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Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

Raspberry Piを購入して、いよいよ開発スタート!そんなとき、キーボードやモニターが接続されていない環境だと、ネットワーク上の別のPCからリモート接続する必要があります。さらに、Raspberry Piは用途によっては手の届きにくい場所に設置されることも多く、今はモニターとキーボードをつないでいても、それが常とは限りません。そこで活躍するのが、遠隔からRaspberry Piへアクセスする仕組みです。

この記事では、SSHとSFTPを使ってRaspberry Piに接続し、コマンドを実行したりファイルを転送したりする方法を解説します。なお、Raspberry Piと接続元のコンピューターが同じネットワーク上にあることを前提としています。

Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

SSHとは?

SSHは「Secure Shell(セキュアシェル)」の略称です。Raspberry Piとリモート接続元のコンピューターの間で、テキストデータを安全にやり取りするための標準的なネットワークプロトコルです。パスワードを入力してログインしたり、コマンドを実行したりする場面で幅広く使われています。

Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

SSHは、平文(暗号化されていないテキスト)でコマンドを送信していたTelnetの代替として設計されました。SSHでは通信内容がすべて暗号化されるため、安全です。TCPポート22番を使用し、あらゆるネットワークサービスで利用できます。

SFTPとは?

SFTPは「Secure File Transfer Protocol(セキュアファイル転送プロトコル)」の略です。Raspberry Piとネットワーク上の別のコンピューターの間で、ファイルを素早く便利に転送できる手段です。FTPよりもセキュリティが高く、SSHと同様に、転送中のすべてのデータが暗号化されます。

大切なデータが平文のまま流れるのは避けたいものですよね?もちろん避けるべきです。セキュリティ対策はしっかりと行いましょう。

Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

Raspberry PiにSSHで接続する方法

まずは、Windows PCから無料のSSHクライアント「PuTTY」を使ってRaspberry Piに接続する方法を紹介します。PuTTYはオープンソースソフトウェアとして、ボランティアチームによって開発・サポートされている定番ツールです。SSHクライアントは他のソフトでも構いませんが、作業開始前に必ずダウンロードとインストールを済ませておいてください。

  1. Raspberry PiでSSHが有効になっていることを確認します。Raspberry Pi 4をゼロからセットアップする場合は、SDカード内にテキストファイルを作成してSSHを有効化できます。詳しくは公式のスタートアップガイドをご覧ください。
  2. SSHが有効であることを確認したら、次にRaspberry PiのIPアドレスを調べます。IPアドレスが不明な場合は、複数の調査方法を解説したガイドを参照してください。
  3. Windows PCでPuTTY(または他のSSHクライアント)を起動し、Raspberry PiのIPアドレスを入力します。SSHポートは22番です。多くのSSHクライアントでは、ポート番号があらかじめ入力されています。
Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】
  1. 「Open(開く)」を選択してRaspberry Piに接続します。
  2. ターミナルウィンドウが起動し、ログインを求められます。ユーザー名を入力してEnterキーを押します(多くのRaspberry Piのデフォルトユーザー名は「pi」です)。
  3. 続けてパスワードを入力します。PCのクリップボードにコピーしている場合は、ターミナルウィンドウ内で右クリックすると貼り付けできます。なお、入力中のパスワードは画面に表示されない点に注意してください。入力後、Enterキーを押します。
Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

これでSSH経由でRaspberry Piに接続でき、ターミナルからコマンドを実行できるようになりました。まだデフォルトのパスワードを変更していないなら、絶好のタイミングです。SSHが有効なままデフォルトパスワードを使い続けると、第三者に簡単に不正侵入されてしまう危険があります!

Raspberry PiにSFTPで接続する方法

前章では、SSHクライアントを使ってRaspberry Piに安全に接続し、コマンドを実行する方法を解説しました。ファイル転送には、SFTPクライアントを利用しましょう。技術的にはPuTTYでもファイル転送は可能ですが、操作がかなり煩雑です。大量のファイルをまとめて移動できるファイルブラウザー型ツールがあると、はるかに快適です。

FileZillaはSFTPに対応した人気のFTPクライアントです。SSHで接続できるのであれば、SFTPでも同じように接続できます。とても便利ですね。

Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

事前準備として、Raspberry Piへの接続に使うコンピューターにFileZilla(またはお好みのSFTPクライアント)をダウンロードしてインストールしておきます。WinSCPも人気のSFTPクライアントの一つです。なお、必要なのはSFTPサーバーではなくSFTPクライアントである点に注意してください。

ワンポイント: FileZillaをインストールする際、McAfeeやWinZipの同時インストールを促す画面が表示されることがあります。不要な場合は「Decline(辞退)」を選択しましょう。

  1. FileZillaなどのSFTPクライアントを起動します。
  2. 「Host(ホスト)」欄にRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】
  1. 「Username(ユーザー名)」と「Password(パスワード)」を入力します。
  2. 「Quickconnect(クイック接続)」を選択します。パスワードの保存を提案される場合がありますが、一部のクライアントは保護されていないテキストファイルにパスワードを保存するため、保存しないことをおすすめします。
Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】
  1. 接続後は、Raspberry Piのフォルダー構造を閲覧し、ネットワーク上の他のコンピューターとの間でファイルを自由にやり取りできます。FileZillaの画面では、左側にローカル(自分のPC)のファイル、右側に接続先(今回はRaspberry Pi)のファイルが表示されます。
Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

たとえば、ローカルPCからRaspberry Piへファイルをコピーしたい場合は、左側でコピー元のフォルダーを開き、右側でコピー先のフォルダーを開きます。FileZillaのファイルマネージャーでは、ローカルとリモート間でドラッグ&ドロップによるファイル移動が可能です。

Raspberry PiにSSH・SFTPで接続する方法【PuTTYとFileZillaの使い方】

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