【Ubuntu入門】LinuxでFlash Playerを使う3つの方法 - 初心者向けインストールチュートリアル
WindowsユーザーがLinuxへの移行を検討する際、多くの人が最初に抱く疑問の一つが「Flashの再生」です。LINUXでもFlash動画やゲームは楽しめるのか?――答えは「はい、楽しめます!」です。Flash動画やアニメーションの視聴、ブラウザ上で動くシンプルなFlashゲームなど、Windowsで慣れ親しんだことはすべてLinuxでも同じように行えます。
この記事では、その導入手順がどれほど簡単かをお見せします。バターをフレンチトーストに塗るくらいの手軽さです。ここでは、人気が高く初心者に優しいディストリビューションとして定評のあるUbuntu Linuxと、総合的に最も優れたブラウザの一つであるFirefoxを使って解説します。しかも、3つの異なる方法を、最も簡単なものから順番に紹介していきます。
※補足:Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポート終了(EOL)を迎えました。現在の環境ではFlashコンテンツは原則利用できませんが、古いシステムの復元やアーカイブ資料として本チュートリアルは有用です。
方法1: Firefox経由でインストールする
プラグイン不足の通知を確認
Flashコンテンツを含むウェブサイトにアクセスすると、ブラウザから警告メッセージが表示されます。これはWindows上でFirefoxなどを使っているときに見られるものと同じものです。ここでは、YouTubeで音楽クリップを再生しようとした際に表示されるメッセージを例にします。
必要な操作は、「Install Missing Plugins…」(不足しているプラグインをインストール)をクリックするだけです。
プラグインを選んでインストールを確定
選択肢としては、事実上の標準であるAdobe Flash Playerと、1つ以上の代替プラグインが表示されます。たとえばUbuntu 7.10 Gutsy GibbonにFlashをインストールする場合、もう一つの候補はオープンソース製のFlashプレーヤーGnash SWF Playerです。どちらを選ぶかは自由ですが、大多数のユーザーにとって最もシンプルで確実なのは、Adobe Flash Playerを選ぶことでしょう。
その後、選択内容を確認します。Flash Player 9のパッケージ名はflashplugin-nonfreeです。
インストール完了
しばらく待つとインストールが完了します。変更を有効にするには、Firefoxを再起動してください。
動作確認
もちろん、インストール後は必ずテストしましょう。ちなみに今回テストに使った音楽クリップは偶然にも、傑作ドラマ『マイアミ・バイス』でお馴染みのJan Hammerによる魂を癒す名曲「Crockett's Theme」でした。ああ、80年代……。
方法2: Debian(.deb)パッケージでインストールする
何らかの理由でブラウザが「プラグイン不足」の通知を出してくれない場合は、手動でダウンロードしてインストールする必要があります。これは新しいバージョンのFlash Playerがリリースされたばかりのときや、ブラウザ・OSのベータ版を使っているときに起こりがちです。実際、Ubuntu 8.10 Intrepid Ibex Beta搭載のFirefoxは、不足プラグインの通知をしてくれません。
解決策は、ベンダーの公式サイトにアクセスし、パッケージ(この場合はDebian形式の.debインストーラー)をダウンロードすることです。ここではAdobe Flash Player 10を使ってデモします。
.debパッケージをダウンロード
公式サイトから、Linux向けの.deb形式インストーラーをダウンロードします。
インストーラーを実行
Debianパッケージは、実用面ではWindowsの.exeファイルとほぼ同じ感覚で扱えます。ダブルクリックして管理者パスワードを入力し、画面の指示に従うだけです。このケースでは、インストーラーが終了するのを待つだけでOKです。
セットアップを確認
Firefoxを起動して、Flashコンテンツを思いきり楽しんでください!
方法3: tar.gzアーカイブでインストールする
難しそうに聞こえるかもしれませんが、これも実はとても簡単です。流れは「ファイルをダウンロード→アーカイブを展開→インストーラーを実行」の3ステップ。tar.gzアーカイブの展開は、Windowsで.zipや.rarを展開するのと同じ要領で行えます。
一般的なWindowsのインストールと大きく異なるのは、展開したアーカイブ内のインストーラーをコマンドラインから実行するという点だけです。どうぞ恐れずに進めてみましょう。
アーカイブをダウンロード
ここでもAdobe Flash Playerを使って説明します。今度は.debインストーラーではなく、.tar.gzアーカイブ(Flash Player 10用)を選んでダウンロードしてください。
アーカイブを展開
ダウンロードしたアーカイブを展開します。この操作はGUI(ファイルマネージャー)からでも簡単に行えます。
コマンドラインでインストーラーを実行
Flashのインストール先には、「全アプリケーション共通(グローバル)」と「特定のブラウザ専用」の2種類があります。前者の場合はsudoを使う必要があり、後者ならsudoなしで実行できます。ターミナルで展開先フォルダへ移動し、次のコマンドでインストールスクリプトを実行します:
./flashplayer-installerあとは画面の指示に従って進めてください:


セットアップを確認
動作確認には、再び80年代の名曲を。今回はAdam Antの楽曲でテストしました。
その他の方法: apt-get / パッケージマネージャーを使う
興味があれば、上記の手順を実際に適用した以下の記事もぜひご覧ください。
- Sabayon Linux ― Gentoo系の美しいディストロ ― 概要&チュートリアル
- Ubuntu 8.10 Intrepid Ibex ― レビュー&チュートリアル
さらに、コマンドラインでapt-getを使う方法や、Synapticパッケージマネージャーで検索・インストールする方法でも、Flash Playerのインストール(および削除)が可能です。
こちらの方法が好みという方も多いでしょう。後日不要になったときに、手動でファイルを消す手間が省けるからです。ただし、この方法でインストールした場合、Flash Playerは全アプリケーション向けにグローバルに導入される点に注意してください。
Adobe Flash Player 9 のインストール/削除コマンドは以下の通りです:
sudo apt-get install flashplugin-nonfree
sudo apt-get remove flashplugin-nonfreeFlash Player 10 の場合(パッケージ管理で提供されている場合):
sudo apt-get install adobe-flashplugin
sudo apt-get remove adobe-flashpluginまとめ
以上で解説は終わりです!どの方法を選んでも、問題なくインストールできるはずです。Flash Playerの導入は本当に簡単な作業です。これでLinuxをためらう理由がまた一つ減りました。さあ、快適なLinuxライフと幸せなコミュニティへ足を踏み入れましょう。それでは、お楽しみください!
追伸:続編の記事では、Flash動画のダウンロード方法、ローカルPCでの再生方法、他の動画形式への変換方法、さらには動画ファイルから音声を抽出する方法までご紹介する予定です。
追伸2:最新環境向けのアップデート版チュートリアルも、近日公開予定です。
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このチュートリアルは、新しいバージョンのLinuxやFlash Playerにもそのまま役立つ内容です。 ※編集部注: Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポートを終了(EOL)しています。現在はFlashコンテンツ自体がほぼ姿を消しましたが、当時の環境やレガシーなシステムを扱う際の参考として、本記事の内容を残しています。 はじめに WindowsユーザーがLinuxへの移行を検討する際、多くの人が気にかけるのがFlashの再生問題です。「LinuxでもFlashムービーやゲームを楽しめるのか?」――答えはシンプルに「はい!」です。Flash動画やアニメーションの視