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iPhone・iPadの「その他」ストレージを削除して容量を空ける方法

iPhoneやiPadにとって、ストレージ容量は最も貴重なリソースのひとつです。特に64GB以下のモデルを使っている場合、容量が逼迫してくると大きなストレスになります。

ストレージの使用状況を確認すると、「その他」という謎のカテゴリが数GBもの容量を占めていることがあります。この「その他」とは何なのでしょうか?そして削除することはできるのでしょうか?

注意:iOS 13.6では「その他」が必要以上にメモリを消費する問題が発生していたようです。AppleはiOS 13.6.1のリリースノートでこの不具合には言及しませんでしたが、サポートドキュメントで問題を公表し、「iOSまたはiPadOS 13の問題により、システムがストレージを解放できない場合があります。この問題を解決するには、iPhoneまたはiPadをiOS/iPadOS 13.6.1にアップデートしてください」と説明しています。なお、アップデートに必要な空き容量がない場合は、パソコン経由でアップデートできます(Macの場合はFinderからダウンロード可能)。

iPhoneのストレージを何が占めているのか?

まずは、iPhoneやiPadのストレージを何が使用しているのかを確認する方法から見ていきましょう。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「iPhone(またはiPad)ストレージ」をタップします。
  4. カテゴリ別のサイズ計算が完了するまで待ちます。

すると、次のようなグラフが表示されます。「その他」の項目がどれほど大きいかが一目でわかります。

iPhone・iPadの「その他」ストレージを削除して容量を空ける方法

「その他」とは何か?

ストレージの内訳を示すグラフを見ると、色分けされたさまざまなセクションの中に「その他」という項目があります。iOSとiPadOSはストレージを「メディア」「写真」「App」「システム」などのカテゴリに分類しますが、これらにうまく当てはまらないデータはすべて「その他」として扱われます。具体的には、キャッシュファイル、アップデートファイル、ログ、ダウンロードした追加のSiriの音声など、性質が曖昧なファイルが含まれます。

また、画像付きのメッセージを大量に送受信したり、動画をストリーミング再生したりすると、iPhoneはそれらをスムーズに処理するためにキャッシュファイルを作成します。本来は使用後に自動的に削除されるはずですが、削除されずに残って「その他」に分類され、無駄にかなりの容量を占有してしまうことがあります。

「その他」のストレージは削除できるのか?

「その他」は正体が曖昧なため、ボタン一つでまとめて空にすることはできません。しかし、「その他」を膨らませている要因を減らすことは可能です。データを扱う操作を行う際は、万が一のトラブルに備えて、必ず事前にiPhoneやiPadの完全なバックアップを作成しておくことを強くおすすめします。手順の詳細は「iPhone・iPadのバックアップ方法」をご覧ください。

「その他」のストレージを削除する方法

「その他」が占有する容量を減らすために確認すべきポイントはいくつかあります。以下で順番に見ていきましょう。

アプリのキャッシュを削除する

最も効果的なのは、キャッシュを大量に溜め込んでいるアプリを探すことです。以下の手順で確認できます。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「iPhone(またはiPad)ストレージ」をタップします。
  4. ストレージグラフの下に表示されているアプリ一覧をスクロールすると、各アプリが現在使用している容量が確認できます。

    iPhone・iPadの「その他」ストレージを削除して容量を空ける方法

  5. アプリを選択すると、より詳細な内訳が表示されます。分析項目は「Appサイズ」と「書類とデータ」の2つのみですが、後者が異常に大きい場合は、アプリ本体を開いて不要なデータを削除してみましょう。

それでも改善しない場合は、アプリ自体を削除して再インストールするという方法もあります。再インストールによってキャッシュデータが一掃されることが多いです。もちろん、この方法を試す前に、重要なデータのバックアップを必ず取っておいてください。詳しくは「iPhone・iPadでアプリを削除する方法」をご覧ください。

Safariのキャッシュを削除する

Safariに保存されているキャッシュも意外と容量を消費するため、削除するのがおすすめです。以下の手順で実行できます。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「Safari」をタップします。
  3. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。

iPhone・iPadの「その他」ストレージを削除して容量を空ける方法

ただしデメリットもあります。キャッシュを削除すると、以前訪れたサイトの読み込みが一時的に遅くなったり、再度ログインが必要になったりします。とはいえ、これはキャッシュ削除後の最初のアクセス時だけで、その後は通常通り快適に利用できます。

キャッシュ削除の詳細については、「iPhone・iPadのキャッシュをクリアする方法」のガイドも参考にしてください。

メッセージの保存期間を制限する

「メッセージ」アプリも「その他」容量を増やす原因としてよく知られています。デバイスに保存する会話やメッセージの期間を制限することを検討しましょう。Appleは期間を選択できるオプションを用意しているので、1〜2年前の古いチャット履歴が不要なら、削除する価値があります。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「メッセージ」をタップします。
  3. 「メッセージ履歴」の下にある「メッセージを残す期間」をタップします。

    iPhone・iPadの「その他」ストレージを削除して容量を空ける方法

  4. 過去の会話を保存する期間として3つの選択肢が表示されます。「30日」「1年」「無期限」です。初期設定では「無期限」が選択されているため、メッセージが消えても構わないなら短い期間に変更しましょう。iCloudを正しく設定していれば、メッセージをiCloudに保存することも可能です。作業を始める前に、「iCloudでメッセージをバックアップする方法」を確認しておくと安心です。

それでもストレージ不足に悩んでいる場合は、他にも空き容量を確保する方法があります。「iPhoneの容量を空ける方法」の記事を参考にしたり、大容量ファイルはクラウドストレージサービスに預けることを検討したりするのも良いでしょう。

  1. iPhoneの「その他」ストレージとは?正体と容量を減らす9つの方法

    iPhoneでは、メッセージ、アプリ、写真など、内部ストレージを占有しているデータの種類をひと目で確認できます。確認したいときは、「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」の順にタップするだけでOKです。 iPhoneストレージ画面の上部には視覚的なインジケーターが表示されており、どのカテゴリが最も容量を消費しているかを把握しながら管理できます。しかし、そこには「その他」という謎めいた名前のカテゴリも含まれており、気づけばかなりの容量を食っていることも少なくありません。 iPhoneの「その他」ストレージとは何か? iPhoneにおける「その他」ストレージとは、iOS

  2. iPhoneの「その他」ストレージとは?正体と容量を減らす6つの対処法を徹底解説

    iPhoneの「その他」ストレージは、デバイス内でかなりの容量を占めています。では、この謎めいた「その他」とは一体何なのでしょうか?また、どうすれば削除できるのでしょうか?こうした疑問をずっと抱えていたなら、まさにうってつけの記事です。 iPhoneの「その他」ストレージとは? iPhoneの「その他」ストレージは、端末内で大きなスペースを占有します。これは確かに気になる問題ですよね。「その他」のカテゴリには、システムデータ、ログファイル、アプリのキャッシュ、Siriの音声など、iPhoneをスムーズに動作させるためにシステムが使用するさまざまなリソースが含まれています。キャッシュはアプリや