Macの調子が悪いと感じたら?自分で使えるおすすめ診断ツール徹底解説
Windowsパソコンには定番かつ使いやすい診断ツールが数多く存在しますが、Macユーザーにはそのような選択肢が少ないのが実情です。macOSは扱いが難しいと言われることもあり、多くのユーザーは自分で対処するよりも、専門の技術者に任せてしまう傾向があります。
しかし、自分の手でトラブルを解決したいDIY派のユーザーなら、ぜひ活用したいツールがあります。本記事では、macOSで使える便利な診断ツールを厳選してご紹介します。メモリリークの原因、CPU使用率が最大まで上がる理由、そして消えたはずのハードディスク容量の行方を突き止めるのに役立ちますよ。
OnyX(ダウンロード可)
OnyXはMac向けの無料ディスクユーティリティで、パソコンの動作が遅い・不安定だと感じるときの原因究明に最適なツールです。ハードディスクの診断を実行できるほか、さまざまなシステムメンテナンス作業を行え、存在すら知らなかったキャッシュファイルの削除も可能です。さらに、macOSに隠された数多くの機能へアクセスできるのも魅力です。
何より嬉しいのは、OnyXが完全無料であるという点です。最新のOSアップデートに対応するよう継続的に更新されているため、互換性の問題を心配する必要はありません。開発者はAppleがOSをアップデートした後すぐに対応版をリリースするので、アップデート直後にうまく動作しない場合は、少し時間を置いてから再度試してみてください。
ディスクユーティリティ(Disk Utility)
ディスクユーティリティは、その名の通りmacOSに標準搭載されているディスク管理ツールです。ドライブのエラーや破損したファイルの修復を支援してくれるほか、MacがOSを起動できなくなったときの頼みの綱にもなります。使ったことがないという方は、「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダに格納されているので、ぜひ確認してみてください。
macOSに標準で付属しているため、追加料金は一切かかりません。ドライブでエラーが発生している場合は、ユーティリティを起動して「First Aid(応急処置)」を実行しましょう。また、ドライブのイメージを作成して外付けハードディスクに書き出す機能も備わっています。ハードディスクに故障の兆候がある場合に備えたバックアップとして非常に役立ちます。
MemTest86(ダウンロード可)
Apple製コンピュータはOSだけでなく、ハードウェア面でも扱いが難しいことで知られています。多くの機種ではハードウェアの修理や改造が困難、あるいはほぼ不可能です。MacBookでは各パーツがマザーボードにはんだ付けされていることが多いのですが、iMacであればメモリ(RAM)の交換が可能な場合があります。しかし、RAMを扱ったことのある人なら誰でも知っている通り、メモリには不具合が起こることがあります。
RAMが正常に動作していない疑いがあるときは、MemTest86を試してみましょう。このプログラムは起動可能なUSBメモリに書き込んで使用します。Macの起動時にOptionキーを押し続けることで、MemTest86を起動できます。メモリの不安定さを検出し、問題の原因を特定する手がかりを与えてくれるでしょう。
Malwarebytes(ダウンロード可)
Malwarebytesは、マルウェアの検出用プログラムとして最も広く使われているソフトウェアの一つです。Windowsユーザーに馴染み深いツールですが、「Macはウイルスに感染しない」という通説に反して、実はMacもマルウェアやウイルスの脅威にさらされています。使い方は非常にシンプルで、最低でも月に1回、できれば2週間に1回程度スキャンを実行するだけで、Macをマルウェアから守れます。
感染の可能性が低いと感じても、念には念を入れるに越したことはありません。月に数回の簡単なスキャンを習慣にすれば、フィッシングソフトウェアやキーロガーなど、さまざまな脅威から身を守ることができます。
DIY診断を行う際の注意点
OSの内部ファイルにアクセスできるツール全般に言えることですが、診断ツールは慎重に使用してください。コマンドを実行する前に、そのコマンドが何を行うものなのかを必ず十分に理解しておきましょう。
これらのツールはMacの寿命を延ばすために非常に役立ちますが、誤った使い方をするとシステムに修復不可能なダメージを与えてしまう可能性もあります。安心して活用するためにも、事前の知識習得とバックアップを忘れずに行いましょう。
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