Macで使える2FA認証アプリのおすすめ5選!ワンタイムパスワードを簡単生成
オンラインアカウントを二要素認証(2FA)でしっかり守りたいなら、セットアップ時にQRコードを読み取るための認証アプリ(オーセンティケーターアプリ)が必要です。こうしたアプリは、ログインパスワードに加えて入力が求められる時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)を生成する機能も備えています。
認証アプリにはWebベースのタイプもありますが、本記事ではMac向けの無料2FAアプリを5つ厳選してご紹介します。
1. Authy
Authyは最初期から存在する老舗の2FAサービスの一つで、多くのユーザーに愛用されています。Mac、Windows、Chrome、モバイルデバイス向けのアプリを提供しており、マルチプラットフォーム対応が強みです。
MacアプリをインストールしてAuthyアカウントにログインすると、空のリストとプラス(+)ボタンが表示されます。このボタンをクリックして2FAアカウントの追加を始めましょう。なお、AuthyはQRコードのスキャンに対応していないため、2FAを有効化したいサービスが発行するシークレットキー(秘密鍵)やコードを手動で貼り付ける必要があります。
多くのサービスでは、シークレットキーはデフォルトで非表示になっており、QRコードだけが表示されます。その場合は、通常「コードをスキャンできない場合」といったボタンやリンクが併設されているので、そこからシークレットキーを表示させましょう。
Authyではアカウントごとに色分けができ、6桁・7桁・8桁のコード形式から好みのものを選択することも可能です。
二要素認証はオンライン資産に追加のセキュリティ層をもたらす優れた手段ですが、決して万全ではありません。どのアプリを選ぶか決める前に、2FAアプリに関連するリスクについても理解しておくことをおすすめします。
ダウンロード: Authy(無料)
2. Step Two
Step Twoは、アプリとして考えられる限りシンプルな作りになっている点が最大の魅力です。利用を始める前にアカウント登録を行う必要もありません。
オンラインアカウントをStep Twoに追加する方法は、以下の2つです。
- 2FAを有効化したいアカウントのQRコードをスキャンする
- アカウントのシークレットキーなどの詳細情報を手動で入力する
アプリの設定項目は多くありませんが、必要な機能はきちんと揃っています。アカウントの手動並べ替えやアルファベット順ソートに対応しているほか、iCloudへのバックアップ機能も備えています。
一方で、インポート機能がないため、既存のデータが大量にある場合は移行が難しくなるのが弱点です。それでも、これから2FAを始める初心者にとっては十分に優れたMac向け認証アプリと言えます。他のアプリからデータを移行したい方は、リスト内の別の選択肢を検討してみてください。
ダウンロード: Step Two(無料)
3. Authenticator
厳密にはMacアプリではなくブラウザ拡張機能ですが、ぜひ紹介したいのが「Authenticator」です。オープンソースのChrome拡張機能で、オフライン環境でも動作します。
他の多くの認証アプリと同様に、QRコードのスキャンまたはシークレットキーの手動入力によって2FAアカウントを追加できます。デフォルトの方式はQRコードスキャンです。
拡張機能をインストールしたら、ツールバーのボタンをクリックし、表示されたポップアップ内のScan QR codeボタンを押します。事前にQRコードが表示されたWebページをバックグラウンドで開いておくのを忘れずに。
QRコードではなくシークレットキーを使いたい場合は、Scan QR codeボタンの横にある編集ボタン(鉛筆アイコン)をクリックし、次に大きなプラス(+)ボタンを押すと、目的のManual Entry(手動入力)オプションが現れます。
AuthenticatorにはFirefox版とMicrosoft Edge版も用意されています。Safari向けの類似拡張機能がないのは惜しいところです。
ダウンロード: Authenticator(無料)
4. Secrets
近年は、パスワード管理アプリが認証アプリの役割も兼ねるケースが増えています。Secretsもその一つで、2FAコードの設定がとても簡単に行えます。
Secretsに2FAアカウントを追加するには、まずファイル > 新規項目またはファイル > 新規 > ログインから、該当アカウントのパスワードエントリを作成します。続いてエントリのワンタイムパスワード(OTP)フィールドにあるQRコードスキャナーアイコンをクリックすると、Safariなど開いているブラウザのアクティブなタブ上のQRコードを自動的にキャプチャできます。
完了ボタンを押してパスワードエントリを保存すれば、以降は新しいOTPが定期的にワンタイムパスワードフィールドに表示されるようになります。
(複数のブラウザで、それぞれ異なるアカウントのQRコードが表示されたタブを開いていると、Secretsは最初に開いたタブのコードを取得するため、混乱のもとになりかねません。作業中はタブを整理しておきましょう。)
すでにSecretsで作成済みのパスワードに2FA設定を追加したい場合は、エントリの編集ボタンをクリックしてQRコードを登録し、最後に完了ボタンを押して変更を保存してください。
なお、Setappのサブスクリプションに加入していれば、Secretsのプレミアム版を別途購入する必要はありません。
Macユーザーに人気の高いパスワード管理アプリ「1Password」も、TOTPの生成に対応しています。
ダウンロード: Secrets(無料、プレミアム版あり)
5. KeePassXC
オープンソースのソリューションをお探しなら、KeePassXCがおすすめです。こちらもパスワード管理アプリでありながら、macOS向けの2FAアプリとしても活躍します。
KeePassXCに2FAアカウントを追加する手順は、以下の通りです。
- Create new database(新規データベースを作成)を選択し、安全なマスターパスワードを設定してパスワードデータベースを作成します。(すでにKeePassXCをパスワードマネージャーとして使用している場合は、この手順は不要です)
- Entries > New entryから2FA対象アカウントのパスワードエントリを作成し、必要なログイン情報を入力します。
- OKボタンでエントリを保存し、続けてデータベースへの変更も保存します。
- 該当アカウントのコンテキストメニューからTOTP > Set up TOTPを選択します。
- オンラインアカウント側で生成されたQRコードをスキャンし、TOTP生成の許可を与えます。
2FAアカウントの登録が完了したら、コンテキストメニューのTOTP > Copy TOTPやTOTP > Show TOTPからワンタイムパスワードをいつでも取得できます。さらに、1Password、CSVファイル、KeePass 1からパスワードをインポートする機能も備えています。
ダウンロード: KeePassXC(無料)
セキュリティ対策をさらに強化しよう
インターネットの世界は泥棒やハッカーであふれており、2FAは自分自身を守るための最良の防御策です。Webアプリも便利ですが、専用のデスクトップアプリの方がより安心して使えます。Mac向けの認証アプリの選択肢は決して多くありませんが、このリストに挙げた5つのアプリは、いずれも実用性の高い信頼できる選択肢です。
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