Ubuntuでホームフォルダをデスクトップとして使う方法|シンボリックリンクによる簡単な設定手順
デスクトップにファイルがどんどん溜まってしまい、散らかりがち……という方は多いのではないでしょうか。そんなとき、ホームフォルダ(~)そのものを「デスクトップ」として扱うように設定すれば、保存したファイルが ~/Desktop ではなく /home 直下に置かれるようになり、ファイル管理がぐっと楽になります。特に、大容量の別ドライブを /home として使用している環境では、この設定は非常に便利です。
注意:作業前にデスクトップ上のファイルを必ず退避させてください
以下の手順では、既存の Desktop フォルダを削除します。デスクトップ上にファイルやフォルダが残っていると、それらは失われてしまうため、必ず事前に別の場所へ移動しておいてください。この点だけは十分ご注意ください。
おすすめの方法:シンボリックリンクを使う(最新版Ubuntuでも動作)
実は、もっと簡単な方法があります。読者の方からご指摘いただいた方法(コメント欄参照)で、2021年以降の新しいUbuntuバージョンでも問題なく動作します。手順は以下の通りです。
Terminal(端末)を開き、次のコマンドでホームディレクトリに移動します。
cd ~既存の Desktop フォルダを削除します。空でない場合は削除できないため、先ほどの「ファイルの退避」が重要になります。
rmdir Desktop最後に、デスクトップ用のシンボリックリンクを作成します。
ln -s . ./Desktop
これで、デスクトップとして表示される場所がホームフォルダそのものになります。
旧式の方法:gconf-editorを使う(古いバージョン向け)
以下は、現在のバージョンでは動作しない旧来の手順です(古いバージョンのUbuntuでは引き続き有効)。なお、この方法はUbuntu固有のものではなく、GNOMEをデスクトップ環境として採用している他の*nix系ディストリビューションでも同様に利用できます。
キーボードで Alt+F2 を押し、表示されたダイアログに gconf-editor と入力して Run(実行) ボタンをクリックします。これで gconf-editor が起動します。
左側のナビゲーションペインから apps → nautilus → preferences の順に展開します。右側のウィンドウにある desktop_is_home_dir にチェックを入れ、gconf-editor を閉じてください。
開いている作業内容をすべて保存し、ログアウトします(Ctrl+Alt+Del)。再びサインインすると、「デスクトップ」として表示されているのが実際にはホームフォルダになっています。
現在お使いのUbuntuのバージョンに合わせて、まずはシンボリックリンクを使った新しい方法を試すことをおすすめします。
-
macOSでホームフォルダの名前を変更する方法【手順と注意点を解説】
中古Macを購入した場合や、家族からMacを受け継いだ場合など、ホームフォルダの名前を変更したくなる場面は少なくありません。実はこの変更はターミナルを使わなくても可能です。ただし、いくつかの落とし穴も存在するため、安易に作業へ取り掛かるのは避けましょう。事前準備作業を始める前に、必ずバックアップを作成してください。この手順自体は問題なく完了するはずですが、「はず」は保証ではありません。また、「iCloudデスクトップと書類」機能を有効にしている場合は、あらかじめオフにしておくことを強くおすすめします。iCloudはホームフォルダの変更にうまく対応できないことがあるためです。管理者ユーザーを追加
-
Linuxスクリプトを活用してWindows 10のデスクトップを自動整理する方法
この記事のタイトルを初めて見たとき、「技術的に間違っているのでは?」と感じるかもしれません。LinuxとWindowsはまったく別のOSであり、互いに無関係な存在だからです。かつてWindows上でLinuxスクリプトを使うには、Cygwinのようなツールをインストールするか、デュアルブート環境を構築するか、Sambaを導入するしかありませんでした。しかし、Windows 10の登場によって状況は一変しました。Microsoft Storeから複数のLinuxディストリビューションを入手できるようになったのです。WSL(Windows Subsystem for Linux)を利用すれば、Wi