトップにシステム情報を表示する方法|Conkyのインストールと使い方ガイド
本チュートリアルでは、X11向けの無料・軽量システムモニター「Conky」をダウンロードし、インストールから設定までを行って、Linuxデスクトップにシステム情報を表示させる手順を解説します。

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Conkyとは?
Conkyを使えば、CPUやメモリの使用率はもちろん、メディアプレイヤーで再生中のファイル名まで、さまざまな情報をデスクトップ上に表示できます。POPメールアカウントの新着チェック、CPU温度、バッテリー残量、ネットワーク使用量など、表示できる項目は実に多彩です。
同梱の「Conky Manager」には豊富なプリセットが収録されており、そのまま試すことも、自分好みにアレンジすることも可能です。オリジナルのプリセットを作りたいときも、設定ファイルの編集作業がぐっと楽になります。
ConkyとConky Managerのインストール
Ubuntuの場合
- ターミナルを開き、以下のコマンドでPPAリポジトリを追加します。
sudo add-apt-repository ppa:linuxmint-tr/araclar

- 続けて、パッケージリストを更新します。
sudo apt update
- その後、次のコマンドでConkyとConky Managerをまとめてインストールします。
sudo apt install conky conky-all conky-manager conky-manager-extra

- ダウンロードとインストールは自動的に進みます。所要時間は数分程度ですが、インターネット回線の速度やPCのスペックによって前後します。完了したらターミナルを閉じましょう。

注意: 上記のPPAはやや古いバージョンのUbuntu向けです。近年のUbuntuでは公式リポジトリにConkyが収録されているため、次のコマンドだけで導入できる場合もあります。
sudo apt install conky-all
その他のLinuxディストリビューションの場合
Ubuntu以外の多くのディストリビューションでは、ConkyとConky Managerをそれぞれ個別にインストールする必要があります。たとえばFedoraでは sudo dnf install conky、Arch Linuxでは sudo pacman -S conky のようにコマンド1つで導入できます。Conky Managerを利用したい場合は、お使いのディストリビューションのパッケージリポジトリやAURなどを確認してください。
Linuxデスクトップにシステム情報を表示する
Conkyには数百ともいえる変数や設定項目が存在します。そのため、最初はConky Managerから入るのがおすすめです。ほかのユーザーが作成したウィジェットやテーマを試しながら、徐々に自分好みへ仕上げていくとスムーズです。以下、具体的な手順を見ていきましょう。
- アプリ一覧を開き、「Conky Manager」を起動します。

- 「Widgets(ウィジェット)」タブを選択します。

- 一覧の項目を1回クリックすると、ウィンドウ下部にプレビューが表示されます。気に入ったウィジェットが見つかったら、緑色の「再生(Play)」ボタンをクリックして起動しましょう。

- 選択したウィジェットがデスクトップに読み込まれます。

- ウィジェットに余計な枠線が表示されることがあります(特にUbuntuで発生しやすい現象です)。この問題は簡単に修正できます。

- 編集したいウィジェットを選択した状態で、「鉛筆」アイコンのボタンをクリックします。

- 設定ファイル内の次の行を探してください。
own_window_type normal
「normal」を「desktop」に変更して、次のように書き換えます。
own_window_type desktop
ファイルを保存してウィジェットを再読み込みすると、今度は枠線なしで美しく表示されます。

- いろいろなプリセットを試してみれば、あっという間におしゃれで実用的なデスクトップが完成します。

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