スーパーファミコン クラシック エディション徹底解説――90年代のノスタルジーを小さな箱に凝縮
任天堂が過去に仕掛けたノスタルジー商法は、NESクラシック ミニ(ファミコン クラシック エディション)で苦い経験となりました。ゲーム内容そのものは決して悪くなかったものの、市場への供給が極端に限られたことが最大の批判点に。さらに8ビット機は店頭から瞬く間に姿を消し、eBayでは高額転売品が横行する事態へと発展しました。
それでもファンの間では、NESクラシックのようなレトロゲーム機への熱い期待が消えていませんでした。そんな中登場したのが、懐かしい16ビットゲームの楽しさを現代に蘇らせるスーパーファミコン クラシック エディション(SNES クラシック ミニ)です。初期レビューは概ね好評ですが、購入前に長所と短所をしっかり把握しておくことが大切です。以下のリストで、任天堂の16ビット復刻機について知っておくべき情報をすべて確認しましょう。
1. コントローラー

スーパーファミコンのコントローラーは、90年代の登場当時こそゲーム業界に革命をもたらした存在でした。一方、NESクラシック付属のコントローラーは、笑ってしまうほど短いケーブルが多くのファンと購入者の不満を買いました。幸い今回は、コントローラーが2個同梱され、マルチプレイも安心。ケーブル長も約1.5m(5フィート)と、十分な長さが確保されています。
2. 価格

NESミニの59.99ドルという低価格設定こそが、早期の市場消滅を招いたと指摘する専門家は少なくありません。転売業者が複数台を買い占め、eBayでは300ドル近い高値で取引される騒ぎとなりました。スーパーファミコン クラシック ミニは、NESミニ比で約33%の値上げとなるものの、79.99ドルという手頃な価格に抑えられています。
3. 発売日

市場アナリストの一部はSNESミニの発売を10月末〜11月と予測していましたが、任天堂はそれを裏切る少し早い発売を決定。公式ホームページでは、今年9月29日の発売日が発表されています。ホリデーシーズンの転売合戦を回避できる可能性を考えれば、前倒しでの発売は賢明な判断と言えるでしょう。
4. バリエーション

実験的な側面の強かったNESクラシックとは異なり、今回の任天堂はかなり大胆な戦略をとっています。日本では、これまで通り独自モデルとして「スーパーファミコンミニ」(正式名称:ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン)が展開されます。日本版は見た目が大きく異なり、当時のスーパーファミコンを忠実に小型化したデザインを採用。コントローラーは2個付属し、北米版の紫基調のボタンに対して、日本版はおなじみのカラフルな4色ボタンとなっています。
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5. 収録ゲーム一覧
北米版と日本版で本体デザインが異なるように、収録ゲームにも違いがあります。両バージョンとも内蔵ゲームは21本ですが、それぞれの地域限定タイトルが5本ずつ含まれています。北米版・日本版それぞれの収録タイトルは、以下のリストをご参照ください。
北米版(SNES クラシック ミニ)収録タイトル
- 魂斗羅スピリッツ(Contra III: The Alien Wars)
- ドンキーコング カントリー(Donkey Kong Country)
- MOTHER2 ギーグの逆襲(EarthBound)
- ファイナルファンタジーVI(Final Fantasy III)
- F-ZERO
- 星のカービィ スーパーデラックス(Kirby Super Star)
- カービィのドリームコース(Kirby's Dream Course)
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース(The Legend of Zelda: A Link to the Past)
- ロックマンX(Mega Man X)
- 聖剣伝説2(Secret of Mana)
- スターフォックス(Star Fox)
- スターフォックス2(Star Fox 2)
- ストリートファイターIIターボ(Street Fighter II Turbo: Hyper Fighting)
- 悪魔城ドラキュラ(Super Castlevania IV)
- 超魔界村(Super Ghouls 'n Ghosts)
- スーパーマリオカート(Super Mario Kart)
- スーパーマリオRPG(Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars)
- スーパーマリオワールド(Super Mario World)
- スーパーメトロイド(Super Metroid)
- スーパーパンチアウト!!(Super Punch-Out!!)
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド(Yoshi's Island)
日本版(スーパーファミコンミニ)収録タイトル
- 魂斗羅スピリッツ
- ドンキーコング カントリー
- F-ZERO
- ファイナルファンタジーVI
- ファイアーエムブレム 紋章の謎
- がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
- 星のカービィ スーパーデラックス
- ロックマンX
- パネルでポン
- 聖剣伝説2
- スターフォックス
- スターフォックス2
- スーパーサッカー
- 超魔界村
- スーパーマリオカート
- スーパーマリオRPG
- スーパーマリオワールド
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
- スーパーメトロイド
- スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
以上が基本情報ですが、依然として答えの出ていない大きな疑問が残っています。今回は十分な数量が市場に出回るのかどうか。任天堂は2018年以降の継続販売を計画していないと明言しているため、本体が店頭に並ぶのはわずか3〜4ヶ月の短い期間にとどまる可能性が高いのです。欲しい方は、発売日に合わせた迅速な行動をおすすめします。
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