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スマホの指紋認証は本当に安全?知っておきたいリスクと対策

新しいスマートフォンを購入したとき、真っ先に行うことのひとつが生体認証情報の登録ではないでしょうか。iPhoneのFace IDや、シンプルながら高い利便性を誇る指紋認証などがその代表例です。

スマートフォンのスキャン技術自体は決して目新しいものではありません。特に指紋認証はすでに広く普及し、ハイエンドモデルだけの特権ではなくなりました。実際、手頃な価格帯のミドルレンジ機にもセキュリティ用ハードウェアが搭載されています。この技術はあまりに身近になったため、もはや当たり前の存在として受け止められ、デバイスへのログインは格段に簡単になりました。

しかし、忘れてはならない現実があります。私たちのデータの市場価値は高まり続けており、Cambridge AnalyticaやFacebookのような組織によって、自らの目的のために操作されてきた歴史もあるのです。こうした状況下では、あらゆる仕組みに疑問を抱き、データ保護を確実にし、その安全性に特別な注意を払うことが求められます。データマイニングが横行する不透明な時代において、生体認証スキャンこそが私たちのセキュリティを脅かしている可能性はないのか——立ち止まって考えたことはあるでしょうか。

諸刃の剣としての指紋認証

以下の事例は、テクノロジーが悪用されうる一端を示すものです。テクノロジーをどう使うかは、最終的に私たち自身が決めるべき問題です。

こんなシナリオを想像してみてください。仕事帰りの夜、路地を歩いていたところ、不良グループに襲われたとします。彼らに必要なのは、被害者をほんの1分ほど無力化することだけ。指をスキャナーにかざせば、簡単にスマホのロックを解除できるからです。一度スマホの中身にアクセスされれば、データや資金を自由に移し替えられてしまいます。さらに恐ろしいことに、この技術は死後にも悪用されうるのです。報道によれば、銃撃戦で死亡した指名手配犯が、思いがけない形でテクノロジーと遭遇した悲しい事例がありました。

彼の死後に警察の手に渡った「証拠」のひとつが、彼のスマートフォンでした。2人の警官は規定を無視し、「死者にはデジタルプライバシーに対する権利がない」と主張して葬儀場へ向かい、故人の指紋を使ってスマホのロックを解除してしまったのです。そして驚くべきことに、これは法の上で許容されている行為なのです。

スマートフォンはますます高性能になり、コンピューティングデバイスは小型化が進んでいます。開発者たちは、ユーザー体験とスマホ本体および保存データのセキュリティを平均以上の水準に引き上げるため、さまざまな工夫を凝らしてきました。

生きている間も死んだ後も、テクノロジーの足跡は確かにその痕跡を残すのです。

原点回帰:真のセキュリティのためには指紋認証に別れを告げよう

初めてスマートフォンに自分の情報を登録する際、デバイスは指紋を複数の側面・角度から何度もスキャンします。そのため、照合時には指紋のごく一部の領域を読み取るだけでロックが解除されてしまいます。(ハリウッド映画を信じるなら、マスキングテープや質の良いセロハンテープに残った部分的な指紋をコピーするのは非常に簡単だということです。チャーリーズ・エンジェルに騙されないように!)

ハッカーや盗難からデバイスを守りたいなら、昔からの教え「KISS(Keep It Simple Silly=シンプルに保て)」に従い、センサーではなくパスコードを使うのが得策です。ただしここでも、ひとつ注意が必要です。

ジョンズ・ホプキンス大学の著名な暗号学者マシュー・グリーン氏は、4〜6桁のパスコードは容易に解読できると指摘し、次のようにツイートしています。

スマホの指紋認証は本当に安全?知っておきたいリスクと対策

史上最強のパスコードは、やはり英数字を組み合わせたものと言えるでしょう。

結論:賢くあれ。スマートデバイスに頼り切らないこと

テクノロジーは私たちが目的を達成するための道具として生み出されました。利用可能だからといって、何でも使うべきというわけではありません。デジタルセキュリティを犠牲にしたり、データや資金の盗難というリスクを負ったりしてまで使うべきではありません。長いパスコードの入力は時間がかかり面倒ですが、そのぶん非常に強固です。賢く行動しましょう。デバイスが賢いことだけに頼らないことです。データやその中身、そして資金へのアクセスを10桁以上のパスコードで守れば、ハッカーにとって非常に攻めにくい環境を作れるのです!

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