WiFiルーターの設定画面にアクセスしてセキュリティを強化する方法
自宅のWi-Fiルーターは、各デバイスをインターネットにつなぐために欠かせない存在です。しかし、ルーターにログインして設定を変更する方法をご存じでしょうか。
工事業者が回線を設置したきり触っていない方もいれば、一度は設定したもののアクセス方法を忘れてしまった方もいるかもしれません。
知識レベルに関わらず、ルーターにログインできることは重要です。重要なセキュリティ設定の変更やファームウェアのアップデートによるハッキング対策など、インターネットを安全かつ快適に使い続けるために必要な知識だからです。
自分で購入したルーターでも、プロバイダーから提供されたルーターでも、ログインして設定を変更する手順は基本的に同じです。ここでは、その方法と押さえておくべき設定項目をご紹介します。
まずはルーターのIPアドレスを確認しよう
ブラウザにIPアドレスを入力するとウェブサイトにアクセスできるように、ルーターの管理ページにもIPアドレス経由でアクセスします。そのため、まずはIPアドレスを調べる必要があります。
多くのルーターでは、デフォルトのIPアドレスが192.168.1.1に設定されています。ただし、変更している場合や別のアドレス帯を使用している場合は異なります。
WindowsでIPアドレスを確認するのは簡単です。以下の手順で確認できます。
Windowsの検索バーをクリックし、「CMD」と入力してEnterキーを押します。
開いたウィンドウに「ipconfig」と入力し、再度Enterキーを押すと、パソコンに関連付けられたすべてのIPアドレスの一覧が表示されます。この中にルーターのアドレスも含まれています。
「イーサネット アダプター」または「ワイヤレス LAN アダプター」の項目にある「デフォルト ゲートウェイ」を探し、その横に表示されている番号をメモしてください。確認後はウィンドウを閉じて構いません。
Windows 10では、「設定 > ネットワークとインターネット > 状態 > ハードウェアと接続プロパティを表示する」からも確認できます。アクティブなネットワーク接続までスクロールし、「IPv4 デフォルト ゲートウェイ」または「デフォルト ゲートウェイ」の横にあるIPアドレスを控えましょう。
次に管理画面へログインする
先ほど確認したIPアドレスをブラウザのアドレスバーに入力してアクセスします。
ページにはログイン情報の入力を求められます。初めてルーターを設定する場合は初期のユーザー名とパスワードを、すでに設定済みの場合は自分で作成したユーザー名とパスワードを入力します。
初めて設定する場合、多くの市販ルーターには初期のユーザー名とパスワードが本体のどこかに記載されています。本体の底面や背面などに貼られたシールを探してみてください。
また、一部のルーターでは、パスワードを数回間違えるとログイン情報を復元できる機能があります。通常は本体に記載されたシリアル番号の入力を求められます。
多くのルーターの初期ログイン情報は、ユーザー名「admin」、パスワード「password」のような単純な組み合わせです。そのため、ルーターを入手したら必ず独自のログイン情報に変更しましょう。誰でも初期設定の組み合わせは推測できてしまいますし、各メーカーの初期ログイン情報をまとめたリストが公開されていることもあります。
どうしてもログインできない場合は、ルーターを初期状態にリセットしましょう。小さなリセットボタンを探し、ペーパークリップやペンの先などで10秒ほど押し込みます。これで設定がクリアされ、初期のログイン情報でログインできるようになります。
設定を変更してみよう
ログインできたら、好みに合わせて設定を変更していきます。まずはデフォルトのWi-Fi名(SSID)と接続用パスワードを変更しましょう。
あわせて、管理画面へのログイン情報も独自のものに変更し、ルーターに内蔵のセキュリティ機能がある場合は有効化しておくと安心です。
さらに、ペアレンタルコントロール(保護者による利用制限)を設定したり、ネットワークに接続されている機器を管理したりして、許可した機器だけが接続されていることを確認することもできます。
最近のルーターの多くには、こうした作業を簡単に行える便利なセットアップウィザードが搭載されています。もし搭載されていない場合は、取扱説明書を参照しながら設定を進めましょう。
管理画面のログイン情報を初期設定から変更する
初めてルーターにログインしたら、最初に行うべきなのはログイン情報の変更です。これにより、管理者権限を持つのは自分だけとなり、ネットワークの安全性が高まります。
機種によってはユーザー名とパスワードの両方を変更できますが、パスワードしか変更できないルーターもあります。その場合は、他のサービスで使い回していないパスワードを設定しましょう。
ルーターの管理画面で「Administration(管理)」タブを開き、「パスワード変更」オプションを探します。変更時には、現在のパスワードの入力を求められるのが一般的です。
Wi-Fi設定を変更する
Wi-Fi設定のタブを開き、いくつかの項目を変更します。まず、Wi-Fiネットワークの名前(SSID)をデフォルトから独自のものに変えましょう。
続いて、接続用のパスワードを作成します。セキュリティ方式はWPA2-PSK(AES)を選択し、対応している新しいルーターなら、より安全なWPA3を利用するのがおすすめです。
その他のポイント
これで、ネットワーク上のルーターを見つけてログインし、ファームウェアで最も重要なセキュリティ設定を変更する方法がわかりました。
今後もネットワーク機器に関する便利なヒントやテクニックをご紹介していくので、ご家庭の管理者として自信を持って運用できるようになりましょう。
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