Alexaのウィスパーモード(ささやき声でのやり取り)を有効化する手順を解説
Amazon Echoをお持ちなら、Alexaが非常に便利なデジタルアシスタントであることに同意いただけるでしょう。リマインダーの設定、電話の発着信、天気予報の確認、スマートホーム機器のコントロール、音楽再生まで、Alexaはあらゆるタスクをこなしてくれます。
しかし、「夜中にAlexaへコマンドを出したいけれど、家族を起こしたくない」という場面に直面したことはありませんか?実はそれ、今では可能です。「ウィスパーモード(ささやき応答)」を有効にすれば、小声でコマンドを伝えると、Alexaもささやくように返答してくれるのです。
この機能は特に、小さいお子様がいるご家庭で大活躍します。家族の睡眠を妨げることなく、いつでもAlexaとコミュニケーションが取れるため、スマートスピーカー体験がより快適になるでしょう。
注意点:常時ささやく必要はない
ウィスパーモードを有効にしても、常に小声で話す必要はありません。普段通りのトーンで話しかければ、Alexaも通常の音量で返答します。つまり、あなたの話し方に合わせて、Alexaが自動的に応答のスタイルを切り替えてくれるという仕組みです。
Alexaでウィスパーモードを有効にする方法

ウィスパーモードを有効にする方法は主に2つあります。まず1つ目は、直接Alexaに頼むだけのシンプルな方法です。
方法1:音声コマンドで有効化する
「アレクサ、ウィスパーモードをオンにして」と話しかけるだけでOKです。コマンドを受け付けると、Alexaが「ウィスパーモードを有効にしました」と確認のメッセージを返してくれます。
方法2:Alexaアプリから設定する
2つ目の方法は、スマートフォンのAlexaアプリから設定を変更する方法です。以下の手順に従ってください。
- Alexaアプリを起動する
- メインメニューを開き、「設定」を選択する
- 「Alexaアカウント」をタップする
- 「Alexa音声応答」を選択する
- 「ウィスパーモード」のスイッチを右にスライドしてオンにする
ウィスパーモードの仕組みとは?
ウィスパー応答を実現するには、スマートスピーカー側がユーザーの発言が「ささやき声」なのかどうかを判別し、同じスタイルで返答できる必要があります。実は、ささやき声には特有の難しさがあります。
Amazon Alexa開発者ブログにて、Alexa Speech Groupの科学者であるZeynab Raeesy氏は次のように説明しています。「ささやき声は主に無声音であり、声帯の振動を伴いません。そのため、通常の会話と比べて低周波帯域のエネルギーが少なくなります」。
この課題を解決するために活用されているのが、音声認識分野で広く使われているLSTM(Long Short-Term Memory:長短期記憶ニューラルネットワーク)です。また、ユーザーがコマンドを言い終えたタイミングを認識する「エンドポインティング」の処理も重要な役割を果たします。さらに、「沈黙」も入力情報として扱われ、コマンドのフレームごとの信頼度データのピークを分析し最適な調整を行うことで、通常の音声かささやき声かを正確に判別できるようになりました。
まとめ
以上の手順でウィスパーモードを有効にすれば、夜間でも静かにAlexaへ指示を出し、ささやき声で返答を受けることができます。現在のところ、Echoシリーズは他のスマートホームスピーカーと比較しても、ささやき声への対応精度が高いのが特徴です。ぜひ一度試してみてください。
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