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Linuxでncftpを使ってFTPサーバーからファイルを再帰的にコピーする方法

この記事では、Linux環境でncftpを使用して、FTPサイトからファイルを再帰的にコピーする方法を、簡潔かつ丁寧に解説します。

実際の活用例:ホスティングサーバーの移行

先日、筆者はホスティングサービスをあるサーバーから別のサーバーへ移行しました。旧ホスティングではFTPアクセスしか提供されておらず、一方で新ホストはSSHと完全なLinux環境が使える状態でした。そこで、旧ホストから新ホストへデータを移行する必要が生じました。以下は、その際にすべてのデータを移動するために使用したコマンドです。

# ncftpget -R -v -u "remoteuser" -p "password" ftp://remoteserver.com /home/localdir /remotedir

ncftpとは?

NcFTPは、Linuxのコマンドラインで動作する非常に便利なFTPクライアントです。多くのLinuxディストリビューションにはデフォルトで同梱されており、ncftpget(ダウンロード用)やncftpput(アップロード用)といった複数のコマンドが付属しています。今回の例では、このうちncftpgetを使用します。

コマンドオプションの詳細

上記コマンドの各部分の意味は以下の通りです。

-R -v
ファイルを再帰的に取得し、処理内容を詳細に表示(verbose)するよう指定します。

-u -p
それぞれFTPセッション用のユーザー名とパスワードを指定するパラメータです。

ftp://remoteserver.com
接続先リモートFTPサーバーのIPアドレスまたはドメイン名です。

/home/localdir
リモートのファイルをコピーして保存する、ローカルマシン側のディレクトリパスです。

/remotedir
リモートサーバー上でコピー対象となるディレクトリのパスです。

実行時の注意点

コマンドを実行する際は、ローカルディレクトリとリモートディレクトリを取り違えないよう十分に注意してください。それさえ気をつければ、手順自体はとてもシンプルで直感的に行えます。

GUIでのバックアップを希望する場合

もしFTP経由でのバックアップをもっとグラフィカルな操作で行いたい場合は、「Ubuntuでバックアップを作成・復元する方法」のガイドも参考にしてみてください。こちらの手順はUbuntuに限らず、GNOMEデスクトップ環境を備えたあらゆるLinux環境で利用できます。

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