PCのBIOS(UEFI)を更新して脆弱性から身を守る方法
最近のニュースを見ていると、システムの中核部分に影響を及ぼす重大な脆弱性の報道を目にしない日はありません。
以前、MicrosoftとGoogleは「Rogue System Register Read」と「Speculative Store Bypass」と呼ばれる問題を発表しました。これらは、SpectreやMeltdownとして知られる脆弱性の技術的な亜種です。
では、これはユーザーにとって何を意味するのでしょうか?おそらく、CPUに対するアップデート対応が必要になるということです。多くの場合、それはシステムファームウェアのアップデートという形で提供されます。
一般的には「BIOSアップデート」と呼ばれていますが、実際にはUnified Extensible Firmware Interface(UEFI)を更新しているケースがほとんどです。
聞き慣れない言葉に感じるかもしれませんが、心配はいりません。通常のOSアップデートよりは少し手間がかかりますが、BIOSの更新自体はそれほど恐れるものではありません。
幸いなことに、現在ではかなり簡単に行えるようになっています。以下でその手順をご紹介します。
Macユーザーは楽ちん
Macユーザーで、ニュースで話題のハードウェア問題に対応するセキュリティアップデートを適用し損ねていないか気になっている方は、ご安心ください。
App Storeの設定を有効にしていれば、システムアップデートは自動的にダウンロードされます。自動更新が苦手な方は、定期的に手動で確認してもよいでしょう。
Appleはこのプロセスを非常にスムーズにしています。クローズドなエコシステムを持つことのメリットの一つと言えます。
Windowsユーザーはそうはいかない
コーヒーでも淹れて、ゆったりとした姿勢でお読みください。少し時間がかかるかもしれません。システムファームウェアの更新は決して難解なものではありませんが、Macほど簡単ではありません。
まず最初に確認すべきはWindows Updateです。
Windows UpdateではマザーボードのBIOSは更新されませんが、バグ修正やセキュリティアップデートを含むすべてのシステムファイルを最新の状態にできます。
ノートパソコンの場合
ノートパソコンユーザーの場合、ドライバーやBIOSのアップデートファイルを入手する最善の方法は、メーカー公式サイトのサポートセクションを確認することです。
その際、使用しているノートパソコンの正確な型番が必要になるでしょう。多くの場合、本体裏面のステッカーに記載されています。
すでにメーカーに製品登録をしている場合は、メーカーサイトのアカウントにログインし、登録済みデバイスのセクションを確認しましょう。
各メーカーによってアップデートの掲載場所が異なるため、多少探し回る必要があるかもしれません。
運が良ければ、必要なドライバーやアップデートを自動的に検出してくれる専用ユーティリティをメーカーが提供していることもあります。BIOSアップデート専用のユーティリティが用意されている場合もあります。
世の中には無数のノートパソコンがあり、同じメーカーでも機種によってBIOSの更新手順が異なることがあります。
メーカー独自の一括アップデートツールがない場合は、少なくとも最新のBIOSファイルを探しましょう。そのアップデートを専用ユーティリティでインストールするのか、Rufusなどのツールで起動可能なUSBメモリを作成しMS-DOSから実行するのかは、完全にメーカーの対応方針次第です。
デスクトップPCの場合
デスクトップPCにもいくつかの選択肢があります。特に完成品PCを購入した場合は、システムメーカーがBIOSアップデートを提供していることがあります。
その場合の手順はノートパソコンと同様です。自作PCの場合は、マザーボードメーカーのサイトからBIOSアップデートを入手することになります。
どのマザーボードが搭載されているかわからない場合は、Windowsキー + Rを押して「msinfo32」と入力し、「システム製造元」と「システムモデル」の項目を確認してください。
これで十分な情報が得られない場合は、CPU-ZやHWiNFOといったサードパーティ製アプリを活用するとよいでしょう。
BIOSファイルの入手と更新手順
メーカーと型番が判明したら、メーカー公式サイトで該当するサポートページを検索します。マザーボードのドライバーページを探し、ドライバーとファームウェアをまとめて更新してくれるユーティリティ、単体のBIOSファイル、あるいはBIOSファイルと書き込みユーティリティのセットを入手します。
ファイルの種類によって、更新手順は異なります。多くの場合、Windows上で直接ユーティリティを実行するか、ファイルをUSBメモリにコピーしてPCを再起動し、POST中にDELキー(またはお使いのシステムで指定されたキー)を連打してBIOS画面に入り、新しいBIOSファイルをマザーボードに書き込むことになります。
場合によってはそのキーが見つけにくいこともあります。筆者のGIGABYTE製マザーボードでは、画面下部の小さなポップアップに表示されていました。
オーバークロックをしている場合は、アップデート前にBIOSのリセット機能を使って、すべてを初期状態(ストック設定)に戻しておきましょう。具体的な手順はマザーボードメーカーのドキュメントに記載されているはずなので、サポートページで正しい手順を確認することをおすすめします。
注意:BIOSアップデートにはリスクもある
念のためお伝えしておくと、BIOSアップデートは一見シンプルですが、安易に扱ってはいけないものでもあります。失敗すれば、深刻な事態になりかねません。
BIOSアップデートを実行する前に、万が一に備えて重要なファイルのバックアップを必ず取ってください。セカンダリドライブに十分な空き容量があれば、Macrium Reflectなどでシステムイメージを作成しておくのも良い方法です。
ノートパソコンの場合は必ず電源アダプターを接続し、バッテリー駆動ではなくコンセントからの給電で作業してください。また、アップデートユーティリティが安全だと明示しない限り、更新中にPCの電源を切ったり再起動したりしてはいけません。
アップデート完了後、システムのBIOSに再度入る必要があるかもしれません(通常は起動時にDELキーやF2キーを連打)。以前設定していた内容を再度設定し直しましょう。
ファン制御の設定もやり直す必要があるでしょう。以前行っていたオーバークロック設定も、このタイミングで再適用できます。
多くのメーカーでは、自動更新プログラムを使っていない限り、サポートページを定期的にチェックしてBIOSアップデートの情報を把握する必要があります。確実にするためには、お気に入りのカレンダーアプリに定期的なリマインダーを設定しておくのがおすすめです。主要コンポーネントに関する重要なアップデートを見逃さずに済みます。
さまざまなPCトラブルにはDriverFixがおすすめ
このソフトウェアはドライバーを常に最新の状態に保ち、一般的なコンピューターエラーやハードウェア障害からあなたを守ります。3つの簡単なステップですべてのドライバーをチェックできます:
- DriverFixをダウンロード(検証済みダウンロードファイル)
- スキャン開始をクリックして問題のあるドライバーを検出
- ドライバーを更新をクリックして新バージョンを取得し、システム不具合を回避
このアプリケーションを実行すると関連するドライバーが自動的にインストールされ、同じ場所からさらに更新することもできます。
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